DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

SUMMER NIGHT WALKER

2008-07-11 | 日記/備忘録/独り言/その他
何度も書いてる気がしますが(汗;)、
わたくし、夜の街を歩くのが大好きです。

特に夏。

学生時代は大学から河原町まで歩くのは日常茶飯事(徒歩40分くらいかな?)、結婚前はダンナと、梅田からあちこち寄り道しながら難波まで歩くとか(こちらはゆっくりペースで1時間)。
東京に来てから出産までの数年間は、深夜1時2時タクシー帰宅という異常な毎日だったので(今考えたらありえないっすね;;当時はヘヴィだけど周りもそうだったから異常だとは思ってなかったデス;;;)、夜の街を歩く、ということがかえってできなかった(あ、夜遊びは多々あったけど、その時はお散歩そのものが目的ではないので今回の主旨からはハズします)。
&育児期は夜出歩くこと自体が皆無だったので(仕事や保育園関係でのおつきあい位かな)、やっぱりお散歩はできなかったのですが、それでもすこしづつ、夜の街を楽しむ余裕(うん、やっぱり心と身体の余裕なんだな、うんうん)が出てきて現在に至る。

コンビニ闘争って、まだ終わってない?と思うのだけど(それともサミット前限定の話題作りだったのかな?)、深夜2時頃アイスクリームを買いに自宅徒歩3分圏内のコンビニに出かける。ほとんど車も通らなくなった道路の信号機だけが静かに活動していて、遠くまで順々に青に、赤に変わる、その瞬間とか。

疲れて帰ってきたお客さんを、同じようなちょっと疲れた感じで待つタクシーの延々と長い列を辿るように歩いて、そのおしまい近くにあるCDショップをちょっとのぞいて、「音」を身体に響かせて、タクシーのいなくなった道を歩く時とか。

雨あがり、むしむししてTシャツが肌にくっつく鬱陶しい湿度が少し和らぎ、思いがけず冷たい風がさっと通りすぎていく時とか。

近くのファミレスまで会いに来てくれた友人と別れ、本当に誰も歩いていない、みんな寝静まったいつもの道を、1人、会話の余韻を楽しみながら帰る時とか。

大好き!

一昨日は仕事で帰宅が23時過ぎ。1時まで開いてる駅前のスーパーで買い物をして、まだまだ宵の口っぽく人がいっぱいの大通りを離れて、自宅近くまでてくてく歩いてる時、突然、宇宙を身近に感じた。宙を見上げて「私って宇宙の一部なんだよなぁ」と強烈に実感。
言葉にしづらいのですが、意識以前に「ある(be)」ことそのものが許されてるというか、こうあるべき状態で保たれてるというか、一種の安心感というのかなぁ?

波長というか波動が「自然」に合う時って年に数回あって、理屈ではない圧倒的な快感・至福感に満たされますです。で、それってなんの前触れも法則性もないのだけど、夏に多い気がする。

そういうわけで、まだまだサマーナイト・ウォークを楽しみたいので
夜歩きできる安全な日本であってほしいと心底願います。
もっと年をとったら、自然に早寝早起きになるらしい(知人・先輩談)ので
今は不自然で不健康でもすこしだけ目をつぶってください、神様(え”?


おまけ:
『月光浴』(月光写真家 石川賢治 公式HP)

『ウィキクォート(Wikiquote)』
夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。(枕草子)
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