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しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

痴話喧嘩

2015-09-21 10:16:45 | 日記
周囲からすればどうでもいいような内容で喧嘩をしてる。

事故死した猫のプルのお骨は合同埋葬する手配を終えて帰宅。

火葬が終わって体のお骨は合同埋葬され、頭のお骨は小さな骨壷に入れられ

祭壇の前に49日間祀られてから埋葬される。

その頭のお骨だけでも身近に置いておきたいからと契約変更。

ペット霊園への連絡も私が行った。

朝風呂に入ったのに昼過ぎにも叉、風呂に入るからそれに予定を合わせる。

昨晩からずーっとKちゃんを気遣い、黙々とこなす私に

「元、飼い主でしょ?」と片付けられた。

再び霊園に向かう車中で始まったホステスとしての話。

元彼の興味はママよりもKちゃんの方が強いとか延々と続き

私は大声でブチキレた。

お金は出すが契約者の名前はKちゃんに変更した。

小さな骨壷を手に地元へ帰ってきた時に

「あっ、Nさんに見られたら何か言われそうで嫌だな」とポツリ。

私の車に乗っているところを見られるのがそんなに嫌なのか???

二人の関係って一体、何なのだろうか?

「プルの為に昨夜からずーっと頑張っているのに…

お金も全て出しているし寝不足のまま車で走り続け

1匹の猫の為にここまでする男って他に居るの?」

この春から毎月、猫活動資金として10万円を渡しているのに

7月からホステスのバイトを始めた。

羽振りの良い客の収入を聞いてビックリしたことも聞かされたが

少ない収入の私が蓄えを崩して工面した猫資金も

最近では当たり前に受け取り、足りないと催促される。

「ホステスのバイトを始めたら別れると言った意味、分かる?」

もう一度聞いてみた。

「だから~昨夜でバイトは辞めたと言ったでしょ!」

「それは一時的な感情からだよ。言うことがコロコロと変わるしね」

「酷いよ、一番大切なプルを失い悲しんでいるのに…」

「だから、自分だって黙々と動いていたじゃないか!

くだらない元彼の話をし始めて口火を切ったのはKちゃんでしょ?」

「もう、帰ろう。今日はお互いに疲れ切っているからね」

「うんそうしよう。しばらく会わない方が良いみたいだし」


感情を押し殺し、黙々と葬送の手配までしてたのに

ペット霊園に続けて2度も行かなければならず

しかも2度とも行きの車中で元彼の話をしてたKちゃんに

私も堪えていたものが抑えきれずに爆発した。


まるでよその男と密会中に子供を死なせてしまった母親のようだ。

バイトを辞めると言い出したのもそんな後ろめたさがあったからだろう。

起きてしまった事を責めるつもりはない。

言い訳みたいな言葉は慎むべきなんだ。

それがプルちゃんの供養になるはず。

二人の関係にも少し冷却期間が必要なのかも知れません。。。



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プル 旅立つ

2015-09-21 00:10:20 | 
土曜日の夜はKちゃんのバイトがあった。

自転車で5分も掛からない距離なんだけど

深夜の1時に迎えに来て!と頼まれていた。

先週は疲れて寝てしまい、今週こそ約束を守る男に!

でも仕事が忙しかったので疲れがドッと出てしまって眠いのだ。

夜の11時半、1時間ほど酒を飲むつもりで自転車で店に向かった。


走り始めてすぐに道路端に若い男女がしゃがみこみ

スマホの明かりで何かを照らしてる。

「猫ですか?」

「えぇ、車に撥ねられたみたいでどうしたら良いのか…」

おまわりさんも連絡を受けて駆けつけた。

横になっている猫の尻尾に特徴がありすぐに気が付いた。

「プルちゃんだよね?」

口や鼻から出血があり脱糞して体も汚れて分かりにくいけど間違いない。

警官から「飼い主さん、知ってますか?」

「ハイ、すぐに連絡して病院へ連れて行きます」

おまわりさんが用意した段ボール箱をもらいプルを入れてKちゃんへ連絡。

「プル!死んじゃだめだよ!」取り乱したKちゃんを落ち着かせてから

発見者の若者とおまわりさんにお礼を述べてから

掛かり付けの獣医さんへ連絡し、夜間救急動物病院を教えていただくつもりが

「あそこに連れて行ったら幾ら請求されるか分からない。

私も急いで支度をして病院へ向かうから連れて来て下さい!」

駐車場へ車を取りに行き、Kちゃんとプルを乗せて病院へ。


診察が始まる。

頭蓋骨骨折で左目の瞳孔が開いてます。

でも必死に動こうとする体力が残っているから持ちこたえてくれそう。

痛み止め、抗生物質、止血剤と注射をして全身くまなく調べてくれた。

緊急入院となり翌日、病院へ行くことにして帰宅。

翌朝、携帯が鳴り、Kちゃんだな?と思ったら

動物病院名が表示されてプルちゃんが死んでしまったと悟る。


Kちゃんの家に電話。母親が出る。彼女は入浴中とのこと。

「これからプルを迎えに行くので支度をするように言ってください」

Kちゃん母娘は一睡もしてないそう。

「亡きがらをどうするか考えてね。車の中で待っているから」

この時期は遺体の傷み具合も早いから病院にお願いするのが一番だが

Kちゃんの希望でペット霊園で火葬してもらうことに。

高速道路で2つ目のICで下りて、市川市高谷(こうや)にある霊園で手続き。

合同火葬・合同墓地への埋葬、一番安いプランでも\16,200(税込)

帰宅後に「やっぱりプルの骨を側に置きたい」と言い始めて

差額分\10,800を支払い骨壷を引き取りに行く。


プルちゃんは元うちの猫でした。

ピカチューみたいな稲妻尻尾から「いなちょ」と名付けて鳥を捕まえる名手でした。

避妊手術を終えて帰宅したその日に行方不明に。

会社の周辺で何度か見かけたが保護出来ずに終わる。

あれから4年、Kちゃんの家で飼われているプルちゃんの特徴が

あまりにもいなちょに似ているので確認したところ再会出来たのです。

喧嘩ばかりのKちゃんと深く結びつけてくれていたプルの死。

ペット霊園に向かう車中で昨夜のバイトの話が始まって

お店に元彼が来店して接客した事を楽しそうに語った。

お骨を引き取りに向かう車中では元彼がKちゃんの手を握り

盛んに自分の方へ引き寄せたとジェスチャーを交えて説明するから

私も大声になる。

「ホステスのバイトをするなら別れるって言ったのは

そういうことを平気でするからなんだよ!

しかも、一番会って欲しく無い元彼じゃないかっ!」

Kちゃんの行動は罰あたりなんだと思う。

二人を繋ぐプルちゃんが犠牲になって可哀想だよ。。。

また、ギクシャクしてきた。

今度ばかりはそう簡単には許せない気がする。

「昨夜からパニックになってるKちゃんを落ち着かせ

こんなにもプルとKちゃんの為に頑張っているんだよ。

お金も全て出してるし何とも思わないの?

しかも元彼の話までする始末だし…」

コメント (6)
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