日本では戦後の50年以上にわたって栄養素主義による「六つの基礎食品」、「三色栄養運動」、「四群点数法」等の指導が栄養大学で教えられ、栄養士を先兵に熱心に指導されてきました。
この栄養素主義は、韓国では既に食品分割方式はやめて産物主義によるフードピラミッド方式の指導に切り替えていますし、ヨーロッパ各国でも既にフードピラミッドによる栄養指導が主流で、世界的に栄養素によって食品を分割してそれを満遍なく摂取すればいいという食品分割の栄養素主義の指導は問題があると言うことでやめているという現状に有ります。
日本も遅ればせながら05年6月、厚労省、農水省合同作成による産物主義によるフードピラミッド方式を採用し、独自性を出そうということで「こまの形」にして食事ガイドマップと言っていますが基本はフードガイドピラミッドと同じで、戦後の栄養指導の画期的転換と言えます。
(しかし栄養大学では今だに四群点数法という栄養素主義による食品分割方式の指導を熱心に続けています。ここで教育を受けた人達が栄養士になって日本の食生活を指導し、戦後の食の欧米化、牛乳を積極的に勧め、現代の食の問題を招いたと言えるのではないでしょうか。四群点数法はこれはどう考えてもおかしな栄養指導でなるべく早く見直すべきです。アメリカの肩を持ちすぎです。)
あなた達が指導してきた三色食品群、今後指導の手本とする食事ガイドマップでは穀物はごはん、パン、メン等は黄色でどれでも良いという指導になります。
これは正しいのでしょうか。
1.正しいという見解(私が考えた理由)
①日本の食はパン・メンの消費が多く、ごはん、パン、メンが主食は常識である。
②学校給食ではパン・メンが当初主食になった。今でも40%以上はパンメンが主食である。そう教育している。
③お米が不足した場合、小麦粉が必要になるのでその対策で必要である。
④穀物が高騰したら、昔みたいに米の裏作で小麦を生産主食として食べなければならない。
⑤国内で小麦、そばを生産している人もいる。
ということで、何の違和感も感じない、問題意識もないと言うことが言えます。
しかし、米と小麦は大違いで、小麦は間違いだと考えている人もいます。
2.問題であるという見解(私が考えた理由)
①日本人は米民族であり、日本の主食は米である。
②小麦は輸入品でアメリカの食料戦略せいで消費が増加しているが、正しい姿ではない。
③学校給食では当初米飯給食は週0日であったのが、現在3日になってきて、官房長官は5日の完全米飯給食もあるむね言及している。
④食料自給率を上げる観点からも米の消費の増加を目指すべきである。
⑤米は生産力があるがアメリカの小麦戦略と官僚のミスリードで消費が抑えられている。田んぼは休作しているものが多いので消費拡大を図るべきである。国力を増強する観点からも米の消費拡大を図るべきである。
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以上の通り見解が分かれるところですが、私は主食は「ごはん」としない食育は認められません。
地産地消、食料自給率向上、食の欧米化阻止、郷土料理の推進、栄養バランスの良い食事、日本の伝統文化の継承、田んぼは穀物生産施設であるこれは子孫に残すべきである。・・等々は「ごはんと一汁三菜」を食卓に取り戻すことからしか達成できないと考えます。
パン作り教室やメン作り教室は米という主食がなくなったとき考えればいいのです。しかもパンやメンで野菜や肉などがバランス良くとれるでしょうか。栄養バランスの良い食事はごはんを中心とした日本型食生活と言われています。
官僚よ、食育の定義もできない。食の欧米化を進めていると誤解されている、目的がぼやけた食育を行うようなことは止めるべきです。
日本ほど自分で考えない国はないのではないでしょうか。正しいことを、目的を明確に食育を進めるべきではないでしょうか。
現行は止めるべき食品業界が一生懸命に食育の名の元に宣伝をして、食の改悪化に向かう懸念もあります。
諸外国の食育を見ていて、子供向けのお菓子類の広告を止めさせていた。そう言うことも検討すべきと考えます。砂糖と脂肪は子供にとっては麻薬と同じです。
そう言う点で砂糖たっぷりの清涼飲料水の自動販売機も廃止すべきです。飲料水の自販機は我が家の半径100メートル範囲に5台もある。これはエコ対策上も検討すべきであると思います。
この栄養素主義は、韓国では既に食品分割方式はやめて産物主義によるフードピラミッド方式の指導に切り替えていますし、ヨーロッパ各国でも既にフードピラミッドによる栄養指導が主流で、世界的に栄養素によって食品を分割してそれを満遍なく摂取すればいいという食品分割の栄養素主義の指導は問題があると言うことでやめているという現状に有ります。
日本も遅ればせながら05年6月、厚労省、農水省合同作成による産物主義によるフードピラミッド方式を採用し、独自性を出そうということで「こまの形」にして食事ガイドマップと言っていますが基本はフードガイドピラミッドと同じで、戦後の栄養指導の画期的転換と言えます。
(しかし栄養大学では今だに四群点数法という栄養素主義による食品分割方式の指導を熱心に続けています。ここで教育を受けた人達が栄養士になって日本の食生活を指導し、戦後の食の欧米化、牛乳を積極的に勧め、現代の食の問題を招いたと言えるのではないでしょうか。四群点数法はこれはどう考えてもおかしな栄養指導でなるべく早く見直すべきです。アメリカの肩を持ちすぎです。)
あなた達が指導してきた三色食品群、今後指導の手本とする食事ガイドマップでは穀物はごはん、パン、メン等は黄色でどれでも良いという指導になります。
これは正しいのでしょうか。
1.正しいという見解(私が考えた理由)
①日本の食はパン・メンの消費が多く、ごはん、パン、メンが主食は常識である。
②学校給食ではパン・メンが当初主食になった。今でも40%以上はパンメンが主食である。そう教育している。
③お米が不足した場合、小麦粉が必要になるのでその対策で必要である。
④穀物が高騰したら、昔みたいに米の裏作で小麦を生産主食として食べなければならない。
⑤国内で小麦、そばを生産している人もいる。
ということで、何の違和感も感じない、問題意識もないと言うことが言えます。
しかし、米と小麦は大違いで、小麦は間違いだと考えている人もいます。
2.問題であるという見解(私が考えた理由)
①日本人は米民族であり、日本の主食は米である。
②小麦は輸入品でアメリカの食料戦略せいで消費が増加しているが、正しい姿ではない。
③学校給食では当初米飯給食は週0日であったのが、現在3日になってきて、官房長官は5日の完全米飯給食もあるむね言及している。
④食料自給率を上げる観点からも米の消費の増加を目指すべきである。
⑤米は生産力があるがアメリカの小麦戦略と官僚のミスリードで消費が抑えられている。田んぼは休作しているものが多いので消費拡大を図るべきである。国力を増強する観点からも米の消費拡大を図るべきである。
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以上の通り見解が分かれるところですが、私は主食は「ごはん」としない食育は認められません。
地産地消、食料自給率向上、食の欧米化阻止、郷土料理の推進、栄養バランスの良い食事、日本の伝統文化の継承、田んぼは穀物生産施設であるこれは子孫に残すべきである。・・等々は「ごはんと一汁三菜」を食卓に取り戻すことからしか達成できないと考えます。
パン作り教室やメン作り教室は米という主食がなくなったとき考えればいいのです。しかもパンやメンで野菜や肉などがバランス良くとれるでしょうか。栄養バランスの良い食事はごはんを中心とした日本型食生活と言われています。
官僚よ、食育の定義もできない。食の欧米化を進めていると誤解されている、目的がぼやけた食育を行うようなことは止めるべきです。
日本ほど自分で考えない国はないのではないでしょうか。正しいことを、目的を明確に食育を進めるべきではないでしょうか。
現行は止めるべき食品業界が一生懸命に食育の名の元に宣伝をして、食の改悪化に向かう懸念もあります。
諸外国の食育を見ていて、子供向けのお菓子類の広告を止めさせていた。そう言うことも検討すべきと考えます。砂糖と脂肪は子供にとっては麻薬と同じです。
そう言う点で砂糖たっぷりの清涼飲料水の自動販売機も廃止すべきです。飲料水の自販機は我が家の半径100メートル範囲に5台もある。これはエコ対策上も検討すべきであると思います。
日本人は米民族だとおっしゃいますが、それは歴史的には最近のことです。昔は税として徴収されるほど貴重なもので、普段から米を食べていたわけではありません。
日本型の食事とは、日本の食事内容における糖質、脂質、蛋白質のバランスのことを言い、けっして食材のことを言っているのではありません。
民族がどうであれ自給率がどうであれ、人間の体の仕組みは変わらないので、今の教え方のままでいいんじゃないでしょうか。