Extraordinary Measures (2010)

ブレンダン・フレイザーとハリソン・フォードが主演のドラマ。先月公開で、もう
２番館になってたのを見てきました。ストーリーは面白そうだと思ったものの、
見た人の評価はあんまり高くなかったので迷ったんだけど、私の住んでる
近辺の街で撮影された部分があるってことで見ておこうかなと。

あらすじ：医薬品会社のエグゼクティブであるジョン（フレイザー）は8歳と6歳の
ポンペ病という代謝異常にかかっている子たちを持っていた。治療法が見つ
かっておらず、９歳ぐらいまでに亡くなる病気。このまま子供たちを死なせる
のは無念と、ポンペ病の研究をしている大学教授のストーンヒル（フォード）
と共に、新薬を作る会社を立ち上げるが・・・。

そんなに期待してなかったわりに、結構良かったと思います。細かい設定
やこの教授の役や子供の年齢とかはかなり違うようだけど、実話にもとずいて
いるそうで。薬ってこうやって開発されるんだなとか、研究者のエゴとかそういう
裏事情が描かれてたのが興味深かったです。ハリソン・フォードも良かったし、
敵役（でもないんだけど）のJared Harrisも良かったです。

ウルフマン The Wolfman (2010)

べネシオ・デル・トロ主演のファンタジー・ホラー。昔の映画のリメイクらしいです。
英国の地方の村の森で連続して殺人が起きた。死体の様子から、人間の仕業では
ないと思われ、村人たちは恐れおののく日々。兄を殺されたローレンス(デル・トロ）は
何者のしわざなのか、突き止めようとするが・・・。

前評判によると、大して良くないよ・・・っていうことだったので、あんまり期待しないで見に行き
ました。舞台が19世紀のイングランド・・・ってところで、わかってはいたけど、ああこの手の
映画はどうして絶対イギリスが舞台なの・・・ってちょっと出だしでつまずいたものの、それほど
悪くはなかったと思う。期待通りの怖さ（怖さというか、予定調和的な笑える怖いシーン　笑）は
あったし。ウルフマンが結構、怖いの。
父親役がアンソニー・ホプキンス、兄嫁役にエミリー・ブラント。私的に良かったのは、刑事役
のヒューゴ・ウィービング。結構目立つ役で、でも、この人見るの久しぶりだったので、あれ、
誰だっけ？後から確認してああ、彼だったのかって。相変わらず、かっこよかったです。

日本では４月公開だそうです。 http://www.wolfman-movie.jp/

Crazy Heart (2009)

ジェフ・ブリッジズ主演のドラマ。アカデミー賞にも３部門でノミネートされたせいか、映画館、かなり
満員になってました。観客年齢層は高。
バッド・ブレイク（ブリッジズ）は昔かなり売れていたけど、今は落ちぶれたカントリーシンガー。
自分でぼろい車を運転して、ツアーで各地の小さいライブハウスを巡る毎日。４回離婚して、
今は酒びたりの日々。ある日、ツアー先のサンタフェで音楽ライター志望のジーニー（マギー・
ギレンホール）と出会う。また、昔確執があったらしい、売れっ子カントリーシンガーのトミー
（コリン・ファレル）の前座として、大観衆の前で歌うチャンスが巡ってきた。

期待通り、結構良かったです。ジェフ・ブリッジズがアル中の歌手の役にはまってて。そんな彼に
30歳近く年の離れた女性が恋をするかなあっていうと、激しく疑問だけど・・・。
バッドが長年連絡を取ってなかった自分の息子に電話してみて、今さら何の用なんだ？って言われ、
（そう言われて当然なんですが）、酒におぼれて、自宅のトイレのとこで寝てしまってたら、次の朝
友達が訪ねてきて、二人で釣りに行くところ、釣りをしながら話している場面がすごく良かった。
最後も、ちょっとビタースィートな終わり方で、良かったです。
ジェフとコリンは実際歌ってるように見えたけど、あれ、吹き替えなのかなあ？？

パラノーマル・アクティビティ (2007)

今さらですが、やっと見ました。郵送レンタルでＤＶＤやっと送られてきたので・・・。
日本人にはそんなに怖いものではないって見た方たちの感想だったので、あんまり期待せず、
でも世間をあれだけ騒がせたんだから、それなりに面白い（怖い）んだろうと・・・。
結果、ＤＶＤで見たことと、ドキュメンタリーを装っていても、しょせん映画なんだよってわかって
いたので、全然怖くはありませんでした。よくテレビのサイファイチャンネルで、でゴーストハンターズ
っていうのをやっているんだけど、それとほとんど同じような・・・。しかも本当じゃないので・・・。
何で全てのドアを開けっ放しにしとくんだろうね、とか（普通寝室のドアとか閉めません？寝るとき）
次、シーツが動くよ、とか、おぉ、テレビが点いたか～そりゃクラシックだねー、とか、この人たち、暇
そうだねー・・・仕事してんのかよ？とか突っ込みながら見ちゃいました。最後どうなるかも、何となく
予測がついた（笑）。
やっぱり、映画館で見ると、良いのかもしれない。今日本でもやってるはずなので、見る予定の方は
ＤＶＤを待たずに映画館のほうが良いかもです。

When in Rome (2010)

べス（クリスティン・ベル）は美術館の展覧会を取り仕切るやり手のキュレイター。
前の彼には半年前に振られ、仕事に精を出す毎日。ある日妹が出会ってまだ
２週間のイタリア人と結婚することになった。結婚式のためにローマに飛んだべス
結婚式で新郎側のベストマンのニック（Josh Duhamel）と出会う・・・。

お話自体は、普通のラブコメでそんなに興味はわかなかったんですが、脇キャスト
を見て、断然見る気に。ウィル・アーネット、ダックス・シェパード、ジョン・へダー。
私のお気に入りなコメディ系俳優さんたち。あと、ダニー・デビートやAlexis Dziena
とかも面白いキャストですよね。
ウィルはイタリア人の画家の役、ダックスは自己顕示欲の強いモデルの役、ジョンは
怪しい手品師役と、それぞれ持ち味が出てて面白かったです。そして、手品師の
カメラマン役で、何とEfren Ramirezが出てたよ。アンクレジットなので、出てるの知らず、
思わぬところでナポレオンとペドロのコンビが復活してて、受けました。
（そういえばダックスとウィルは「プリズン・フリーク」で共演してるし、エフレンとダックスは
エンプロイー・オブ・ザ・マンスでコンビだし、ウィルとジョンは「俺たちフィギュア・スケーター」
で共演してるし・・・だけど　笑）
観客は女性が多かった気がします。ラブコメだからかな。かなりドタバタでＢ級ですが、
私としてはお気に入りの俳優たちが出てたので良かったです。