正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

牛乳について考えるー牛乳離れが起きている

2009-04-10 | Weblog
 2009.4.10讀賣新聞の朝刊に「牛乳離れに歯止めを」ー出張乳絞り体験 好評ーと言うタイトルで記事があった。
 
 学校給食で強制的に牛乳を飲むことを習慣化させている中、食事ガイドマップで、或いは食育で摂取するように指導している中、栄養大学等で指導し、栄養士を指導している中、保健所で幼児の食事から乳製品と小麦粉食品を指導している中、牛乳はカルシウム・脂肪・その他栄養が豊富にある中、どうして牛乳の消費が減少するのでしょうか。と思います。ここまで書いたときテレビで「お腹ごろごろしている人も飲めるメグミルク」って宣伝していました。牛乳ってお腹ごろごろすると言うことを認めているんですね。
 牛乳の良さもあるでしょうが、問題点もあるんです。


 日本では「牛乳離れが進んでいる」ということです。何故牛乳離れなのでしょうか?
 ブログでざーっと調査すると、
①学校給食対象児童の減少、
②高校生になったら牛乳を飲まなくなる、
③他に飲み物が沢山ある、
等の原因が出てきました。

 私は牛乳生産者に言いたい。
 牛乳過剰と騒がないでください。需要調査をして消費減少の見込みを把握して下さい。それに合わせて生産調整をすべきではないでしょうか。会社や指導者の言うことを聞いてはいけません。事業は自分の頭で考えるべきです。牛乳は草原地帯の地域での、穀類が生産できない地域での食料です。草を肉や牛乳に変えてこれを食事にする食事法です。お米がどんどん食べられる国民はお米を食べるのが食事の原則なのです。日本では牛乳には未来は望めないと考えます。
バターやチーズも脂肪が多く、飽和脂肪酸が多く、アメリカでは消費減少を指導している食品です。
 私は、日本は牛乳を飲むことは正しいとは考えられないのです。正しい食事を考える会としては認められないのです。ですから消費が減少しているのです。
つまり、消費者は正しく行動しその投票券(お金)を使いだしたと考えます。減少するのは当然の姿なのです。牛乳を飲むことは正しくないと言うことを肌で感じているのです。

 何故こうなったのか、そこには行政のミスリードがあるのです。食の欧米化が正しいと考えた役所、そして農業を畜産事業に導きました。多くの農業者が畜産事業に取り組んで多くの借金をして、事業の失敗をされたことと思います。
最初は、私も牛乳を飲めばスーパマンになれると思って毎日牛乳を飲んでいましたが、何故そう思ったのかは分かりませんが、それが正しくないことが分かったのです。逆に欧米食は欧米の病気を一緒に輸入したことを知りました。今や日本は食の欧米化の行き過ぎとなっていますがこれが止まりそうにないのです。アメリカではフードガイドピラミッドで肉乳製品は急く無く摂取するように指導してきましたが日本ではまだ牛乳をすすめているのです。逆に食事ガイドマップで小麦粉食品共々すすめているのです。今や日本とアメリカは逆転しているのです。
 
 今後、牛乳の良さと問題点を細かく考えてこのブログでメモしたいと思いますが、私が先の新聞記事で問題にしたいのは「「牛を運ぶのは大変だが、今後は中学校に体験会を持ちかけるなど、食育を通じた牛乳の普活動もひろげていきたい」と牧場経営会社の専務が話していたと言うことです。
 「食育」をこのように、悪用しようとしているのです。つまり良くない食品、問題食品を「食育」名の元に指導教育しようと言うことです。例えばかっぱえびせんを食育で学校に行って授業しているのです。いろんな所でこの悪用が行われています。
 牛乳の食育はいままでに十分なされたと考えます。
 このように、売れない食品が食育の名の元に宣伝をされるところが、日本の「食事ガイドマップ」の問題なところです。牛乳の摂取を減しなさいという指導をすべき時期に来ているのです。庶民は勉強してそう言う行動を起こしているのです。だが、役所か今後永久にそう言うことは言わないと思います。

 私は日本人が牛乳を飲むのは問題であると考えます。その問題食を学校給食で強制的に飲ませていることを問題にしたいと考えます。
 学校給食は完全米飯で牛乳は止めてみそ汁とすべきです。それが正しい食事に近づく道と考えます。
 
 


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1 コメント

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牛乳は不要と思います (匿名希望)
2015-01-04 22:41:39
数年前に掲載された記事に対するコメントで、大変恐縮ですが、牛乳に対するご意見、私も賛同致します。 

今日、下記のような記事が掲載されましたが、多くのコメントが、牛乳を絶対的に支持しており、新谷医師の「病気にならない生き方」を詐欺呼ばわりしている方も散見され、これが日本の現状なのだとがっかりしました。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150103-00010000-bjournal-bus_all

自分の近い親戚に、牛乳と乳製品を欠かさず数十年摂取し続けていた女性がいますが、骨粗しょう症、虫歯、ガン、アレルギー等、絶えず病気を繰り返していました。

この女性の近親者の女性は、従来の日本食が好みだったせいか、骨粗しょう症やガンは患わずに、他界しましたが、この事からも、牛乳の健康に対する影響は非常に大きいのではないかと思っています。

元々、日本人の身体は乳製品には適していないと言いますし、給食に牛乳を出して、将来病気になる子供を増やさないでほしいと願っていますが、畜産業や食品加工会社の圧力に対抗するのは並みではないのかもしれませんね。
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