US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

You Again (2010)

2010-09-30 11:18:07 | cinema
高校時代はいじめられっ子だったマーニ(クリスティン・ベル)だが、その後垢抜けて、
今は広告会社でバリバリ働くキャリア・ウーマンになった。兄が結婚することになり、
帰郷したが、その相手が高校時代に自分をいじめていたJJ=ジョアンナ
(Odette Yustman)と知り、大ショック。一方、マーニの母ゲイル(Jamie
Lee Curtis)も、ジョアンナのおばが高校時代にけんか別れしたラモーナ
(シガーニー・ウィーバー)と知り、大ショック・・・。
という感じのお話のコメディです。
特別良くもないけど、そこそこ笑って楽しめました。
見に来てたのは年配の女性連れが多かったです。始まる前、ぺちゃくちゃおしゃべりが
うるさかったー(笑)。

Easy A (2010)

2010-09-20 11:17:14 | cinema
エマ・ストーンはSuperbadのジュールス役で知って、かわいくてクールだけど
2枚目半的な存在感が好きです。今回彼女が主演の映画で、なかなか
面白そうだったので見てきました。高校が舞台のコメディです。
平凡な女子高生オリーブは、ある日友人に見栄を張って嘘の初体験の話を
したことから、ふしだらな女のレッテルを貼られて、学校中の噂の的になってしまう。
くじけない彼女は、胸にナサニエル・ホーソーンの「緋文字」に由来するAのマーク
を縫い付けて、噂に負けません。
コメディなんですが、主人公の行動を、最近起こった事件と合わせて考えちゃったり、
ちょっと考えるところもあるお話でした。
実際の高校生が見るとどうなの?とは思いますが・・・。現実離れしすぎ?
ちなみに客層は結構若かったんですが、夕方の時間帯だったからかな。

The American (2010)

2010-09-09 11:17:48 | cinema
予告編を見た限りでは、地味な感じの映画?って思ったけど、監督がControlの
アントン・コービンということで見てきました。ジョージ・クルーニーが主演で、結構宣伝も
されてたので、低レベルながら一応初週は興行収入トップ。
殺し屋のお話なんだけど、予想通り地味。だけど舞台がイタリアで景色も美しく、さすが
アントン・コービンの映画、映像がなかなか美しかったです。脚本はイマイチかも。
ハードボイルド系だけど実はかわいそうな男のロマンスもの?誰が誰を殺したがってるのかとか
その辺がいまいちわかりにくかった。でも全体としてはなかなかいい映画だったねっていう感想です。
クルーニー以外はほとんど知られた俳優は出てないんですけど(あ、イタリアとかでは
有名なのかもしれませんが)、牧師のキャラとか娼婦の役とかなかなか良くて(この女性脱いでる
場面が多いので、そういう意味でも男性は楽しめるかも 笑)。
クルーニーは結構年取ってきたなあと、そういう役だったし。
ラストシーンの蝶が印象的でした。

Pavement Reunion tour 2010

2010-09-05 00:42:17 | music
今日は珍しく音楽記事なので、映画ファンの方はスルーして下さいね。長長書いてるし。

ここ3-4年、ライブに行くのが面倒くさくって(年をとったということですな、きっと)
年に1度野外でのコンサートにしか行かないのだけど、今年はそれさえなしかなーって
思っていたけど、見つけちゃった、ペイブメント・・・これは行かなきゃね・・・ってことで
重ーい腰を上げて行ってまいりました。
彼らのファンになったのは16年前、ほとんど予備知識なしにライブを見に行ったんですが、
ヘタウマなエネルギーに圧倒され(?上手く言えないけど 笑)、一発でファンになりました。
それから1枚目(Slanted and Enchanted)と2枚目(Crooked Rain,
Crooked Rain)のアルバムとWestingていうコンピアルバムを何回も何回も
聴いてました。3枚目以降も一応聴いたけど、2枚目までの曲のほうが圧倒的に好き。
その後90年代にもう1回日本でライブを見たかもしれないけど、覚えてないです(いい加減)。
彼らはいつの間にか解散してしまい、でも今でも私の中では大好きなバンドの一つでした。
今回の再結成、私は見る事はないんだろうなー、youtubeとかのライブ映像で我慢しよ、
って思っていたけど、地元でやるのを見つけちゃったので、重い腰が上がった訳です。

今回前座はQuasi、私はちょっと遅れて行ったので、もう始まってました。後ろの方で
皆座って(野外なのでイス持って行ったりして)まったりしてたけど、前方のエリアにも余裕あり
ってことで、今回一人で行ったし、ステージがよく見えるところまで前進。
Quasiはそれほど思い入れはないけど、好きなタイプの音のバンド。前はサムとジャネットの
二人だったと思うけど、今回もう一人女性がいて、3人構成。相変わらずジャネットきれい。
そしてサムはキーボードをぐにゃぐにゃに弾いたりして、Quasiらしい演奏してました。
サムのTシャツは!って真ん中に大きく書いた白いシャツでした。

そして20分程でQuasiは終わってしまい(多分トータル30分程度だったんだと思う、もっと
やるのかなって思っていたけど)、セット替え。さらに前方にまだまだ余裕があるので、
ステージの端の最前列みたいなところに。とっても見やすかった。
周りを見回すと、客層は私のような年季の入った(笑)人も結構いたけど、ほとんどは20代くらい
だったような。Pavementが活躍してた頃には生まれてなかったんでは?って思う中高校生
くらいの子もいました。
いよいよPavement登場。実はファンと言うわりに、メンバーの名前なんかがいい加減にしか
覚えていなくて、スティーブ・マルクマス以外はマークくらいしかわからなかったのだ。
そして、曲名も適当にしか覚えてないです。聴くと、あの曲だーと思い出す感じ。
今回のライブで、聴いたことない?って思う曲は多分1曲だけだったかと。後は全て当時の名曲
ぞろいでした。一言で言うと、ものすごく、楽しかった。
昨日のライブではとにかくボブ(先ほどネットを検索して名前を知った)が目立っていて(私には)、
あのサービス精神はすごい。彼が"I'm trying!"って叫ぶConduit for Sale!は最高!
彼はよく喋る。半分くらいしか言ってることがわからなかったけど。ピザの話になって、
そうそう、どこどこのホテルに泊まってるからこの後誰でも来てね、パーティしよう。
ビール持ってきて!とか言ってたし。本当に行った人がいるかどうかは不明ですが(笑)。
マークはいつも真ん中で大人しいけど、にこにこしていて可愛かった。素足に白いスニーカー。
私は観客席後ろの方がどうなっていたかはわかなないけど、ステージの近くは皆一緒に歌ったりして
かなり盛り上がっていました。やっぱマルクマスへのラブコールが多く、私の後ろの方にいた人が、
「うちの旦那はあなたのことが、私よりも好きなのよー」みたいなことを叫んで笑いを誘ってました。
そして、その後、多分その人が「I'm converted」って言ってた。多分、旦那さんに誘われて嫌々
見に来たけど、ライブ見て好きになったわ、私もPavement信者になるわ、って意味だよね?
マルクマスはMALKSTATIC!(?)とか背中に書いたTシャツを着てました。
おどけたりしてて、「お父さんはtheatricalじゃなきゃいけないからね」って言って、他のメンバーに
「そうそうお前はお父さんだもんね」とか言われてた。他のメンバーは子供いるのかな?
16年前のライブの最後の曲、Fillmore Jiveはやらなかったのはちょっと残念だったけど、
最後はRange Life、これも最後にふさわしい曲だよね。私も好きな曲だし。
あー楽しかった。最近聞いていなかったけど、改めてPavement聴きなおしてみよう。