US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

The Visitor (2007)

2008-05-27 10:42:12 | cinema
たまたま今週3連休で、暇だったので、さあ他に見たい映画は
ないかな?って思って見つけた映画。地味な映画で、連休で
なければ、きっと見逃してたけど、見た人の間では評判のなかなか
良い映画。現在imdbでは評価8.0、Rotten tomatoesでは
91%のフレッシュ度です。

老年にさしかかりつつある大学教授、ウォルター(リチャード・
ジェンキンス)は、ピアニストだった妻を亡くしてから、仕事にも
何にも、生きがいを感じられずにいた。普段はコネチカットの大学
で仕事をしているが、学会のため久しぶりにニューヨークの自分の
アパートに戻ると、そこには見知らぬ男女が住んでいた。行くところの
ない2人を不憫に思い、数晩、泊めてあげることに。その男性
タリクからアフリカ式ドラム(パーカッションみたいな?)の叩き方を
習ったりし、友情が生まれていく。しかし、悲劇が起きる。

ていうお話。
あんな風に侵入してきた、他人を家に泊めてあげるとか、ありえない
でしょーと思うような所もある話なんだけど、やっぱり、なかなか
良い映画だった。リチャード・ジェンキンスが良い。

私はこの国では外国人なので、いつ何時、違法滞在者になって、
ああいう施設に連れて行かれるかもわかんないよねーと思うと、
リアルだったし。この映画のタリクの場合、イスラム系なので、
当局からの待遇も厳しいわけですが。
ラストの内容は書かないけど、もうちょっとああだったら良いのに、
とか思った人もいるようなんだけど、私はこのラスト、好き。
じんわり、心に残る映画でした。

The Brothers Solomon (2007)

2008-05-27 09:49:51 | cinema
またおバカコメディものDVDを借りてみました。この前借りた「プリズン・
フリーク」のウィル・アーネットつながりで・・・。脚本そして一緒に主演
してるのはウィル・フォルテという人。私は知らない俳優さんだったけど、
サタデー・ナイト・ライブとかに出てる人みたい。
世間知らずの兄弟(ウィル・アーネットとウィル・フォルテ)が昏睡状態
の父親を喜ばせるために、孫を作ろうと頑張るお話。バカです。
最後までほんとに馬鹿馬鹿しいストーリーなんですが、まあ、憎めない
奴らだし、脇役のキャラ(アジア人の医者とか)もいろいろ面白かった
ので、合格点。
ちなみにどこかにビル・へダーが出てきたはずなのに、わからなかった!
って、役名を元に、もう一度サーチして見直したら、出てました。
これは気付きにくい!!(笑)

*自分用メモ
空中バナー広告の場面は秀逸!最高におかしい!

音楽がフレーミング・リップスとかで、合ってた。

「インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(2008)

2008-05-25 13:27:57 | cinema
題名が長~いので、原題は略(笑)。
日本でももうじき公開のようですが、こちらでは、連休の今週から
公開になって、かなり皆さん期待度が高かったらしく、映画館は
いっぱいでした。20分くらい前に行かないと、良い席に座れない感じ。
ここらの映画館では、ほんと珍しいことです。特別に売店の人が
上映前に劇場内まで売りに来たりして、何かイベントみたい。

でも、私はと言えば、別に見ても見なくても、いいやって感じだった
んですが・・・。インディ・ジョーンズシリーズ、過去に見たのかなあ?
覚えてないや、くらいに思い入れが全くないので・・・。さすがに
あのテーマ曲は知ってるけど・・・?全然覚えてない・・・(汗)。
もともと、こういうメインストリームなものに興味がないし・・・ルーカス/
スピルバーグだもんね。
そういう、期待は全くしてなかった客でも、まあまあ楽しめるように
なってます。さすがエンターテイメント大作。
誰が出てるとかも全く知らなかったんですが、最初の字幕(?)に
レイ・ウィンストンとジョン・ハートが出てきたので、その辺の俳優さん
見れるので、いいか~って。レイさんは、裏切り者のちょっと嫌な、
でも憎めない役でした。そして、ジョン・ハート、すんごい可愛かった
です(笑)。とにかく、かわいいの~♥
ケイト・ブランシェットがロシア人っていうのは、何?って思ったけど。
インディ・ジョーンズのジュニアーも登場し、あ、このシリーズ続ける
気ね、って感じになってます。
まあ、ドキドキとワクワクはそれなりに味わえるし、大作にありがち
な、長いな~って感じはなかったので(124分らしい)、よく出来て
るんだと思います。

あ、そうだ一つだけ、原爆実験のシーンがあるんですが、そこでも
インディ・ジョーンズは生き残るんだけど、実際の原爆はもっと怖いん
だぞって、そのシーンは日本人としては不快でした。

Ladrón que roba a ladrón (2007)

2008-05-19 02:14:14 | cinema
アメリカ映画だけど、スペイン語。アメリカに住む、ラテン系の人たちを観客層に
想定して作られた、「オーシャンズ11」みたいな映画を目指したエンターテイメント
映画なんだそうです。去年公開時にも気になってたのだけど、見逃して、
今回DVDを借りてみました。面白かったよ!
タイトルは「泥棒を盗んだ泥棒」って意味なんだそうで、貧しい移民をターゲット
に、いんちきの健康食品をTV通販して大金持ちになった悪人の家の金庫に
強盗に入るチームのお話。話は「オーシャンズ」シリーズほど入り組んでいないし、
すっきりして、説得力もあり、良く出来てると思います。チームの1人1人の
キャラも個性的だし、敵役の人も印象的。まあ、傑作という程ではないけど、
軽く楽しめる映画でした。
私は全然知らない俳優さんばかりだったんだけど、DVDについてたメーキング
によると、皆ヒスパニック系のテレビでおなじみの俳優たちなんだそう。
ここアメリカにはスペイン語を日常で話してる人口ってかなり多いのだけど、
彼らをターゲットにしたエンターテイメント作品って、あまりないのだそう。
最近「Under the Same Moon」っていう作品も公開されてヒットしたけど、
こっちはちょっとメロドラマっぽいストーリーのようなので、見ませんでした。
映画を特定の人種層に向けて、作るのって、どうよ?って疑問に思うけど、
字幕を読むのが苦にならない人は、どういう映画でも楽しめるもんね。
(英語しか話さない)アメリカ人は字幕付きの映画が嫌いな人がかなりいる
ので、英語で作った方が、ヒットの可能性は大きくなるんだけどね。その辺は
製作者たちもジレンマなのではないかな。

「ベガスの恋に勝つルール」What Happens in Vegas (2008)

2008-05-12 09:19:43 | cinema
日本では8月公開予定。さすがにキャメロン・ディアスという大物が
出てる映画は、アメリカでの評判を気にすることなく、日本公開も
決まってるんですねぇ~。ほ~。
コメディで、予告がかなりおバカで面白そうだったので、見に行きました。
まあ、そこそこ面白かったかな。酔った勢いで出会ったばかりなのに
電撃結婚してしまった2人が、スロットマシーンで当てた300万ドルを
めぐって、争うお話。いがみあっている2人ですが、最後はどうなるかは
予想が付きますね、ハリウッド映画だもんね。まあいいのさ、コメディ
だから。(って毎週言ってる気がする…コメディってどれもハッピー
エンドなんだよね!当然か。)
キャメロンの相手役のアシュトン・カッチャーがかわいかったです(笑)。
さすが年上キラー(?笑)。
そうそう、アシュトンの友達役の弁護士、David Koechner?
でもちょっと若いよね?って思ったら、違う人だった。Rob Corddry
っていう俳優さん。似てます。

「プリズン・フリーク」 Let's Go to Prison (2006)

2008-05-12 08:15:48 | cinema
郵送DVDレンタルで、最近お気に入りのダックス・シェパードの出てる映画を
見つけたので借りてみました。筋書きを読むと、主演(!)みたいだし。
共演の、ウィル・アーネットも何となくカリスマ性があって面白くて好きだし。

ジョン(Dax Shephard)は自分を刑務所に送り込んだ判事への復讐
として、その息子ネルソン(Will Arnett)を罠に落としいれ、刑務所に
送りこむ。復讐を果たすために、自分も刑務所に戻るが、果たしてこの
復讐劇は上手く行くのか?っていうお話、コメディです。

こんな映画があったことを知らなかった、マイナーな映画だけど、ちょっと
調べたら、ちゃんと日本でもDVDが出てる!びっくりだ~。なかなか日本も
やりますね(?)。
途中で、ジョンとネルソンの立場が逆転しちゃったり、ネルソンとバリー(Chi
McBride)のおホモな関係とか、なかなか笑えました。
ダックス、やっぱり面白い~。ゆがんだキャラがかなり似合ってました。
ダックスかウィル・アーネットのファンの方(ているのか?このDVD出てるくらい
だから、結構いるのかも?)には、絶対おすすめです。

「潜水服は蝶の夢を見る」Le scaphandre et le papillon (2007)

2008-05-05 10:59:23 | cinema
こちらはもう日本でも公開済み。こっちで公開してたとき、見逃してた
のでDVD借りました。
結構話題作だったので、お話の内容とかは特に私が説明するほども
ないかと思うけど、脳梗塞で意識ははっきりしてるけど、身体が全く
動かなくなってしまった人が、目の動きだけで小説を書くお話。
映画の感想としては、皆が言うほど(imdbで8点以上付くほど)
私はすごい良い映画とは思わなかったんだ・・・。まあ私としては
10点中5.5点くらいかしら。
ただ、驚いたのは、(実話ということなので)、彼が病院や周りの人から
受けてた扱い。彼を回復させよう、何を言おうとしてるか、理解しようと
大勢の医者や言語療法士、介護士、etcが協力するんですよー。
あの資金は一体どこから?フランスって、誰かが病気になると、あれ
だけ面倒見てもらえる?それとも、Elle誌の編集者ってことだったので、
お金持ちだった?とにかく、アメリカではあれだけ医療を受けようと
思ったら、相当お金持ちでないと無理。日本ではどうかな?わかん
ないけど・・・。そこらへんの説明が映画ではなされなかったので、
ちょっと不満。
根気よく、アルファベットを読みあげ、瞬きしたところが彼の言いたい
ところ、っていうのを続けた、周りの人たち、そしてジャン・ドー自体、
すごいなって思いました。根性あるな~。
あとこれは本当なのか、映画だから脚色してるのかわかんないけど、
周りの看護士や療法士たちがみーんな美人なのは何故さ、って思った(笑)。

Baby Mama (2008)

2008-05-05 05:55:06 | cinema
「Juno」といい「Knocked up」といい、妊娠系の内容は、真剣に
受け止めなきゃいけない問題なので、やたらとコメディにして欲しくないと
思う私ですが、これ予告が結構面白そうだったので、見てしまったよ。
バリバリのビジネスウーマン、ケイト37歳(ティナ・フェイ)はシングルだが、
赤ちゃんが欲しいと望み続けている。仲介を通して、アンジー(エイミー・
ポーラー)が代理母になることに。生まれも育ちも性格も違う2人だが、
何となく友情も生まれる。ケイトは無事赤ちゃんを手にすることが出来る
のか?っていうお話。
結構その他の出演者が豪華で、アンジーのろくでなしの旦那役にダックス・
シェパード、ケイトの相手役にグレッグ・キーナー、社長役にスティーブ・
マーティン、代理母仲介所の所長役にシガーニー・ウィーバー、そして
(日本でそのCMやってるかわかんないけど)AppleのCMで”PC"の役の人も
出てました。
エイミー・ポーラーはどっかで見たなと思ったら、「俺たちフィギュア・スケーター」
の敵のお姉さん役だった人。
ダックス・シェパード、やっぱり面白くて、カッコいい!(やっぱり、「ザスーラ」
見ないと!笑) スティーブ・マーティンもとぼけてて面白い役でした。
最後は想像通り、ハッピーエンドなんだけど、ま、コメディだからいっか。