正さん日記

世の中思いにつれて

照ノ富士、30場所ぶり2度目の優勝、序2段転落から努力のカムバック

2020-08-03 11:01:52 | スポーツ

 昨日、大相撲7月場所千秋楽、注目された東前頭17枚目の照ノ富士が、関脇御嶽海に快勝13勝2敗で5年30場所ぶり2度目の優勝を決めた。

 この対戦で御嶽海が勝つと、結びの一番新大関朝乃山対関脇正代の勝者による三つ巴の優勝決定戦に持ち込まれるところだったが、元大関照ノ富士が正に大関相撲で御嶽海を圧倒、優勝を決めた。

 照ノ富士は。怪我と病気で連続9場所休場し、序二段まで陥落したが、怪我と病気を克服、今場所幕内に戻り連日好調な土俵を務めていたが、昨日14日目正代に完敗したものの、朝乃山が照ノ富士の弟弟子照強の足取りで破れ再度トップに立った。

 30場所ぶりの賜杯は、元関脇・琴錦の持つ43場所(91年秋、98年九州場所)に次ぐ、史上2位のブランク優勝。

 大関経験者の関脇以下での優勝は、76年秋場所の魁傑(当時・西前頭4枚目)以来44場所ぶり、昭和以降2人目。

 再入幕、幕尻優勝はともに今年初場所の徳勝龍以来3人目となった。

 新大関朝乃山は、7月場所最後の土俵で正代に完勝、優勝を逃したものの12勝3敗の合格点で新大関の場所を無事務めた。「関連:8月1日

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臨時国会、直ぐに開催を。新型コロナ感染拡大対策など緊急の審議事項多数

2020-08-03 10:13:29 | 政治

 新型コロナウイルスは、東京を中心に連日感染者数が更新されるという厳しい事態を迎えている。

 東京、大阪、愛知、沖縄など各知事が懸命に対応している中で、安倍晋三政権の動きが良く見えない。

 見えないどころか、GOTOキャンペーンだけは、内容が明確でない割に宣伝が先走り、国民は、県境を越えて旅行に出かけるか、それとも知事らの訴えにより、家で静かに過ごさなければならないのか判断に戸惑っている。

 しかし、医療関係者の多くは現状から感染爆発にならないか。感染者の激増から近い将来に医療崩壊の危機が到来しないか危機感を強めている。

 東京都の尾崎治夫会長は、PCR検査の拡充などについて、新型コロナウイルス特措法の改正が必要だと述べ、そのためにも臨時国会の召集を望みたいと訴えた。

 臨時国会については、野党4党も与党に対し、憲法53条による召集を申し入れているが、自民党・政府は現段階で応じていない。

 本来、通常国会は、新型コロナウイルス流行が止まらない情勢の中で、野党の要求を素直に受けて延長すべきだったと思うが、政府・与党は会期末の6月17日にさっさと閉会してしまった。

 その後、感染拡大、GOTOキャンペーンなどで閉会中審査を行ってはいるが、法改正が伴う議案については、役に立たない。

 政府が臨時国会開催を渋るのは、この中でアベノマスク問題やPCR検査の遅れ、持続化給付金、GOTOキャンペーンの民間委託事業の不具合などを指摘される恐れがあるからだ。

 安倍政権は、3年前にも野党が、森友学園・加計学園を巡る問題を審議するため憲法53条による臨時国会召集を要求したが、これを無視して、98日後にようやく開催したものの、審議に入る前の冒頭、衆院を解散した。

 これについて那覇地裁は、安倍内閣の対応が違憲か否かの結論は出さなかった一方、内閣は召集する法的義務を負う、との判断を示している。

 安倍内閣は、本当にコロナ対策、経済対策のやる気を示すためにも、本来は自ら進んで臨時国会を召集すべきだろう。

 この際。野党4党はもとより、東京都医師会会長の訴えにも即刻応え、速やかに臨時国会を召集しなければならない。「関連:6月18日」「2017年6月22日

 

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