絶景かな、絶景かな。
春の眺めは値千金とは小せえ小せえ。
この五右衛門には値万両、
最早陽も西に傾き、誠に春の夕暮れに、
花の盛りもまた一入(ひとしお)一入、
はて麗らかな、眺めじゃなあ。
これは、歌舞伎『楼門五三桐(さんもんごさんのきり) 』で、石川五右衛門が南禅寺三門の屋上で煙管を吹かしながら、夕暮れ時の満開の桜を眺めているときのセリフです。
写真は昼前に南禅寺三門に登ったときのもので、南方向を撮っています。
以下、西方向、北方向、東方向、三門を降りて、南方向にある桜です。
三門の階段は急で、頭上の低いところがあります。だいぶ前に登った時には、ここでしたたかに頭を打ちました。
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