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私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

FREE TIBET!★記事&サイトご紹介

2008-05-05 | NEWS/TREND
個人として、フリーチベットを支持してはいますが、
正直、世界各地での聖火リレーへの妨害活動や、
長野での抗議活動に、なんとなく違和感と胡散臭さを感じていました。
(聖火リレー妨害賛同派ブログで、反中感情を煽る表現に多く出会ったことも一因です。
そういう方が実際に長野での抗議活動に参加されたかどうかは不明ですが)

本来は日本の国旗と五輪の国旗がふられるはずの沿道で、抗議活動されることに対し、正直疑問を持っていました。結果的には中国人の非常識であきれるほどの物量作戦があったので、そんな懸念も印象もぶっとんでしまいましたが・・・。

でもそういう中国に対する抗議として、
同じような抗議が(量的に規模は圧倒的に小さくても)
本当に正しいのだろうか?
本当にチベット(&チベット人)のためになってるのか?と、
それがずっと気になっていました。
TVで「聖火ばかり関心が行っている」というチベットの方の
意見にも同感を持ちました。
肝心のチベットの現状を一般に広く訴えることができているのだろうか?と。
かえって反感をもたれてはいないのかな?とも。
※抗議活動と聖火リレー妨害活動は全く異なる性質のものだと、
 それは今も思います。

で、『チベットの現状を教えて! 』という記事を書いたところ、
メールとコメントでレスポンスを頂戴いたしました。
情報をご提供くださった皆様には本当に、深く感謝いたします!
(こういう時には、ブログをやっていてよかった、と心底思います)

他にも様々な視点・意見・感想はあると思いますし、
また地元では違う(中国に対しても、抗議派に対しても否定的な)見解も
あるかと思いますが、そうした意見の1つとして、
また私の知りたかった「当事者であるチベットの人はどう思っているの?」に
答えてくださった内容として
コメント欄だけではもったいないので
記事にてご紹介させていただきます。

■風神様の日記
「デモンストレーションや抗議活動や集会参加をする気はさらさら無く」という一般人感覚で、個人としてチベット支援視点から聖火リレー観戦に参加され、状況と感想をリアルに綴っておられます。臨場感ある読ませる表現で非常に興味深い内容です。こういう記事を読むと、私も体験しておくべきだったなぁ、と思います。

聖火リレーを見てきました
聖火リレーについて補足
聖火リレーについて現地情報の1つとして必読です。

■ちべログ@うらるんた
長野聖火リレーでアピール
※1部抜粋
公園の隅から見ていると、もう在日チベット人は全員が集まり、日本人支援者も知っている顔はもうそろったと思うのに、まだ公園の入り口のほうで雪山獅子旗が揺れているのが見えて、「中国、加油!」に混じって「フリー・チベット!」コールが聞こえてくる。若里公園の芝生広場がいっぱいになって、そろそろ途切れるかな、と思ってもまだ続いてる。
チベット人、嬉しいだろうなあ。
自分たちは30人にも足りなくて、中国人が3000人も5000人もいる中に放り込まれて、「うそつき」とか「ニセモノ」とかひどいこといっぱい言われる中を歩かなきゃいけなくて、それはそのまま人口13億の中国のなかに450万人(国外にあと150万人)しかいないチベットの状況でもあるわけなんだけど、でも、自分たち以外にも雪山獅子旗がはためいているのがたくさん見えて、どこまで歩いてもまだ揺れていて、旗ってパワーあるよね、旗幟鮮明ってよく言ったもんだよ、見えるだけで「あなたの味方です」っていう強烈なメッセージなんだもん。もう泣けてくるよ。
中国人には本当にひどいこと言われてかわいそうだったけど、よかったなあ、せめて沿道にチベット旗がいっぱいあって、本当によかったなあ、と思ったのでした。


読んでいて、胸がいっぱいになりました。
そうか。集まった力は、そのままチベット人の勇気になったのか。と。

抗議系ブログに見られる暴力的な表現や、徹底した中国(人)バッシングは
個人としては苦手ですが、ここではそういう表現が一切なく、
逆に平和・非暴力を記事自体が具現化していて、読んでいて
自然と視線を合わせることができ共感を感じることができました。
長野県の聖火リレーでの抗議活動に関して、こうした情報が得られたことに
個人として深く感謝いたします。

2008.4.26長野・善光寺に祈りをささげるチベット人


ツェーメーユンテンというのですね。

■「チベットNOW@ルンタ」
チベットでの人権侵害や迫害の実態がリアルタイムにアップされています。

■ばなな猫の「がんがれ!チベット!」
多くのかたにチベットのことを知ってもらうためにリンクフリーだそうです。

以下は以前リンクした記事ですが、
2人の参加者の2つの視点が興味深いので再掲。
どちらもきっと真実。どちらを支持するかは個人裁量かな、と。

世界最低の国、日本(転載)
長野行ったけど、警察の対応について。


■北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)
時系列:チベットとその周辺で今まで何がおこったか。4月23日~25日
おなじみ産経新聞中国総局記者の福島香織さんのブログ。
中国サイドからの視点で見ることができます。
4月24日の「ダライ・ラマ14世の全世界華人同胞への呼びかけ」も掲載されています。

引き続きチベットの現状を教えてください。
チベットの方の声・意見をお聞せてください。
もちろん自分でも調べますが、詳しい方、情報提供をお願い申し上げます。
記事やサイトのURL情報、まとめサイトなど、コメントでもTBでもけっこうです。
よろしくお願いいたします。


過去記事:
暴動と平和
北京オリンピック★抗議リレー
北京オリンピック★抗議リレー その2
北京オリンピック★抗議リレー その3
守るも攻めるも
北京オリンピック★抗議リレー その4(長野・プレ)
北京オリンピック★抗議リレー その5(長野・アフター)
チベットと私
10倍
優先順位・その1
優先順位・その2
優先順位・その3
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