DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

「はんざつ」「みぞうゆう」「ふしゅう」

2008-11-30 | 寄り道/COFFEE BREAK
2008年ユーキャン新語・流行語大賞の候補語

って、もう明日発表だけど;;;。

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ねじれ国会  糖質ゼロ  サブプライム  ミシュラン  オワンクラゲ  キターー!!  あげあげ  姫電  せんとくん/まんとくん  グ~!  アキバ系  ローゼン麻生  ポ~ニョ、ポニョポニョ、さかなの子~♪  メーク・レジェンド  千年紀(源氏物語千年紀)  おなごの道は一本道にございます。  オネエマン(ズ)  言うよね?  霞ヶ関埋蔵金  朝バナナ  蟹工/蟹工船  エア芸  婚活  カレセン  くいだおれ太郎   おバカキャラ  世界のナベアツ  ホームレス中学生/解散!  私もあなたの作品の一つです  これでいいのだ  キモティー  屁の突っ張りでもないですから  アラフォー  居酒屋タクシー  一斉休漁  ゲリラ豪雨  汚染米/事故米  名ばかり管理職  チョリ~ッス  後期高齢者  サイバンインコ  ゆるキャラ  再発防止検討委員会  毒入りギョーザ  チェンジ(CHANGE)  あなたとは違うんです  メタミドホス  ロスジェネ(宣言)  ゆとり世代/脱ゆとり教育  ねんきん特別便  燃料サーチャージ  フィルタリング  上野の413球  よし、よし、よーし!  神様 仏様 上野様  ささやき女将(つぶやき女将)  ガソリン国会  暫定税率  フリーチベット  何も言えねー 
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なんか今回、全般に薄味な感じっすね。
・・・流行語どころか、聞いたことないのもあるし;;
で。・・・「ういっしゅ」は?

とりあえず、慌ただしく予想。

大賞:
●サブプライム

●せんとくん/まんとくん
●ささやき女将(つぶやき女将)
●フリーチベット
●名ばかり管理職
●ポ~ニョ、ポニョポニョ、さかなの子~♪
●メタミドホス
●朝バナナ
●あなたとは違うんです
●私もあなたの作品の一つです


「せんとくん/まんとくん」か「ゆるキャラ」か?
インパクトからいえばやっぱりこっち?

「メタミドホス」か「毒入りギョウザ」か「汚染米/事故米か」?
毒入りギョウザは未解決だし、
メタミドホスは全部網羅しそうなのでこっちで。

お笑い系が1つもないのがちょい気になりますが・・・。

「何も言えねー」も好きだけど、北島くんは以前も出てるしなー、と。

でもって個人的には「私もあなたの作品の一つです」が
2008年度大賞です。


決戦(?)は明日!!


過去記事:

2007年ユーキャン新語流行語大賞発表
※6コ

新語・流行語大賞★格差社会におけるエロカワイイ品格=イナバウアー!
※4コ
 
想定内??
※2コ
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4 コメント

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二種類の流行語 (どや)
2008-12-02 13:46:43
個人的には、一年を一文字で斬ってみたり、流行語で振り返ってみるような安直な企画が嫌いなのですが、特に流行語に関しては、マスコミが連呼することで定着した流行語の寿命は非常に短く、反面若者の間に自然発生的に生まれた流行語的表現は、その後も長く定着し、日本語の中に組み入れられるケースが多いと見ています。

というのも、マスコミが連呼する用語は、すでに別の表現が存在する概念を表すのに、新たなコピー的な用語を当てはめて、繰り返し吹き込んでいるだけなのに対して、若者の間に広がる流行語は、既成の言葉では一発で表現できなかった、表現の隙間を埋めるような言葉が多いため、無理に吹き込まれなくとも、その言葉に対する需要はすでに存在しているからです。

「あやしい」も「ビミョー」も、それまで表現できなかったニュアンスを意味しているし、「こいつナニゲにテニスうまいぜ」と言った場合、「彼は年中テニスばかりやっているわけではなく、テニスがうまいような素振りを見せることもあまりないのに、実は結構うまい」と、客観視しつつ長所を賞賛するために多用されます。

オジサンたちの世代にはそういうニュアンスを表現する用語はないために、「こいつ顔に似合わずテニスうまいんだぜ」「顔に似合わずとはなんだよ」「ガッハッハッ」なんていう無意味なやり取りが必要で、若い世代はそれをダサいと思ったから、「ナニゲに」という用語が必要だったわけです。

その中で社会学的に重要だと思われるものに、「逆ギレ」という用語があり、それまでも逆ギレ、すなわち自分に非があるのを知りつつ、これを怒りを表すことでごまかしきってしまおうとするやり口なのですが、これを卑怯であると嫌悪する世代がこの言葉を使い始め、その世代からは逆ギレする人は減ったのですが、用語に馴染んでいない世代にはまだ逆ギレする人が見られます。

面倒なのは、最近はマスコミが、逆ギレをマスコミの取材や追究に対して怒りを示す人に使うようになったことで、どこまでも言葉を都合よく弄んでしまう姿勢には辟易とさせられます。
返信する
どや様 (NAL)
2008-12-02 22:36:28
昨日、30代と50代の同業者・男性とお茶したのですが
この話題について触れたところ、50代男性のほうが詳しく、
30代男性のほうは「・・・それってなんか意味あるんですかね?」な
ノリでした。

仕事柄、その年&その時々の流行語は必ずチェックしてはいますが
このユーキャンの賞は、完全にネタになっちゃった気がします。
選択基準も曖昧だし・・・ブログの「同感・共感」ネタとしても
旬はすぎた感じですね。
新入社員のタイプなんかもそうですが、案外ロングスパンで見ると
時系列化することにはそれなりに意味は感じるのですが。
(このあたり、パルコ出版のトレンド情報誌の『ACROSS』が
商売上手でしたです)

どや様のコメントは「流行語」考察という感じですねー。
そゆ言語学的アプローチも面白いっすね!

「顔に似合わず」みたいな表現って、再意味づけされて
全然違う意味になりそうな・・・
(そういえば大昔『悪魔の辞典』ってのが流行りましたにゃー

電車の中や茶店で耳にする若者トークは
OKなものと、そうでないものとの差が激しいっす。
あと、うちの息子のように素養がないヤツ(orz)が使い慣れずに
強引に使う誤用表現って、時々目が点どころか
頭が点になっちゃいます。
あ、そういえば今、そういうクイズ番組がありますねー
お馬鹿さと無知さを競うような・・・;;
仕込みにしても「オイオイ;;」な場合が多いのですが
妙に納得できる場合(解釈・意味付け)もあったりして;;

>その世代からは逆ギレする人は減った
そういうのって興味深いですね。
流布することで現象を変える、言霊を感じます。

いや、言葉って面白ういっしゅ。<オイ
(最近、やっとDAIGOの楽しみ方を取得しましたw
返信する
はじめに言葉ありき (どや)
2008-12-03 12:59:05
まさに、その言霊のことで、文学や哲学では「唯名論(ノミナリズム)」というらしいですが、名前がついて初めて概念が生まれたり、声に出すことで初めて意識が本質的なものになったりということらしいです。

唯名論に興味を持ったきっかけは、女性週刊誌が「嫁姑愛」という言葉を使い始めたことで、それまで考えられなかった概念に無理やり名前をつけても本質的なものになるものなのか、結果的には、いまだ女性週刊誌の域を出ていないようですが。


また、二種類の流行語を掘り下げますと、若者の間での符牒は一般化されるのを拒絶するのに対して、なるべく普遍的な言葉で表現したがる若者も多くいます。

実は、若者に限らず、マスコミ用語を含めた多くの業界用語が普遍性を拒絶しているため、いい年をしても業界を一歩出たらロクなことが言えないのが現状です。

反対に、業界用語で生きている限りは、一般的な用語は外国語のように聞こえてしまうので、たとえば社会がどれだけ社会保険庁を批判しても、彼らの文化体系には響かないのかもしれません。

谷崎潤一郎は、同じ意味ならなるべく古い言葉を使うほうがカッコいいとゆってましたが、古い言葉ほどシンプルで普遍性が高く、含蓄があって洗練されているものですから、そういう訓練を積んでおくと表現力が豊かになるように思われます。

個人的には、マスコミが使う業界用語はなるべく使わずに、古い言葉で表現したいと心がけているのですが、うまくは行っていません。
返信する
どや様 (NAL)
2008-12-04 00:16:49
「あやかし」や「恐怖」に名前をつけることで妖怪の形として現し、、
憑き物として落とす、それが陰陽師の仕事、
ということを教えてくれたのが京極夏彦氏ですが、
彼の語る妖怪は「唯名論(ノミナリズム)」の代表例かもしれませんね。

私自身はマーケティング業界などと言う、
マスコミに近い業界に長らくいるために
業界用語には(よくも悪くも)さほど違和感ない部分がありますが
(正直言いまして、キーワードなりコンセプトなりを
作る側だったりもするゆえに;;)
確かに業界用語が作る「結界」は(よくも悪くも)あるかもしれませんね。
ただ、時としてその結界が(効率面含め)必要な場合もあって
(学術用語などもそうではないかな、と思うのですが)、
立ち位置の違い=「時と場合」の影響は
少なからずあるのかも、とも思うわけでした。

業界用語と一般的な用語、
どちらもわかって使いこなせれば一番いいようにも感じますが
なかなかそれも難しいことでしょうね。

>たとえば社会がどれだけ社会保険庁を批判しても、彼らの文化体系には響かないのかもしれません。
確かにー。とめっちゃ納得です。
いろんなビジネスで「際」を行き来できるスキルが重宝されるのは
そのためでしょうね。

そして、文化体系に響く・響かないは、個人レベルで感じます。ブログをやってる理由の1つは、そういう異なる文化体系に出会える機会という部分も大きいです。

谷崎氏は好きな作家ですが(「陰影礼賛」は時々読み直す愛読書です♪)
「同じ意味ならなるべく古い言葉を使うほうがカッコいい」
というのは、知りませんでしたー。
案外、新しい表現(あくまで私から見てですが)を使ってたように思う氏の言葉としては
興味深いですね。
「カッコいい」というのが肝なのかも?

言葉はヒトの「間」にあったり、先に発せられたり、後から付いてきたりするもので
どこで使うかで、また見え方・感じ方が違ってくる気もします。
言葉についての考察をそれぞれがそれぞれの言葉で語る、
それをそれぞれがそれぞれの言葉で解釈する、
その間にまた少しずつ意味は変化する、
そういう「言葉」の特性がどこまでも面白いと感じまういっしゅ♪
返信する

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