US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Funny People (2009)

2009-08-03 08:38:28 | cinema
とっても楽しみにしていた、ジャド・アパトーが自ら監督をした新作。
アパトーのものには初出演のアダム・サンドラーが主演、周りを固めるのはセス・ローゲン、
ジョナ・ヒル、ジェイソン・シュワルツマンなどおなじみの人たち。

あらすじ:人気コメディアンのジョージ(サンドラー)は、突然、病気で死を宣告される。
新進でまだ売れてないコメディアンのアイラ(ローゲン)をアシスタントに雇い、一緒に仕事を
していくうちに、だんだん心を通わせる二人。ジョージには、昔付き合っていたが別れてしまった
恋人ローラ(レスリー・マン)がいた。病気見舞いに会いに来たローラと再び恋に落ちるジョージ
だが、彼女は既に結婚して夫(エリック・バナ)と娘2人がいるのだ。

正直、期待していた感じのものとは、ちょっと違いました。「コメディ」とジャンル分けされて
いるけど、どっちかというと「ドラマ」?死をテーマにしているので、ちょっと暗いです。
((とはいえ、同じサンドラー主演の「Reign Over Me」のような感じではないんだけど。
(あの映画はちょっと苦手だった・・・)))
期待してた大笑いとは違ったけど、もちろん笑えるところもたくさんあります。(ジェイソン・
シュワルツマンがジャクソン・ブラウンに似てるとかの小ネタとか、ジョージ(アダム)のコメディのネタ
とか・・・。
思ってたコメディと違うけど、私は結構気に入りました。146分もあったみたいだけど、別に
長いとは感じなかったのは、話に引き込まれてたから?
アパトーの描く人間像は好きです。根っから悪い人は、いないの・・・。一見悪い奴と思った人も、
実はそうでなかったり。
カメオ出演がいっぱいあるみたいですが、私のわかったのはエミネムとEverybody Loves
Raymondのレイモンド役の人とサラ・シルバーマンくらい・・・。
あと、アパトー監督とレスリー・マンのお嬢さんたちも出てます。結構上手い。
コメディのネタを作ってる場面とかは、本当にこんな風に、シナリオを作ってるんだろうなーって
思わせて微笑ましかったです。

私の行った映画館では、アパトーの新作にしては、客が少ない・・・って思ったんだけど、週末の
興行収入では何とか1位だったよう。良かった。

セスは結構やせて、この映画ではちょっと若返ったイメージ。自分はかっこいい、と、かっこ悪い、の
中間の存在っていう台詞が繰り返しあって、確かにそんな感じ。以前だと確実に「かっこ悪い」の
部類に入っていたよね?(「40歳の童貞男」では俺って醜いでしょ?でも、女に縁はなくはないよ、
って感じの台詞があったよね)

最近の映画の傾向として、マイスペースだのフェイスブックだのユーチューブだのが出てくるのが多い
けど、今作もばしばし出てました。映画の中で出てくる、ジョナが猫と遊んでるビデオは実際
YouTubeで見れました。(なぜか曲が日本語なんだよ。)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿