母の病院へ付き添っている目的は医師の話を母に代わって聞くことです。
耳が遠いのと会話を理解する能力が低下してるのが原因です。
週に一度の通院日は必ず補聴器を着けろ!と私も兄も怒鳴りつけるのです。
母はシーメンス社製の40万円もする補聴器を所有しているのですからね。
シルバーカーを押しながら近くの「眼鏡市場」で電池交換したばかりの補聴器が
次の週には電池切れで聴こえなくなるというので病院の帰りに「眼鏡市場」へ行きました。
聴力検査をしてる間に私はカタログを眺めていたが100万円を超える高級品まである。
私が探しているのはもっと安くて大きい昔ながらの補聴器です。
コンビニでも買えるボタン電池使用で長時間使える製品です。
ここで買った補聴器の電池の寿命は150時間、6日で交換が必要でした。
米粒大の専用電池使用で電源スイッチもなく電池を抜かないと次の通院時には聴こえない。
帰宅後ネットで調べたら国産のオムロンがありました。
価格も0が一つ減る安さです。
電池の寿命は似たり寄ったりなのでポケット型が理想。
単4電池使用で電源スイッチと音量ボリュームも調整できます。
¥29,800という価格を考えたらこれでも十分なのでは?
お得意さんの社長もシーメンス社製の補聴器を所有しながら利用しない理由は同じだと思う。
子供たちが利用状況や電池の寿命まで考えて製品選びをしてなかったのでしょう。
耳が遠いと親戚が集まった時でも会話の輪に入れず孤独です。
これがきっかけで認知症の発症が早まることもあるそうです。
携帯電話を使いこなせなかった母に高性能な補聴器は不要なのです。