US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Just Add Water (2008)

2009-01-26 12:29:09 | cinema
DVDで見ました。ディラン・ウォルシュ主演のオフ・ビートなコメディ。ジョナ・ヒル、ジャスティン・
ロング等が出てるようなので見たくて。

カリフォルニアのトロナという砂漠地帯の町には、かつて湖があったが、今は雨も降らず、
すっかり涸れはててしまった。小さな、死んだような町ではあるが主人公のレイはトロナを
離れられずにいる。駐車場のレジの仕事をし、家に帰ると引きこもりの妻、冴えない息子
(ジョナ・ヒル)と共に暮らす、夢のない毎日。町はチンピラギャングどもに仕切られている。
ある日、トロナに新しいガソリンスタンドが出来ることになり、そこのオーナー(ダニー・デビート)と
偶然親しくなる。

わりかし地味で、低予算、B級な感じの映画だけど、私はわりとこういう風変わりな
コメディは好きなので・・・。ジャスティンやジョナの持ち味が出ていて、面白かったし。
出てくる小物(電話、テレビ等)が古い型のが多いので、最初、舞台設定が80年代
くらいなのかな?って思ったんですが、台詞にEbayとか出てきたから、実は現代なのか?
地図を見たら、実際に、トロナっていう町はあるみたいです。本当にこんなにさびれているのかって
googleストリートビューでちらっと見たとこ、映画みたいな感じに見えました(笑)。
でもストリートビューがあるってこと自体、そんなに田舎ではないと思うんだけど(?)。

The Curious Case of Benjamin Button (2008)

2009-01-19 11:59:58 | cinema
ポスターを見て、え、ブラッド・ピットの映画?ふーん、って感じであまり興味はなかった
んだけど、あらすじを聞くと面白そうに思えてきて、IMDBでも8点以上付いてるので
見ようかなってことになりました。
ベンジャミン(ブラッド・ピット)は生まれたとき80歳くらいの年寄りに見えた。妻は出産
で死亡し、モンスターに見える我が子にパニックになった父親(ジェイソン・フレミング)に
捨てられる。老人ホームの住み込みのクイニー(Taraji P. Henson)に拾われ、
息子として育てられるが、ベンジャミンは子供の頃、年寄りに見え、身体の機能も
弱っていて車椅子の生活だったが、年を重ねるごとに、若返ってくるのだった。
という数奇な人生を描いたお話。
フィッツジェラルドの原作らしい。原作からはコンセプトを借りただけで、かなり違うみたい
だけど。
共演が、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スゥイントンなど。
長い映画で、英語の聞き取りもわりと大変だったけど、わりと良い映画だったと思う。
全体に物悲しくて。
特殊メイクがどうこう、ってことだったけど、確かに年寄りに見せる技術はすごいと思う。
でも、ブラッドが若くなったとき(20歳前後?)は、いくらメイクしてもちょっと無理があった
かな。

The House Bunny (2008)

2009-01-19 11:20:02 | cinema
DVDで見ました。去年公開されたときに、見たいと思ってたけど見逃した、
アンナ・ファリス主演のコメディです。
グラビアモデルのシェリーは、プレイボーイ・マンションで華やかに暮らしていたが
27才の誕生日の翌日に、「バニーの27歳は59歳ってこと」と、追い出されて
しまう。存続が危ぶまれている、人気のない女の子たちが暮らす、大学のソロリティ
の寮母の仕事を見つけ、彼女たちをいけてる女の子に変身させようとする。
nerdyな(いけてない、おたくっぽい)女の子たちの逆襲話ってことで、どんなの
だろうって。女の子たち、なかなかすごい変身ぶりでしたよー。エマ・ストーン
(Superbadのジュールス!)とか、カット・デニングス(Nick & Norah's
Infinite Playlist)とか、ルーマー・ウィルス(ブルース・ウィルス&
デミ・ムーアの娘)だから、もともとが美人さんたちなんだけどね。
アンナ・ファリスっておバカな役がそんなに嫌味なく出来て、しかもすごくかわいい。
プレイボーイ・マンションって実際にあるそうで、出てきたオーナーも本当の
人(プレイボーイ創刊者のヒュー・へフナー)なんだそう。私の知らない世界でした(笑)。
軽く見るには、なかなか楽しめるおバカ系の映画でしたよ。でも日本公開は
ないんだろうなあ。

Gran Torino (2008)

2009-01-12 11:20:06 | cinema
クリント・イーストウッドの主演・監督作。
妻を亡くした元軍人の偏屈な老人ウォールト(イーストウッド)は隣家のモン族の移民家族
をストリートギャングから守ったことから、彼らにヒーロー視されるようになる。カルチャーギャップ
に戸惑いながらも、一家のおとなしいティーンエージャーの息子、タオとの友情は深まる。
しかし、ギャングたちは執拗にタオらを狙ってくる、というお話。
グラン・トリノって何かと思ったら、ウォールトの持っている、70年代のビンテージカーでした。
わかりやすい、勧善懲悪、ヒーローなお話。でも、イーストウッドの表情が楽しくて、結構
良い映画だと思った。タオとスーの姉弟や(この二人は多分まだ無名の役者さん)、牧師
(Christopher Carley)とのやり取りも面白かったです。
隣の家族や牧師とは親しくなったウォルトだけど、最後まで、自分の息子やその家族とは
わかり合えることはなかった。遠くの親戚より近くの他人、って感じの映画でありました。
日本ではゴールデンウィークに公開のようです。

Marley & Me (2008)

2009-01-05 04:02:22 | cinema
オーウェン・ウィルソン主演の愛犬物語。コメディかと期待して見に行ったので、その点では
ちょっと期待はずれ。愛犬マーリーとの出会いから、別れまでが描かれてる映画でした。
エッセイを原作にしてるそうです。犬がかわいくて、視聴後、犬が飼いたくなる映画。
(飼うことの大変さも描かれているので、そんな簡単に飼ってはいけない!とも思わせますが。)
私は犬を飼ったことがないんだけど、飼ったことのある人には、その犬とのかかわりを思い出
したりする映画でもあるみたいです。
共演がジェニファー・アニストン、アラン・アーキンなど。先週の公開初週は1位でした。
私の行った回もかなり混んでた。アメリカ、愛犬家が多いからかな。犬を車に乗せてる人を
しょっちゅう見かけます。危ないと思うんですが・・・でもそれに起因した事故って聞かないので、
大丈夫なのかな?