鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

機人に至る。

2018-05-15 07:39:06 | フリーゲーム(SF)
機人に至る。
アツマール・未完成・SFRPG
制作者:そるてぃナントカ様

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「はこにわエデン」や「OFFERING」「漆黒ニ猫ノ声」の作者様の新作ですねぇ
今はまだ、ゲームの途中までしかプレイできませんが、惹かれるものがあったので期待をこめてご紹介!
いつもイイ感じにSFとクトゥルフが混在した、夢と現実が入り混じる世界観のゲームを作られていましたが、今回は…いまのところ、純粋に近未来SF、なの、かな?
「オートマタ」や「人形」と呼ばれるロボットと、普通のヒトとが混在して暮らすアングラな街で、少女型(ピクシーフレーム)のアメちゃんがいろいろ活躍する話です。
んー、最近流行のサイバーパンク?

主人公・アメちゃんは、どこから来たのかもわからない、謎の少女型ガノノイド。
血塗れで街を彷徨っているところを「ママ」に拾われて、彼女のお店…オートマタ専門のキャバクラ?で暮らしています。そのためグラフィックがランジェリー姿という、際どいことに!
…ただ、どんな恰好をしていようが、それは皮一枚のことで…本当の姿・本質は機械。
というわけで、メニュー画面での彼女は「フレーム」と呼ばれる骨格のみの姿なんですよね。
うほっ、幼女の下着姿ー、なんて喜んでる人に水を差す、なかなか粋な趣向であります。

主人公が機械、ということで、特徴的なのは「状態異常」
通常の「毒」が「腐食」や「漏電」。
「バーサク」が「オーバーヒート」
「混乱」が「バグ」…というように、機械っぽい設定がなされています。
また、攻撃属性についても独自のものが使われていて、細かいところの作りこみがイイ感じ。


戦闘システムは、普通にRPG…だと思いますんで、苦労はないかと。
そうですねぇ…唯一注意すべきは……敵のビジュアル?
実は、最初にアメちゃんが依頼されるのは、狂った害虫駆除ロボット「ゴキブロイド」の討伐?駆除?なんですよね…
その名のとおり、見た目がゴッキー(しかも、あえて腹側から描く凶悪な絵面)なので、嫌いな人には悲鳴モノかもしれないっす。


まだ話は中盤なのですが、お店のママから依頼される事件を解決していきつつ、アメちゃんが一体何者なのか?って謎に迫っていくシナリオ…であるようです。
なにしろ未完成なので、あまり語れることもないのですが…前半だけでも期待値の高まるクオリティの作品でした!
早く続きをプレイしたいわ…

パっと見の趣味性の高さに比べ、案外中身はしっかりSFっぽいので、好きな方はぜひぜひどうぞ!

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