こんばんは 鈴木有機農園です。
今日は田圃を借りている浅野さんから頼まれて精米して持って行きました。93才の高齢ですが、しっかりして若い頃の農業全盛時代の話を聞ける生き字引です。都市化の波で高く土地が売れ、代替えに何倍もの田圃を買い求めて農業全盛時代を謳歌して来た方なのです。高価な土地を手放して、安い土地を買い求める税対策でした。街農家が生きる典型的な構図でした。後継者も無く、採算割れの農業でまだ耕作放棄状態にはなってませんが、将来性は見込めないでしょう。東日本大震災の津波被害から農業形態がガラリと変わりました。地代が下がり離農で売りたくとも買い手無し、都市農業の危機感を感じています。近い将来食糧農業不足? なんて!!