DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

優先順位・その1

2008-05-01 | 日記/備忘録/独り言/その他
優先順位、と一口にいっても
いろんな付け方、視点があると思いますが、
「私が守るべきもの」という視点で考えてみました。

・自分の命・息子の命(ダンナの命は自分で守っていただく。
 実家の父・母、弟夫婦も同じ)
 ※もし息子の命を私の命で補えるような場合は、息子の命優先
・上記に関係して、家族の健康を含むベースとしての家庭
・上記にプラスして、最低限アニメ・マンガ、ネットを楽しめる程度の収入(ささやかすぎる?w
・上記収入手段として以外の仕事(主に質的な部分で
・上記すべてのベース(前提?)としての日本の平和と豊かさ(いきなり大きすぎ?
・上記を守るための世界の平和と豊かさ

で。
家族という要素をはずして
「私個人の大切に思うもの」(ややこしいですが;)。

・自分
・表現
・自由
・安心
・安全

と書いていて、うーん、なんか難しいなぁ、と思った。

で、最近のできごとについての優先順位で考えてみた。
・父と母の体調
・ダンナの過労&睡眠不足
・知人のガン宣告
・知人のお父様のご逝去
・息子の進学関係のさまざまなイベント(保護者会)
・4月からスタートした新しい仕事の行く末
・ペンディングになっている仕事の状況
・北京オリンピック/チベット人権問題
・後期高齢者医療制度(実家の母の愚痴を聞いていて)
・年金問題

・・・こう並べると、また違うなぁ。

日々考えてる時間でいえば、北京オリンピック/チベット人権問題は
もっと上位だし。というか、質というか次元が違うというのかな。
うーん、と、うなってしまうわけで。
チャイナフリーのように、もうデイリーレベルで定着し実行し続けてるものは、逆に強くは意識しないし・・・。
いずれにしても、私は悩みも迷いも多い。チベット関係でも、ずっとチベット問題を訴えてきた方々からすれば、本当に薄っぺらい付け焼き刃的存在でしかないと思う。深刻さもチャイナフリーの時ほどではない。

(寄付のことで別ルートで情報収集していたのですが、偶然、仕事先でご紹介者があって)先日アメリカで仕事をされている日系の信者の方と少しだけお話をした時、「たとえば今回の北京オリンピックの聖火でのTVニュースがきっかけでも、また、必ずしも賛同でなくても、少しでもチベットに関心を持ってほしいし、それがこれまでのロビー活動含めた抗議活動の成果だと思っている。逮捕され刑を受けているチベット人の犠牲をムダにしないためにどんな形でもチベットのことを知り考えてくれる方が増えてほしい」と。その言葉に勇気づけられてはいますが。

私がお話したのは、まだたった1人だけれど、その背後には多くの関係者がいて、きっと彼はその代表として気持ちを語ってるのだと思う。チベット人や関係者の中でも聖火リレーの妨害活動そのものに対しては違った意見はあるし、またダライ・ラマ14世に関しても、それぞれの意見はある(安易には書けませんが)。そしてそれは日本人が日本に関して&自民党員が党に対して、あれこれ意見が異なるのと変わりはない。
ただ、チベット人に共通の苦しみとして、中国の圧倒的・一方的圧力がある。そしてなによりも深刻な人権侵害。・・・そして共通の喜びとしての深い信仰心。不勉強ながら、それは日本人とはまた違う世界観であり人間観であり人生観だと感じる。それらがチベットを一体化させている。
今はとにかく、細かい意見や視点の食い違いを超えて、人権侵害を軽減させる、最終的には高度な自治という目的達成に近付くことを、チベット問題の優先順位の第1位として心から願っています。

今まで、「日本人は」とか「若者は」とか「ゆとりだから」とかまるめることで個人を見えなくする言葉や表現に、危機意識を持っていた。ただ、今回の物量行動を見て「中国人は」と言われても仕方がない部分があるのかな?とも思う。

今度はぜひ日本で暮らす中国の方の意見が聞きたい。聖火を、同胞の行動をどう見たのか、感じたのか。
以前も記事かレスかコメントで書きましたが、チャイナフリーには賛同していた中国人の仕事仲間は、チベット問題に関しては、私には口をつぐんでしまう。そこに、この問題の深さを感じます。

優先順位・その2 に続きます。
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