夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

非常食で カレーライスを 作った

2016年08月31日 | 俺の料理

今日も女房は電車で、押し絵教室へ出かけた。

押し絵で歌舞伎役者の羽子板を作っているそうな。

俺はまた、一人で昼食か。

俺は何を食べようかと考える。

明日は9月1日、防災の日だな。

そうだ。非常食を食べてみよう。

非常時に備えて、食べる練習をしておこう。

女房がリュックに入れておいた非常食があるはずだ。

取り出してみたら、ご飯だ。6食分入っている。

しかも、あと少しで賞味期限が切れるものだ。


俺は非常用のご飯を食べることにした。

パックに入ったごはんは、まずいだろう。

これを美味しく食べる方法を考えればよいのだ。

戸棚を探したら、レトルトの“ビーフカレー”を見つけた。

これをかけて食べれば、まずい非常食だってカレーの味で美味しく感じるはずだ。

俺は説明書を読む。

ご飯もカレーも、電子レンジでチンをするか、湯せんにすると書いてある。

 

俺は疑問に思う。地震や台風で電気やガスが止まったら、どうするのだ。

非常食は乾パンのように、手を加えなくても食べられるものがよいのではないかと。

俺はまず、ご飯をレンジでチンをして試食してみた。

驚いた。まずいと思っていたパックご飯が美味しいのだ。

モチモチしていて粘りがある。餅米のような感じだ。

俺はこれにレトルトカレーをチンしてかけた。

ゴーヤの佃煮とラッキョウを添えた。

食べてみた。一人で食べてみた。

美味しいのだ。

今回の俺の料理は失敗せず、完璧に出来たのだ。 万歳!!

 

しかしなあ。一人で食べるのはつまらないなあ。

今頃、女房は押し絵の仲間と団らんしながら、お弁当を食べているだろうなあ。