鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

かぶと生活。

2005-05-16 18:28:06 | 雑事

さて、GW中にホームセンターの無料サービスで貰ったカブトムシの幼虫ですが。
色々サイト検索などした結果、只今2リットルペットボトルで育成中。
今日チラっと見ましたら、たまたまボトル側面に身体の一部が見えていまして、
なんとか生存中の模様(汗)

それにしても、いろんなサイトをめぐるにつけ、近所のホームセンターでの飼育道具の杜撰さが目に付きます。
カブトムシとクワガタでは、同じ甲虫でも、幼虫時代は飼育方法が天と地ほども違うというのに、全然区別されていなぁい!

まず、昆虫マットと呼ばれる、土というかオガクズ系のものですが、
朽木に直接タマゴを産み、それを食べて大きくなるクワガタと、主に広葉樹の腐葉土(針葉樹だと死ぬそうです)を食べて大きくなるカブトでは、同じものでは困る筈。
しかし、ホームセンターで抱き合わせで売られてたのは「クヌギ」のチップの細かいもの。
これ、クワガタならばっちり。そして、確かにカブト幼虫でも大分大きくなったものなら代用が効くそうですが…小さな幼虫であれば、醗酵してない(腐って柔らかくなってない)クヌギマットでは全滅もありうるそうで…。

また、カブトをちゃんと成虫にしようと思ったら、深さ10センチ以上の硬い黒土層。その上にさらに10センチ以上の腐葉土層があったほうが良いのだそう。
あわせて最低でも20センチ以上。本気で大量飼育している方が使っていたのは、なんと衣装ケースだったり。(確かに深さは完璧だ…)
そして、ホームセンターで抱き合わせで売られていたのは深さ15センチほどのプラケース…。

いや、そりゃあね、ちゃんと飼おうって人は、知ってるだろうし調べるでしょうよ。
でも、一緒にこんなん売られていたらさ、興味も無いし知らないひとは「これで完璧!」とか思うんじゃないのー(汗)
んで、殺しちゃってから、あらら、死んじゃったねー、残念だねーで終わるの。
そりゃ虫の命なんて、別にそんなご大層なものじゃないけどさ。


ううー。こんなん書くと、優しいとか誤解されるかもしれないけど、
私にはそもそも、生き物の飼育にはトラウマがあるのですよ。

うちの親、決して人間的に問題のあるひとではありませんでしたが、
動物や虫の飼育に関しては、かなり大雑把で関心もなかった。
…いやいや、動物嫌いじゃありません。むしろ好き。
でも、その動物の性質や本能を考えて、正しく飼育する、ということには全然関心がなかった…のね(汗)
…それはどういう状況かって…。

金魚を飼う時、カルキも抜かずに突然水道水(冷水)に放して即死亡。
さらに家を開けるとき、数日分の餌を一気にやって、水質汚染で死亡。
寒くても大丈夫だ!と屋外に置いて、凍結して死亡。

はつかねずみを飼った時「ネズミが水を飲んでいるところは見たことが無い」
→「ゆえにネズミは水を飲まない」と恐ろしい論理の飛躍により、
水を与えず、食べ物は生米のみ。一ヶ月後に死亡。

鳥を飼った時、羽根を切ると良くなつく、という言葉を真に受け、切断。
それは当時どこでもやっていたことですが、実は鳥の寿命を縮める行為…。
この鳥、後に、飛べないためによちよちと床を歩いていて「事故」で死亡。

他にもいろいろ…いろいろね…フフ(涙)

まだ子供だった私。オヤの言葉を疑いもしません。
一生懸命、言われたとおりにしたのに死んじゃったーと涙にくれる。

いや、ある程度年齢がいって、モノがわかるようになってからは、呆然としましたね。
いろいろと。
ちゃんとやってて死ぬならまだしも!自分が一生懸命正しいと思ってやってたことは、
実はその生物の命を縮める行為でしかなかった、と思い知らされたわけですからね~

それからワタクシ、動物を飼う際は一切オヤの意見に耳を貸さず!(笑)
とにかく専門書等で調べるようになったのでございます。
ある意味、教育的には良かったのかもしれませんが…幼心は傷ついたぞ~(笑)

まあ、こんなことをエラソーに書いていたとしても、
うちのカブト幼虫だっていつ死んでるかわかんないんですけどね(汗)
でも調べて努力したもん!一応!(笑)



参考までに。カブト・クワガタサイト。虫満載ですから、嫌いな人はやめたほうがいいかも。
カブトムシVSクワガタムシ

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