日本時間の昨日、南部ジョージア州アトランタで10時から90分に亘り11月アメリカ大統領選挙の勝敗に影響大のバイデン大統領と、トランプ前大統領との1対1のテレビ討論が行われた。
テレビ討論は、今回ともう一度9月10日には、民主党、共和党の正式な大統領候補として再度相まみえることになっている。
今回CNNが主催したテレビ討論は、アメリカ全土で9000万人の人が聴取するというもので、大統領に相応しい人柄や健康、政策などを有権者が評価し、選挙の投票に繋げるという重大事だ。
この二人は、4年前にも激突したが、特にトランプ氏が相手の発言をやじで遮るなど、政策そっちののしりあいを演じるという無様な内容だった。
そのため、今回はバイデン氏からの要望で、会場は無観客とし相手が話をしている間は、他の候補はマイクを遮断するという形を取った。
しかし、それでも双方が相手に対し罵詈雑言を投げかけたことは以前の時と変わりなかったようだ。
結果は、バイデン氏の衰えが際立ち、トランプ氏がいつものように質問をはぐらかすなど悪い癖がでていたが、主催側のCNNの調査ではバイデン候補33%、トランプ候補67%とトランプ氏がバイデン氏を凌いだ。
討論会の結果に愕然とした民主党内でバイデン氏に代わる候補者を見つけるという話も出ているようだが、当のバイデン大統領は、今日、風邪を引いていたので思うように振舞えなかったと吐露、自身、4年間、大統領を務める能力に問題がないことを強調した。
バイデン氏は、次の9月10日の2回目討論会で起死回生のディベートに臨む覚悟のようだ。「関連:5月31日」
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