正さん日記

世の中思いにつれて

困った日本維新の会。政治資金改革、自党の要求に自民党がゼロ回答

2024-06-12 15:16:57 | 政治

 衆議院で自民党の政治資金規正法改正案に賛成した日本維新の会は、同案の参議院審議で政策活動費をチェックする「第三者機関」の設置について岸田文雄首相に具体案を出すよう食い下がったが、結局うやむやになっている。

 と思ったら今度はかつて維新が自民党に約束させていたという調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の改革に関し、自民党の浜田靖一国対委員長が「すぐに解決する話にはなっていない。日程的に厳しい」と述べ、今国会中に成案を得るのは困難との認識を示したことに対し約束違反だとして強く反発している。

 国会議員に月100万円支給される旧文通費は使途公開の必要がなく、維新は制度の見直しを主張してきた。岸田文雄首相は5月末、維新の馬場伸幸代表と会談し、使途公開と残金返納を義務付ける立法措置を講ずることで一致。これを受け、維新は衆議院で政治資金規正法改正の自民修正案に活動費に領収書を10年後に公開する自党の案を飲ませたことと合わせ賛成した。

 馬場氏は記者団に「『うそつき内閣』と言っても過言ではない。約束を破るなら最大限の力で自民を攻撃する」と批判。参院で審議中の規正法改正案の採決で、反対も辞さない考えを示した。 

 維新は、自党が自民党に飲ませた10年先に領収書を公開する案の評判が馬鹿悪いため、何とか正当感のありそうな「第三者機関」を置くこと。加えて旧文通費の改革について急遽持ち出しているが、自民党は直ぐにやりようがなくゼロ回答になっている。

 むしろ維新の方があたふたしている感じに見える。どうする維新の会というところか。「関連:6月11日

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