US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

グッド・バッド・ウィアード The Good, the Bad, the Weird (2008)

2011-03-23 15:00:29 | cinema
日本でも公開済みの韓国映画。これの予告編を何かのDVDで見たのかな?何だか
破天荒でB級っぽくて面白そうだったので、気になってたのですが、郵送レンタルのサイトで
見れました。ちなみにちゃんと韓国語で、英語字幕が付いてたので良かった。吹き替えは
あまり好きじゃないのです。
「良い奴、悪い奴、変な奴」って意味のタイトルで、これは既存の西部劇のオマージュなんだ
そうですが、私は西部劇見ないし、元ネタは見てません。で、この映画、西部劇っぽいと
言えばそうなんだけど、かなりコミカルなアクションムービーっていう感想です。やっぱり(いい
意味で)B級っぽい。タランティーノの映画みたいな感じも。
満州のお宝の地図を巡って、韓国人の窃盗団たちと独立軍、日本軍などが入り混じって
戦うお話です。見た後ネットで読んだところ、結構大きな予算がかかってた作品で、
韓国では大ヒットしたそう。
最初の方は、「変な奴」が主役って感じだったんですが、後半になって、他の2人の役どころ
も理解でき、面白くなってきました。2時間強とちょっと長いので、もうちょっと短いともっと
良かったかも。でもなかなか楽しめました。

リミット Buried (2010)

2011-03-21 19:24:34 | cinema
日本でも昨年公開済み。DVDで見ました。
ほぼ全編ライアン・レイノルズの一人芝居の映画です。
気がついたら、棺おけの中だった。埋められていた。っていう怖い設定ではじまります。
棺おけの中だけで、他に登場人物もほとんどいないのに、私は1時間半飽きずに
見られました。どうなるんだろう?助かるんだろうか?ってスリルがあった。
Hurt Lockerの爆弾処理班の人たちも民間だったけど、この主人公は
運転手で、お金のためにイラクに出向いた民間人。自分は軍人じゃない!っていくら
抗議しても、拉致犯側から見たら、同じアメリカ人=敵、であることには変わりは
ないよね。軽々しく戦場に行くのは止めましょうっていうお話でした(?)。
なかなか良かったです。

Metroland (1997)

2011-03-21 19:23:38 | cinema
震災ニュースばかり見てたけど、ちょっと気分転換しようと郵送レンタルのサイトで見た
ちょっと古い映画。調べたら日本未公開のようです。
子供がいるけど、まだ若い夫婦のちょっとした倦怠感を描いた映画。クリスチャン・ベール
とエミリー・ワトソンなどが出てます。
舞台はイギリスなんですが、主人公クリスの回想がたくさん出てきて、その舞台は若いとき
写真修行してたパリ。フランス語の台詞が多いんだけど、字幕も何も付かないので、
フランス語の出来ない私はその場面は何を言ってるのか想像するしかなかったです。
もともとたわいないお話で、そんなに重要な台詞は言ってないはずなので、わかんない
ことも楽しめちゃいました(笑)。

イギリス人の男xイギリス人妻xフランス語をしゃべるアニークという女、ってことで全然関係
ないけど、Control(っていうかイアン・カーティスの実話)を思い出してしまった。
いや、全然関係ないです(笑)。あっちのアニークはベルギー人だし。

クリスチャン・ベールって若いとき可愛かったのねー。今はちょっと怖い感じだけど
(そういう役が多いってことだけど)。

Cedar Rapids (2011)

2011-03-14 05:39:26 | cinema
面白そうだったので、前から楽しみに待っていた作品。やっとうちの方にも来ました。
田舎町の保険セールスマンのティム(エド・ヘルムス)は急死した同僚の代わりに
保険連合会みたいなのの会合に出席し、プレゼンテーションをすることに。
生まれて初めて飛行機に乗って会合の行われるシーダー・ラピッズに向かいます。

ということで、タイトルはアイオワ州の市の名前だったんですね。私は聞いたことの
ない土地名でした。
期待通り、なかなか面白かったです。エド・ヘルムスが純粋で世間知らずな田舎
ボーイを好演。ジョン・C・ライリーやシガーニー・ウィーバーなどの脇役も面白い。

It's Kind of a Funny Story (2010)

2011-03-14 05:38:35 | cinema
ええと、金曜日から日本で起こっていることを考えると、こんなブログを書いている場合
ではないんですが、一応備忘録として書いておきます。
今も助けを待っている人、早く助けてあげて欲しい。そして原発は大事にならないよう
祈るばかりです。

では本編。
日本で公開したかどうか調べてないけど、私はDVD出たので見ました。
高校生のクレイグ(Keir Gilchrist)は自殺願望が高まったため、病院を訪れ
助けを求めた。すると、その場で精神病棟に入院ということに。そこで出会った人々との
交流・・・。
あまり映画として取り上げられない精神病院ものということで、「17歳のカルテ」を思い出し
たけど、この映画はああいう重い感じではなく、比較的軽いものでした。悪い映画ではない
けど、ちょっとリアリティに欠けているかな。うつ状態だと、もっと泣き続けたり、落ち込むと
思うんですが、この映画の患者たちはみんな、さらっとしている。私が落ち込んだときは、
入院にも通院にも至らないうつ状態でも、もっと泣くよ(笑)。
でも、主人公とボビー(ザック・ガリファナキス)の交流具合はいい感じだったし、主人公と
友達たちとの描き方も良くて、悪くなかったです。Broken Social Scene
などの音楽も好みでした。

Take Me Home Tonight (2011)

2011-03-06 18:35:29 | cinema
80年代が舞台のコメディ。
今週公開でしたが、残念ながら興行収入10位に入ってないです。公開範囲は私の
ところでやってる位だから大々的だったんですけど、確かに有名俳優も出てないし、
B級的な雰囲気の映画なので、仕方ないか。
有名理系大を卒業したものの、何がしたいか決まらず、今はモールのビデオ屋の店員
をしているマット(Topher Grace)。高校時代に憧れていたトーリー(Teresa Palmer)に再会し、
とっさに銀行に勤めていると言ってしまいます。パーティで急激に親しくなる二人でしたが・・・。
脇役のアンナ・ファリスやダン・フォグラーが良くて、結構笑えるかわいいコメディでした。
80年代の髪型や服装も楽しい。当時流行った曲が満載でした。映画の題名も
エディ・マネーの当時のヒット曲から取ってるそう。

The Ghost Writer (2010)

2011-03-05 15:13:58 | cinema
これは去年今頃公開されていて、見逃してしまっていたので、今さらですがDVD借りました。
ロマン・ポランスキー監督の作品。
イギリスの元首相の自伝を書くのに雇われた、ゴーストライターのお話。サスペンスです。
ゴーストライター役はユアン・マクレガー。この人久しぶりに見たかも。
最初はちょっとつまらないなって思っていたんですが、徐々に謎解きっぽくなっていくところで
面白さが理解できました。結局何が何だったのか、誰かにきっちり説明してもらわないと
あやふやにしか理解できなかったけど(もう一回見る気力はないし 笑)。
ブレア元首相など、実際の政治家をモデルにしてるらしいですね。そ、そうなのか。
もちろん細部は作り話だとは思いますが・・・。
最後はちょっとあっけなかったけど、なかなか良くて、サスペンスもの好きな方にはおすすめ。
日本では今年公開のようですよ。公開遅いね。