US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Dan in Real Life (2007)

2008-03-31 06:28:28 | cinema
「40歳の童貞男」などのスティーブ・カレル主演のドラマ。劇場公開時には
見逃してしまったので、DVD借りて見ました。
ダン(スティーブ・カレル)は3人の娘を育てているシングルファーザー。
妻を亡くして以来、恋愛とは遠ざかっている。親戚の集まりに行き、
近くの本屋で出会った女性マリー(ジュリエット・ビノシュ)に惚れるが、
実は彼女は弟(デーン・クック)の彼女だった・・・。というお話。

一見、インディードラマ仕立てっぽくなっているけど、登場人物がどれも
軽くて、あんまり共感出来ず、この映画、私は特に好きでも嫌いでも
ないって感想です。ダンが、ちょっと会っただけのマリーを弟の彼女なの
にかかわらず、どうしてそんなに好きだと思うのか不思議だし・・・。
どなたかのブログにも書いてあったけど、マリーは嫌な女だし(笑)。
ただ、ダンと娘たちとの関係、特に次女とボーイフレンドに関するところ
とかはなかなか良い話だと思いました。あと、親戚の集会みたいなのって
アメリカでもあるんだな~って・・・。ちょっと懐かしかったです。


Drillbit Taylor (2008)

2008-03-25 12:06:54 | cinema
ジャド・アパトー組というか、セス・ローゲンなどが脚本を書いた、
コメディです。かなり楽しみにしてました。ムフフフ。
主演はオーウェン・ウィルソン。
デブとヤセとチビの高校新入生が、いじめっ子から身を守るために、
ドリルビット・テイラー(オーウェン・ウィルソン)をボディーガードに雇う、
っていうお話。ドリルビットは、ホームレスですが、周りを上手く騙して、
教員になりすまします。
高校生ってことで、Superbadを思わせますが、この作品の子たち
は、かなり幼い。中学生みたいに見えます。
一人いじめっ子がいて、「いじめ」場面がかなり多くて、コメディだけど
そこは笑えなかったな。でもオーウェン・ウィルソンは良かったし、子役
たちのキャラも面白かったです。高校最初の日、っていって緊張してる
ところの台詞とか、Superbadを思わせる感じでした。なかなかテンポも良くて、
さすがアパトー組。
あ、Junoにもちらっと出ていた、アジア系の女の子Valerie Tianも
出てました。

The Bank Job (2008)

2008-03-16 18:29:54 | cinema
1971年にイギリスで実際に起こった銀行強盗事件についての映画。
ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズなど出演。
キャストも特に好きな俳優さんはいないし、銀行強盗?って感じで、
特に見たいと思ってなかったけど、imdbで今のところ7.8と、かなり高得点
ついてるし、見に行ってみた。
いきなりイギリス英語で聞き取りにくく、一瞬あちゃー、と思ったけど、
話の筋が読めてくると、なかなか、面白く、良い出来。
1971年、ロンドンってことで、なかなか、雰囲気もある映画でした。
映像も今風にヴィヴィッドでなく、わざと古っぽくしてあったような気がします。
今と違って、携帯なんてないので、強盗のとき連絡取るのがトランシーバー
だったりするのが面白い。
日本公開するかはわからないですけど、まあ結構おすすめです。

UKオフィシャルサイト
http://www.bankjobmovie.co.uk/

Cirque du Soleil - Corteoを見てきたよ

2008-03-11 12:54:02 | etc
初めてシルク・ド・ソレイユの舞台を見るまで、名前は聞いたことは
あったけど、それ何?サーカス?って、全然興味がなかったんだ。
でも、1作(La Nouba)見て、こりゃーすごいってかなり感動して、
すっかりファンになりました。それが約2年前。限られたところでしか
やってないし、チケットも高いし、そんなに見れるチャンスはないので、
今回でやっと3回目のシルクでした。今回はCorteoが地元にやって
くるということで、半年ほど前に、チケットの予約をして、楽しみに
待っていたのです。

今まで見た2作は常設劇場だったので、今回、テントってことで、
かなり、イメージが違ってた。舞台も狭いし、反対側の客席が透けて
見える(カーテンが下りてるときは)という、変わった会場。
よく、客席に俳優さんたちが降りてきて、パフォーマンスの一部を
するのですが、そういう時、どこ見て良いかわからなくなる。
シルクっていつもそうなんですが、こっちで何かやってるけど、あっちでも
何かやってるよーみたいな。人によって見てるとこが違ったりする。
それもまた面白いんですね~。でも、今回客席がすんごく狭くて、
隣の人とがちがちに近くて、とっても窮屈でした。やっぱり、テントだと
ああなっちゃうのかな。それがかなり不満でした。終わったときには、
かなり身体が疲れてたもん・・・。もうちょっと後ろの席を買っておけば
もっと見やすかったかな~。ってことで、Corteoは後ろの席がおすすめ
です。(しかも、後ろの方が安いんだよ)
でも、はじめのシャンデリアから、小人が飛んでくるところとか、最後の
方の梯子使ったパフォーマンス、鉄棒まで、視覚的にかなり楽しめました。
歌はイタリア語だったのかな?隣のアメリカ人が「何言ってるかわかん
ないわよ!」って文句言ってました(笑)。

2作目にみたのは、”Ka"。”Ka"も”Corteo"も良かったけれど、
La Noubaには負ける、と思うのは、最初にLa Noubaを見たから
なのかな~?と検証するためにLa NoubaのDVDを借りてみることに。
Corteoは、舞台装置があまり凝ってないし、よりサーカスっぽい
感じがしました。ここらで象出てきてもおかしくないよね、みたいな。
象じゃなくて、リモコン操作のロボットみたいのが出てきたけど(笑)。
ちなみにびっくりするほど、子供のお客さんが多かったです。昼間だった
から?子供の頃から、こんなの見れたら、良いよね~。

東京には常設劇場が出来るそうで、どういうのをやるんだろうね?
いいなー、行って見たいぞ。

Semi-Pro (2008)

2008-03-10 11:03:37 | cinema
とりあえず、ウィル・フェレルの最新作だから見るのだ!と、
かなりウィルのファンになっている、ここ最近の私。
今回は、バスケットボールのコメディです。
NBAより一つ下のリーグの、弱小チーム「トロピックス」を
率いるオーナー・コーチ・選手ジャッキー・ムーン(ウィル)。
レコードを出したこともあり、人を率いる才能はあるのだが、
バスケを真面目にやろうっていう意気込みには今ひとつ
欠けている。そんな折、リーグ統合のために、チームが解散
させられる危機に!洗濯機と引き換えに元NBA選手
マニックス(ウディ・ハレルソン)を引き抜いてきて、チーム再生
を計るが・・・。っていうお話。
当然、おバカです。さすがウィル。いつも通り面白いです。
笑えます。
時代設定が70年代で、髪型とか服装とかもなかなか
楽しいのだ。
ウィル・アネットとか、David Koechnerとか、おなじみの俳優
さんたちも出てます。

ところで予告編で見た、ウィル・フェレルとジョン・C・ライリーが
義理兄弟になる、"Step Brothers"もものすごく楽しみ!
あの2人、本当に兄弟みたいだもんね(笑)。

Be Kind Rewind (2008)

2008-03-03 23:42:53 | cinema
久しぶりに、ツボにはまる映画キタ━━━━━━━━━━━━ッ!! (゜∀゜) !!
ミシェル・ゴンドリー監督ということで、きっとハズレはないだろうとは思っていたけど、
予想以上に面白い映画!
ジャック・ブラックとモス・デフが主演です。

あらすじは自分で書けないんで、検索したところ、こちらの方のがすごい上手く
書かれてるので、勝手にリンク(すんません・・・)
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

ちょっと補足すると、このビデオ店はMr.Fletcher(ダニー・グローバー)が経営して
るんだけど、1作1㌦で1晩ビデオを貸してくれるっていうお店で、地域再開発の
ために、ビルが取り壊されようとしている。伝説のジャズミュージシャン、Fats Waller
の生誕の地でもあり、何とかしてお店を守りたい。モス・デフはそこの店員で、ジャック・
ブラックは近所に住む友達っていう設定。

ゴーストバスターズを作ってる場面(図書館にゴーストバスターズっぽい格好を
して忍び込み、お客さんを脅してみたりする)あたりでもう笑いが止まりません
でした。Swededってコンセプトが面白いよ~さすが、ミシェル・ゴンドリー。
でもって、モス・デフのキャラクターが、何か優しくって、ぼけてて、すごく素敵
なんだよ~。ミア・ファーロー演ずる常連客の近所のおばあちゃん、かわいい!

映画の最後に出てたけど、彼らがSwedeした映画はウェブサイトで見れるそう。
ウェブサイト、ちょっと見たけど、手作り感覚でかなり楽しい。
映画ファンなら、いや、そうでなくても、きっと楽しめる作品だと思います。
こんな気に入った作品は久しぶり、私の今年のベストテン入り、早々に決定です。

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