最近見た中国映画

アジア映画（含む日本）は滅多に見ないんですが、ちょっと機会が
あって、わりと最近見た中国映画２本について。

その１：「こころの湯」　アメリカ題：Shower (1999)
これはちょっと前の映画だし、映画館で見たのじゃないんだけど。
半強制で見なきゃならない機会があって、「えー中国映画、やだなあ」
って思ってたんだけど、意外に面白くて良かったのでした。
北京の下町の風呂屋を舞台にした人情ものなんだけどね、その風情と
登場人物たちがなかなか、味があって。ハッピーエンドっていう
訳でもなく、シビアな話なんだけども、結構心に残った。
じいちゃん役の俳優さんが特に良かったです。

その２：「SPIRIT」アメリカ題：Jet Li's Fearless (2006)
これはもう日本ではDVDが出てるみたいなんだけど、アメリカでは
今公開してます。初登場週で２位に入ってるから、結構人気。
（でも１位がJackass number2だったりするんだが…今週はあんまり
大したものがなかったってこと？）
こういう映画あんまり見ないから、ジェット・リーって人はよく
知らないんだけど、結構人気者なのか？この映画は彼の最後の
カンフー作品なんだそうです。この映画の辮髪の彼は、なかなか
キュートなおじちゃんでした。
これも、中国映画であると言うことも知らずに見に行ったので、
ほぼ全編、中国語であるということ辺りから、私には新鮮だったの（笑）。
アクションムービーだけど、ちゃんとストーリーがあり、飽きないで
見られました。かなり破天荒な展開のストーリーだったので、
実は実話に基づいているっていうのを知って、ちょっとびっくり。
まあ、かなり映画用にアレンジしているようですが。
100年くらい前に、実在した武術家の生涯を描いた作品です。
日本の中村獅童もかなり重要な役で出てます。ただ、この作品の
日本人は刀を持って戦うのですが、日本＝サムライ～刀っていう
イメージが、私は好きじゃないの、いち日本人として。まあ、
払拭しようもないイメージだし、事実昔の人は刀を持ってたんだから、
仕方がないけどさ…。
話半ばで、傷ついた主人公が流れて中国山奥の村に辿り着くんだけど
（破天荒でしょ？）、そこの段々畑（田んぼ）で、農民たちが、農作業の
途中に、風が吹くと、立ち上がって、身体で風を感じてる場面（意味不明
かな）が良かったです。
こういう単純明快な映画は、確かにアメリカ人には受けやすいかなー
って思いました。

BBC1、Lamacq Live終了（涙）

これを日本から聞いてた人はあんまりいないだろうけど…。
毎週月曜日の夜（イギリス時間の夜９時～１時）にやっていた、
Steve LamacqのLamacq Liveが今週で終わっちゃいました。
最近の新しいバンドには全然着いて行けてない私ですが、
この番組は唯一の聞き流せる情報源だったのよねぇ～。
っていうか、Lamacq氏の、ファンです。彼はすごいよ。
常に新しいバンドを発掘してる、まあJohn Peelの後釜的な、
存在だと思うの。でももっとインディー寄りというか。
私は彼の番組から、いろんなバンドを知ったよ。
彼もこの番組、終わることは不本意らしく、でも最近BBC1は
落ち目で番組編成が変わっちゃうそうで、泣く泣く終了って
感じみたいです。でもLamacqはBBCの他の番組にはこれからも
登場するし、これからも聞けるんだけど。
月曜夜には１時間枠で登場するそうだし、今6musicでやって
いる番組で、新しいバンド関連は流せるそうです。今度から、
そっちを聞かなくちゃ。
★（知らない方のために念のため）BBCラジオはネットで
オンデマンドで、どこからでも聞けるんですよ～。素晴らしいよね★

（駄トピ）古いビデオ

まだ、時差ボケで、ちゃんと眠れません…
なので夜中に「だから何？」っていうような、駄トピでも書いてみよう。

この前日本で、古いビデオやカセットやＭＤなどをどんどん
捨ててたの。持ってても、多分２度と見ないし。
その中に、「The Popper's MTV」のビデオが１本だけあった。
ここをご覧の方の中には、昔おなじみの番組だったっていう方も
いらっしゃるはず。ピーター・バラカンが司会の。
捨てる前に、ちょっと見てみようかなって見てみた。
20年くらい前（途中に入った番組宣伝で87年って出てたから、19年前）
のビデオでも、普通に、見れるんだ～。びっくり。
その回は、年間ビデオ大賞みたいのを決める回で、読者投票に
よる上位ビデオクリップがいろいろかかっていた。
私はそのビデオは、多分、New Orderの曲が入っていたので取って
あったんだと思う。他の曲は、今聞くと（見ると）、当時特に
好きなものはなかったのよね。まあThe Smithとかはおなじみ
だったんだけど。この番組の読者投票は、何だか、今見ても、
渋いーんだよ。思うにバラカンさんの趣味が大いに視聴者にも
反映されていたんだと思うけど。
トップはＵ２だったかな、それはまあ、渋くもなく順当かもしんない。
投票してくれた人に商品が当たって、ミニコンポとかスクーターとか
結構豪華なんだけど、商品の中に、10位（20位かな？）の12インチ
シングルをセットにしたの（商品提供元は六本木のWave）
っていうのがあって、さすがに、時代を感じさせた。し、CDが
まだ、なかったんですかね？そろそろ切り替わってた時期だと
思うんだけど。

後は、先月亡くなった、ダニエル・シュミット監督の「今宵かぎりは」
のビデオがあったので（何かテレビから録画したもの。水野晴郎が
解説してた）、見てみた。おぉ、これはー、「ラ・パロマ」の元って
いうか、同じ雰囲気の作品だね～。好きですわ。

ブラック・ダリア The Black Dahlia (2006)

予告編でDeath in Vegasの曲が使われていて、面白そうな
映画に見えたんだけど…。ブライアン・デ・パルマ監督、
ジェームス・エルロイ原作、と鳴り物入りの公開だったんだけど…。
だ、騙されたかな～って感じです。ていうか、話がいまいち理解
出来なかったからかもしれないんだけど…前半、睡魔との戦い
でした。画像も暗いし（笑）。そして訳のわかんないまま、
結末まで…長いし。
実際にあった殺人事件を元にしてるらしいんだけど、ま、
原作を読んで行ったら、もっとわかるかな。でも、大した話じゃ
ないんで、わからないままでいいや～って感じです（呆）。
訳わかんなくても雰囲気が楽しめる「マルホランド・ドライブ」の
ような映画を期待していったけど、かなり外されました。
日本でももうすぐ（10/14）公開だそうで、公式サイトもなんか
凝ってますね…私はあんまり好きじゃなかったので、あえてリンクしないョ…。
Death in Vegasの曲なんかかからなかったし～。多分、エンドロール
でかかったんだと思うのですが、もう疲れ果ててエンドロールなんて
見ないで出てきたし（エンドロール見ないのはいつもだけど　笑）。

※※ちょっと書き足し。ちなみに出演者はジョッシュ・ハートネット、
スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク
などでありました。豪華でしょ。（騙されるでしょ？！笑）
っていうか、デ・パルマ監督の映画って別に好きじゃなかったし、
勝手に期待したほうが悪かったのか。こういうのが好きな人は好きなのかも。
私は、着いていけませんでした…。※※

この前ちょっぴり日本に帰ってました。日本じゃ映画は見なかった
けど…。飛行機の中で見たのはJust My Luck(リンジー・ローハン
ちゃんの）とかファインディング・ニモとか、軽い映画に
しておきました。ニモかわいい…

The Illusionist (2006)

この映画は手品師が主人公なのだけど、たまたまなのか、
近日公開される映画で"The Prestige"というのも、マジック
系の映画なの。なぜ同じ時期に、って感じなんだけど。
予告見た感じでは、The Illusionistの方が地味な感じだったけど、
見てみました。
主演のマジシャン役エドワード・ノートン。その他の出演者は
ジェシカ・ビール、ポール・ジアマッティ、ルーファス・シーウェル。
舞台は100年くらい昔のウィーンです。
ハリウッド映画にしては、やはり地味な印象の映画だったけど、
最後にびっくりさせられるし、そのときのジアマッティの
「あっぱれ」って感じの表情がすごーく良かった。
あと、シーウェルは悪役なのだけど、かなり似合ってました。
ノートンの10代の時の役の子が、すごくかわいい男の子で、
えっ、これが成長するとノートンになっちゃうの？！って感じ
だった（笑）。この映画のノートン君、ひげ生やしてるし。
これは多分日本でも公開されるよね。結構おすすめです。

Beerfest (2006)

今日本にいるんだけど、帰ってくる前に見た映画です。
これはお馬鹿映画。
ドイツのオクトーバーフェストの裏で行われている、ビール
飲みの大会ビア－フェスト。アメリカチームがドイツチームに
勝つために、メンバーを集めて、１年間トレーニングして…って
いうお話。
とにかく、最初っから最後までビール飲んでばかりの、
おばか映画です。女性の胸とかバンバン出てきたりね。
バカバカしいけど、おもろい。
キャストは殆ど有名な人はいないと思う。見た事ないような
俳優さんばかりでしたが、皆役にはまってて、良かったよ。

http://beerfestmovie.warnerbros.com/index_flash.html