鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

ドラマ最終回いろいろ

2005-09-27 10:57:48 | 雑事

ドラマ最終回いろいろ。

色々と言っても、今クールは「海猿」「ドラゴン桜」「女王の教室」をぽちぽち
見たり見なかったりしていただけなのですが(笑)
ドラゴン桜なんて、ダンナが録画時間間違えて最後の15分入ってないし。
…そこが一番重要なのにぃぃ(涙)

とりあえず、一言づつー。
***
「海猿」

映画と違い、どんどん話が深刻になっていってしまい、どうしようかと思いました(汗)
環菜と仙崎の関係も、最初の軽ノリから、どんどん深みに嵌っていって(?)
恋愛感情が消えかけている放映開始時→結婚前提当たり前、
恋人が命張ってても信じて待ちます!という状況に…
すごく感動的ではありましたが…本当に、この先遠距離になっても大丈夫かいな(汗)

うん、いや、感動…することは、するのよ…。命を懸ける仕事は男のロマンやね。
ただ、あの…池澤が死ぬ丁度その時に子供が生まれたり、
下川隊長が、仕事が原因で離婚した娘ともう二度と会えなくなるって時に
都合よく娘の身に海難事故が起こり、助けるのが隊長本人だったりと、
「あの、ちょっと…そこまでやる?」と言いたくなるご都合主義が気になって…
うみゅ。心底ひねくれものでスマン(汗)

最近のドラマでは、どうも盛り上げにわざとらしさが目について仕方ない。
海猿でも、常に気になったのが、クライマックスで流れる音楽。
映画のときは、すごく画面にぴったり合っていて感動したのに、
ドラマでは毎回毎回毎回毎回(!)流されすぎて、全然重みも感動もあったもんじゃないよ…
もう、音楽聞いただけで「あー、来る来る」と思うパブロフの犬と化してしまう(笑)

ドラマのやりすぎ感については、もしかしたら一週間に一度、っていうドラマの
放映時間のせいもあるのかもしれないっすね。
毎回ちゃんとストーリーに小ヤマ場というか「見所」を作っておかないと、視聴者は
毎週見ようって気にならないだろうから。

そんなわけで「海猿」…後半はちょっと飽きた。仙崎が悩みっぱなしだったし…。
もう少し合間合間に、息抜きみたいなコメディっぽい話や、
ふつーの心温まる話を挟んでくれたらまだ良かったなー。
***

「ドラゴン桜」

口に出して言おうとするたびに「どらごん…さくら? どらごんざくら?」と
悩んでしまう題名でした(笑)
最初から見てなかったから、タイトルの由来がわからなかったんだよぅ!!
しかし、阿部さんて、さすがに演技上手いですよね。
最近のコマーシャルで、セキスイハイムの「となりのハイムさん(このネーミング/汗)」
というシリーズCMがあるのですが、この中での彼の「少年の瞳」演技には脱帽(笑)

うー、ストーリーについては、一番重要な最後の15分を見逃したので(汗)
たいして語ることも無いのですが…

長澤まさみ綺麗になりましたよね(笑)
セカチューの時は、もっと普通っぽいというか、健康的な感じ(?)のお嬢さんだった。
役柄のナチュラルなイメージは変わらないけど、今のほうがずっと可愛い。
女の子って、芸能界入るとあっという間に垢抜けちゃうね~。

最後に、東大受験で受かったのが全員でなかったことに、へぇーと思いました。
全員がスパっと受かってしまったら出来すぎてるよなー、とは思ってはいたのですが、
長澤まさみ演じる直美が、家の事情で受験不可能になったとき、
ああ、学力の問題でなく、こういう、不可抗力な形で全員は受からないようにするのか、
と思ったのですよ。なんだ、アマイな、と(笑)

そしたら…二人はフツーに落ちちゃったから、おお!と思った。
(ここらへんまではちゃんと見たのだ)

もともと、ストーリー的には東大合格を目指していたとはいえ、
根本的なテーマはそこには無いように感じていたので、
受かった人間、落ちた人間それぞれのその後において、このドラマの全てが決まる!
とか(大袈裟に)考えていたのです。
そしたら…最後15分入ってないんだもんなー…(しおしお)

てなわけで、特進クラス6人のその後を、きちんと書ききってくれたブログの記事に
(無断)リンクさせていただきました。
(3)というタイトルでもお判りのとおり、最終回だけで17日と19日にわけ
3つの記事を書かれており、どれも読み応え充分、そして何より、
ドラゴン桜という作品への「愛♪」が感じられる素敵な記事です。

D.D.のたわごと「ドラゴン桜最終回(3)6人の未来」
***

「女王の教室」

最後には、クラス全員がマヤの真意を汲んで慕うようになったことは、
嬉しい半分、ちょっと寂しい。
ストーリー的に仕方ないんだろうけど、子供たちは主要キャラクターの数人のほかは、
周囲の動きに左右される「その他大勢」にしか見えず、
自分達でちゃんと考え、動いているようには見えなかったのさ…

誰かが「こうだよね?」と言えば「私もそう思う!」
和美が「でも、こうじゃない?」と言えば「そうかもね」と応じる。
実際の子供たちも、こんな風な部分があるとは思うんだけど…
その動きがイワシの群れよろしく、足並み揃いすぎているようなのが目についたかな(汗)

援助交際のシーンは、よりにもよって、何でエンコーだよ!と突っ込みを入れたくなりました。
それだけ、マヤの神出鬼没っぷりが凄かったということでしょうが、
普通助けられないぞー危なすぎだぞー(汗)
そして案の定、危ないことになって、女生徒が「キャーーッ!」と叫んだ瞬間!
子供たちの期待を(視聴者の期待も/笑)外さず、マヤが出てきてくれた時は最高嬉しかったです(笑)
しかもちゃんと動きやすいようにパンツスーツで! 凄いぞマヤ!
もしかしたら、あんなギリギリに助けに来たのは、どっかで着替えてたとか?

子供たちを助けた後で、マヤは、初めて本気の怒鳴り声をあげましたね。
それまでは、どんな時も声を荒げることはなかった彼女の、本気の怒号は、
生徒達が危険に晒された時だというのが、いかにも「いい先生」ってカンジでした~。

そして卒業式の日、卒業式の真っ最中に(笑)抜け出して、
教室に集った生徒達に向かってマヤが言った
「…何やってるの」の一言は、非常にらしくて良かった(笑)
仰げば尊しに涙ぐみながらも、最後までポーカーフェイスを貫いて、
一度も振り返らないところもお見事~。いや、やっぱり格好いいから!

ちなみに、最後に、偶然再会した和美に、マヤが見せた微笑は、
あまりにも晴れやかすぎてビビリました(笑)
おそらく、こちらが本来の彼女の顔だと言いたいのでしょうけどね~。

***
思ったまま、つらつらと書き連ねてみました。
大体、こんな感じ…

次回クールは、ついに、鬼嫁日記ドラマが始動!
今クールは重いテーマで頭使う話ばっかりだったから、
次は思いっきりギャグなやつが見たいところでした。タイミングいいかも。
人気ブログのアレが一体、どんな話になっているのか楽しみです。