US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Thank You for Smoking (2005)

2006-04-30 16:01:52 | cinema
テレビで見たCMが結構面白そうで、見たいなって思った
んだけど、人気が広がっているようで、公開も拡大され、
見ることが出来ました。imdbの点数、現時点で8ですよ!
これはなかなか高い・・・。滅多にないです。お客さんも
いっぱい入ってました。

ちらっと日本のウェブを調べたら、原作本が「ニコチン・
ウォーズ」という題で発売されているみたい。

あらすじ:主人公ニック(アーロン・エッカート)はタバコ
業界の代表として、ロビイング活動をしている。世間を
敵に回し、真の友達は同様に戦っている銃組合と酒組合の
代表のみ。12歳の息子が、彼の仕事とは一体何なのか、
実態を知りたがっている。

何となく、内容から、もっと、啓蒙的だったり政治的
だったりする映画なのかなーって思っていましたが、
そんなこともなく、本当にコメディに仕上がってました。
特に裏に込められたメッセージとかは、ないみたい。
ただ、ロビイストって、どんなことをしてるのかな、
ていうのがわかって、面白かったです。
本当に、口の上手さで勝負してる人たちなんだなあ・・・。

例によって、英語力不足で、理解度70%くらいだったので、
完全に笑いを満喫出来てません。なので、私としては、
8点は付けられないなあ。6点くらいか…。聞き逃しが
いっぱいあるのが残念です。あと、見逃しも。
最後に、毎週の飲み会の仲間が3人増えるのですが、
一人についてたマークはファーストフードだって
わかりましたが、後の2つは、何だったんだろう?
ご存知の方教えてください。

ニックを誘惑して、情報を聞き出す記者役に、今話題の
トム・クルーズの新嫁、ケイティ・ホームズが出てます。
ケイティちゃんってどんな人かと思いきや(映画で
見たことなかったので)、素直に、美しい!、とは
言いがたい・・・微妙~な感じなんですね。
あとは少し出てきたロブ・ロウが役が妙で、なかなか
カッコよかったです。
息子役の子、何かの映画で見たなあ~隣のDV家庭の
可哀想な子の役だったよね~と良く考えたら、「Running
Scared」に出てた子でした。(Cameron Bright君)

ところで予告編の中で、"Little Miss Sunshine"って
いうのがあったのですが、Steve Carrell主演で、
すんごく面白そうでした。ただし私の英語力では、
ちょっと理解が難しそうでしたが。今更ですが、予告編を
見て、Steve Carrellってヒゲをはやすと、ナンニ・
モレッティに似ている、と思ってしまった・・・。
一瞬、モレッティの映画?とか思ったもん。映像の
オフビート加減も・・・。でも英語喋ってるし、違うってば(笑)。

「アメリカ、家族のいる風景」(2005)

2006-04-22 09:21:18 | cinema
やーっと見れた、ヴェンダースのこの映画。
ちなみにこの邦題はあんまり好きじゃないかな・・・。
期待度が大きかったので、見たらがっかりするんじゃないかと
不安だったけど、とても良かった。
前作でヴェンダースはアメリカ批判、アメリカへの決別をして
いるって読んだのに、でも今回のもアメリカじゃん?って思った
んだけど?(しつこいくらい言ってますが、前作"Land of Plenty"
が見たいよ~!!!)

さすがにヴェンダースが撮ると、アメリカが違って見える。
何だか、全てが絵になっている。

俳優が皆存在感があって良かった。ハワード役のサム・シェパード
はもちろん、母親役の人、ジェシカ・ラング、息子役のガブリエル・
マン…。あんなおばちゃん、おばあちゃんになりたいよねぇって
思う。(無理だけど。)
そして、サラ・ポーリー。ハワードに邪険にされても、付いてくる
こと、助手席でシートベルトをした母親の骨壷に話しかけるところ、
そして、彼女の最後の台詞には不覚にも、泣きそうになったくらい。
ときどきこういう、おセンチっぽい台詞が入っていて、なるほど、
基本は「パリ・テキサス」路線だったのかな?これは苦手な人は
ダメだろうね~。私は結構各々のキャラに感情移入出来たので、
良かったけど。
ティム・ロス!変な役。妙に似合っていて、笑えた。
ヴェンダースの映画の登場人物は、みんな、あまり生活感がない
んだけど、それが良いのかもしれない、と今更気付いた。

窓から投げ出されたソファの上で、ハワードが半日過ごすんだ
けど、なぜ近所の人が文句言わないのか、そこは映画だなあって
思ったけど、通り過ぎていくギンギラの車とか、アイスクリーム
売りの車とか、面白いシーンでした。
車といえば、母親からもらった車、古い形の車なのに、妙に
きれいで、結構高価なアンティーク・カーなんだろうなーと。

最後は3人がハワードの歌を歌ってドライブしているところで
おしまい。一応ハッピーエンドだと思う。
かなり気に入りました。

CMにMercury Revの曲が♪

2006-04-21 14:23:27 | music
しばらくテレビのない生活をしていたので、今でも私は
テレビっつーものを1週間に1~2度しか見ないんだが
(必ず見るのがNBCのThe Office)、今日、The Officeの後に、
CM見てびっくり。
車(Pontiac)のCMなんだけど、Mercury Revの曲が流れたの!!
"Secret For a Song"という、最新アルバムの最初の曲。
きゃー、すごいすごい。
サイトを調べたら、こちらでも、流れてる。
サイトではイントロ部分しか流れないけど、CMでは歌の部分も
あった気がします。(確か)
http://www.pontiac.com/g6convertible/index.jsp
ポンティアックってGMグループなのね

わーい、何か感激だったので、ちょっと書いてみました。
最近Mercury Revのニュースを聞かないので、寂しかったところ。
ツアーとかも全然やってないようだし。

かわりに、じゃないですけど、The Flaming Lipsが新譜を出し
ましたな。結構好きだよ。

Scary Movie 4 (2006)

2006-04-17 11:18:49 | cinema
ここのところ2本続けて、見たいおバカ映画を見逃している
ので("Date Movie"と"Benchwarmers"、後者はまだやってる
けど…)今回は、しっかり公開早々に見てきたぞ。
日本の題名は「最強絶叫計画」とかそういう題名だったよね。
最初のは見たはずだけど、その後のは見てないと思う。
まあ、そんなことは気にせず、4、てことで。

面白かった~。私は笑いすぎると泣くので、ハンカチまたは
ティッシュが必要なのだが、映画で泣くまで笑ったのは「40
year old virgin」以来かな?

ここまで徹底してアホだと、気持ちが良い。purely おバカ。
日本人には特に面白いところあるし(日本発のホラー映画の
パロディらしいんだが、元ネタを見てないのでわからん)、
トムクルーズとオプラとジャイケル・マクソンも登場するし
(本物じゃないよ)、大統領はボケてるし。
私的に一番面白かった部分は、ブロークバックマウンテンの
パロディの部分かな~。
笑いすぎて涙を流した部分は別で、ボクシングの場面。
思わせぶりな画面の流れに(ネタばれるので書きませんが)
爆笑しました。

ところで英語で「おバカ映画」って何て言うんでしょう?
"stupid comedy"くらいしか思いつかないのですが。
"slapstick"って言ってた人もいるけど、ちょっとおバカの
ニュアンスとは違うよね。
あと、「B級映画」って何て言うのかな~?あ、Scary Movie
はB級映画じゃないと思うけどね…。

シネコンの3つを使って上映する人気ぶりだったけど、見に
来てた観客はほとんどティーンエージャー。ギャーギャー
うるさいし、椅子は蹴るし、高校に迷い込んだみたいな、
場違い感を覚えました(笑)、が、映画が始まったら、皆
意外と大人しくなったので、大丈夫でした…。

Take the Lead (2006)

2006-04-09 16:05:33 | cinema
予告編を見たときには、へ、高校生のダンスの話?くっだらない~!
と思っていたんだけど、実際そんなに悪くなかった。結構面白いです。

あらすじ:ニューヨークで社交ダンス教室の教師をしている、ピエール
(アントニオ・バンデラス)はある夜高校生が車を破壊しているのを目撃する。
それは高校の校長の車だった。ピエールは校長に会い、ボランティア
で、落第しかけの居残り教室の生徒にダンスを教えることになる。
生徒たちの好きなのは、ラップ、ヒップホップ。家庭環境に恵まれて
いない生徒も多い。そんな生徒たちが、どのようにダンスを学んでいく
のか…というようなお話です。

ありえない~って感じの話なんだが、実は実話を元にしているらしいョ。

たわいのないお話だけど、社交ダンスとヒップホップが融合する、ダンス
シーンには結構心が躍ります。ってそれを文字にすると、また、へ?って
感じが自分でもします・・・うーん、ま、楽しいから見てみて・・・

She's the Man (2006)

2006-04-03 09:25:32 | cinema
女の子がサッカーやる映画っていうと「ベッカムに恋して」
くらいしか思いつかない。あれも軽めで、でも楽しく見れる
映画だけど、今回のもそんな感じ。舞台はアメリカだけど。

あらすじ:高校生のヴァイオラは女の子だけどサッカーに
夢中。ある日、高校の女子サッカー部が潰れることに。
どうしてもサッカーを続けたいヴァイオラは、双子の兄に
なりすまし、彼の転校先のサッカー部に潜入するが…。

まあ、高校生映画らしい、ドタバタ&恋愛模様って感じで、
でも、悪くはなかったよ。楽しく見れます。
主人公はわりとお金持ちのお嬢さんで、お母さんがフリフリの
ドレスを着せてdebutantに行かせようとするんだけど、
サッカー好き娘は興味なし~みたいな話があって、へー、
アメリカにも社交界デビューみたいのがあるんだ~なんて感心。
(そんなお金持ちは回りにいないからさ・・・。)
ヨーロッパのそういうのとは、大分違っていそうだったけども。

無名に近い若手の俳優ばかり使っているんだけど、何と、
転校先のサッカーのコーチはヴィ二・ジョーンズなんだよ。
すごい。本格的だ~。サッカーシーンの指導もしたのかなあ?
相変わらずコワモテでした(笑)。

ホームページ http://www.shestheman-themovie.com/home.html