正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

バランスのとれた食事とは何か

2009-07-02 | Weblog
 「私たちが幸せな生活を営むためには、何よりもまず健康でなければなりません。

では、健康の基本は何かといえば、正しい食習慣・バランスのとれた食事からなる毎日の食生活です。 ”私達の健康は私達の手で”を合言葉に、健康の基本である食生活の改善を主なテーマとして活動しているのが『①』です。① は、まず我が家の食卓を健康なものにし、さらには地域のみんなにも正しい食習慣が定着することを目指し、ボランティア活動を続けています。」

 これは或る財団法人の指導団体の活動説明文で、これについておかしいところは無いように見えます。それが問題があるのです。もし、素直な人だったらつい騙されてしまうと考えられます。何処が問題なのでしょうか。

「 第47回高校生による食生活改善研究活動
 今年度、第47回目を迎えた「高校生による食生活改善研究活動」が始まりました。
北は青森県から南は福岡県の高校が参加します。
皆様、どうぞ研究活動にご協力、ご支援をお願いいたします。
課題
米、小麦粉、マーガリン、植物油、牛乳(乳製品)、ヨーグルト(発酵乳)」
どうです、これを勧めるのが正しい食生活と考えている団体です。これは食の欧米化以外の何物でもありません。そしてそれはアメリカの食品の輸入につながるもので、アメリカの輸入に貢献する活動をしている団体、資金も多額助成を受けました、私が言うCIAの一味と考えられる団体です。あのキッチンカーを運営した団体です。

「幸せな生活のためには健康が大切」ここは良いでしょう。
「健康のためには”正しい食習慣・バランスのとれた食事からなる毎日の食生活”」と言っていますが、ここが一見正しそうに見えるのです。
しかし「正しい食習慣・バランスのとれた食事」とはでしょう。何が正しい食事なのか、バランスのとれた食事とはどんなものか、と言うことです。

あたかも自分は正しいという先入観を植え付けて、自説に導こうという進め方なのです。

上記の①は「食生活改善推進員(愛称・ヘルスメイト)」のことです。

栄養改善普及運動の歩み
の標榜次項
昭和26年
○献立をたてることを各家庭で実行しましょう。
○偏らない食習慣を、子どもに身につけさせましょう。
○赤ちゃんの栄養はお母さんの栄養から。
○食生活の封建制をとりのぞきましょう。
昭和27年
○粉食をもっととりましょう。
○合理的な食生活を実行しましょう。
昭和28年
○1日1回粉食を。
○もう1匙の油を。利用しましょう保健所の栄養相談を。
○つり合いのとれた栄養を。
昭和29年
○つり合いのとれた栄養を。
○粉食をもっととりましょう。
○食生活の合理化はこんだてから。
昭和30年
○健康の近道は粉食から。
○虚弱な身体は偏食から。
○特殊栄養食品を利用しましょう。
○楽しい家庭は合理的な献立から。
昭和31年
○健康の近道は正しい食生活から。
○つり合いのとれた栄養を。
○1日1回粉食を。
昭和32年
○あすの健康はよい食べ物から。
○きょうの献立はおいしい粉食(1日1回粉食を)
○栄養の相談は保健所へ。
○新生活は食生活の改善から(長寿は正しい栄養から)
(厚生省栄養課)

これは粉食奨励で、油の奨励で、食の欧米化の奨励です。それが「正しい食生活」で「バランスのとれた食事」なのでしょうか?。
大磯敏雄氏が考えた粉食奨励が未だに行われています。

 この栄養指導を高校生を巻き込んでやっているのです。多分税金をつぎ込んでやっているのです。

おかしいと思いませんか。
国民が声を出して糾弾すべきと考えます。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿