正さん日記

世の中思いにつれて

お盆の帰省、帰らない予定が66%、政府は帰省の是非に歯切れ悪い発信

2020-08-04 10:33:19 | 政治

 新型コロナウイルスの感染拡大の中で、お盆の帰省について、行くつもりが14%、行かないが66%、思案中が20%となっており、コロナ拡大の事態について国民の警戒心は高まっている。

 新型コロナ感染が、全国に広がってきたため、各知事も盆帰省についてさまざまに発信しているが、総じて慎重派が多い感じだ。

 その中で、舵取りの政府は、安部晋三首相の影が薄く、最近、正面に出てきた感じの菅義偉官房長官は、お盆の帰省に関し「国として県をまたぐ移動を一律に控えてくださいと言っているわけではない」と述べ、いつものように責任回避的な言葉ながら、一律に自粛を求める考えがないことを表明した。

 政府のコロナ対策の一方の旗頭の西村康稔経済再生担当相は、昨日、「慎重に考えないといけない」と注意を喚起したように思われる言葉を発したが、菅官房長官の発言はこれを軌道修正した格好だ。

 国民からするとどちらの言葉に従った方が良いのか迷うところだが、煎じ詰めれば, 菅氏、西村氏の発言は国民に自己責任で動いて欲しいと言っているようなものだ。

 最も、GOTOキャンペーンは、東京を除き国民に自由に動いて欲しいと言っているようなものなので、今さら「お盆だけは別ですよ」とは言えない。

 西村氏は、「家族が集まるとじいちゃん、ばあさんを含めて家族で食事をするとどうしても飛沫が飛ぶ」と言って注意を促しているが、GOTOでもホテルや旅館で家族が会食するだろうから家庭での家族団らんとそんなに変わりはない。

 国民の前には出ない安倍晋三首相は、最近、顎まで隠れる大きな布マスクに変えたようだが、3日の政府与党連絡会議で、コロナ感染者の重症者数に関し「一進一退の状況だ。都道府県と連携して検査態勢を強化し、陽性者の早期発見、早期治療を進める」と通り一遍のことばで政府の対応を強調した。「関連:8月3日

 

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