正さん日記

世の中思いにつれて

家庭内感染増、ホテルなどの施設療養とPCR検査増強を。沖縄には早急な支援体制を

2020-08-07 10:40:04 | 政治

 盆休みが近づいてきたが、JR新幹線の予約状況は20%程度で、これから推測すると世論調査で66%が帰省を自粛すると答えていることが裏付けられる。

 このような警戒感を強めている主たる理由として、感染の地方への拡散、家庭内感染の増大などが上げられるが、このところ家庭内感染がじわじわ増え、夜の繁華街の感染者数を上回っている。

 家庭内感染については、既に陽性となった感染者が家庭療養をしている間に家族にうつす場合と、無症状の感染者が家族にうつす形とに分けられる。

 後者については、無症状なので当然PCR検査などは受けていないだろうから、どうしょうもないとも言えるが、前者については、感染者をホテルなどへ隔離すれば家族にうつす可能性は低くなる。

 確か、一時期は、家庭内療養は避け、自治体が借り上げたホテルなどの宿泊施設に隔離療養をすることになっていたと思うが、感染者が急増したためか、自治体が借り上げを節約したか、或いは、施設そのものが見つからないは分からないが、一部の軽症者については今の自宅療養の形になっている。

 これでは、家庭内感染が増えることは必然的であり、幾ら、家庭内で3蜜や、飛沫が飛ばないようにするとか、ドアは常に消毒を怠らないようにするなど望んでもとても無理であろう。

 従って、家庭内感染は、増えるべくして増えている感じで、これを減少させるためには、軽度感染者は総てホテルなどの施設療養、無症状者は、すべからくPCR検査を行って早期発見をするしか方法はないだろう。

 家庭内感染の他に、最近の感染状況で目立つのは東京以外に大阪、愛知、福岡など地方の大都市が、一時の東京並みの感染者数を数えていることだ。

 さらに問題なのは、沖縄で激増し、病床数を大幅に超え医療崩壊の危機に瀕している。その主な要因はやっぱり心配していた通りGOTOキャンペーンで沖縄を訪れる観光客が増えたことが感染拡大に繋がっているようだ。

 玉城デニー沖縄県知事の懸命な訴えに対し、菅義偉官房長官は「沖縄には前から病床数を増やすように言っている」と冷たく突き放した。

 政府の立場は、急遽支援しなければならない状況の中で、どのような具体的な方策を講ずるかである。GOTOキャンペーンを推進した責任もあり、早急に沖縄の事態に対応しなければならない。「関連:8月4日

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