正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

食事教育6-2.ー何時食べるのかー朝食が大切

2009-03-22 | Weblog
 食事教育6-1で1日3回に分けて食べることの大切さを書きました。その中で朝食が一番大切なのです。その理由を述べますと、人は眠っている間は身体のエネルギーの消費量は20%くらい減少しますが、脳は全然休んではいないのです。寝ていてもブドウ糖を消費しているのです。ですから夕食を食べてグリコーゲンを貯めていても、寝ている間に使ってしまっていますので、朝は肝臓のグリコーゲンはほとんど無くなってしまいます。その対策のブドウ糖作成もあります。糖新生といってブドウ糖を作りますがその量も限界があって、朝は肝臓のグリコーゲンが減って、血液中のブドウ糖(血糖)も非常に低下します。血糖は100㎎/dlよりやや多いくらいが脳に入りやすいのですが、70㎎/dlくらいになると、脳にブドウ糖が入りにくくなって、頭が働かないのです。こういう仕組みのなっていますので、朝ごはんを食べないで学校に行っても頭が働かないのです。仕事に入っても同じです。そういうことで学校の成績が上がったり仕事の能率が上がったりすることはありません。子供の学校の成績を上げたいなら、ご主人や自分の仕事の能率を上げて出世を願うなら、脳用のエネルギーの補給、朝食を食べる必要があるのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿