US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

アカデミー賞を見たよメモ

2008-02-26 23:19:41 | cinema
24日に行われた第80回アカデミー賞、5時半からしっかりテレビの
前に陣取って、ほぼ全部見ちゃった、ということでメモメモ(笑)。

賞に出てくる映画でも、見てないのも多いわけですが、ドキュメンタリー
部門のとかは、どれも面白そうだったので(Sickoだけは見たけど)
機会があれば、見て見たいと思った。

作品賞にノミネートされてた5作のうち、見たのは受賞した「ノーカントリー」と、
あとはJunoだけ。毎年そんなもん。
There Will Be Bloodは見てもいいかな、って感じだけどまだ見てないし、
(ポール・ダノの役が面白そうだよね。でも見た後落ち込みそう(疲れそう)な
映画なので、見に行ってないの・・・)、Michael Claytonも
ジョージ・クルーニーはわりと好きなので、見たかったけど、見逃した。
(まだやってるところもあるけど)
Atonementはあんまり今のところ興味なしかな・・・。
「ノーカントリー」が作品賞受賞するとは、正直思ってなかったので、
すごーくびっくり。面白い作品だったけど、終わり方が唐突で、
皆「ヘッ?」って感じだったと思うんだけど。でも助演男優賞を取った、
ハビエル・バルデムの役がとにかく凄かった。なので、彼が助演男優賞
を取れたのは嬉しかったです。あの役と違って、舞台上ではカッコよかったね(笑)。
コーエン兄弟のスピーチも面白かった。子供の頃にやってた、映画撮り
ごっこと、今やってることはあんまり変わらないって。

Onceのあの2人が演奏したし、あと音楽賞(?)を受賞して、
あのguy(Glen Hansard)の方がべらべらスピーチした後、girl(Marketa
Irglova)が何か言いたそうにしてるのに、無視して引っ込んでしまい、
司会のジョン・スチュアートが「彼は傲慢だ~」って冗談めかして言ったからか、
CM後、彼女がスピーチしてたのが面白かった。

アカデミー賞は、部門ごとの作品賞みたいのがないので、コメディは
完全に無視されるんだけど(Norbitはメークアップ賞にノミネートされてたけど)、
プレゼンターとして、スティーブ・カレルが出てたのと、私としては大注目だった
場面が、Superbadのセス・ローゲンとジョナ・ヒルが出てきたところ!(笑)
「ハリ・ベリーとジュディ・デンチです!」って言われて、出てきたのがこの2人。
2人とも、ハリ・ベリーの役をやりたがり、「でも僕らはそっくりなんだから」
って、ほんと、あの2人は似ている(笑)。

いくつかの賞にノミネートされてた、フランス映画の"The Diving Bell and
the Butterfly"はこの前から見たいと思ってた作品。「海を飛ぶ夢」を連想
させるけど・・・。「ペルセポリス」も見たいです。

最後の方でプレゼンターで出てきた、デンゼル・ワシントン、機嫌悪かった
のかな?何か、違って見えたんだけど。

「トレジャー・ハンターズ/進め!笑撃冒険王」 Without a Paddle (2004)

2008-02-24 06:44:19 | cinema
郵送レンタルDVDのサイトのおすすめに載っていたので、何となく借りてみた
映画。結構良かった。セス・グリーンとダックス・シェパードとマシュー・リラードが
子供時代の親友同士で、もう一人の亡くなった友達の弔いのために、伝説の
お宝を探しに出かける友情冒険コメディ。
始めに出てくる小学生のときの場面が良い感じだったし、3人のキャラ設定も
なかなか面白く、俳優さんたちもはまってて良かったです。ダックス・シェパード、
このまえ"Employee of the Month"見て、おもろい俳優さんだな~って
思ったけど、やっぱりそう。カッコいいけど、存在が面白い。
DVDに入ってた、おまけ映像を見ると、中に出てくるクマは調教された本物
だし、川下りとかのシーンも、俳優たちが本当にやってる場面が多いらしく、
感心した。
ちなみに南オレゴンのど田舎って設定だけど、実はニュージーランドで撮影された
らしいよ。最後の字幕で見るまで、気が付きませんでしたが…。

あ、そうそう、カルチャー・クラブの曲とかの使われ方も面白かった。
麻薬密造所で飼われてる犬の名前がレイナードとスキナードだったりとか
も笑えました。

もひとつ追加。ダックス・シェパードの台詞で、俺はxxって店のemployee of
the monthになったんだから!っていうのがあったの。彼はEmployee of the month
の映画に出てたから、それを考慮した台詞なのかなあ~って思ったけど、
製作年度はこっちの方が2年も早い。関係なかったのかな(笑)。

日本公開時のウェブサイトhttp://www.uip-pub.jp/th/top.html

「ジャンパー」Jumper (2008)

2008-02-20 23:12:58 | cinema
うーん、これは・・・見なきゃ良かった。
特に期待はせずに見に行ったんだけど、見る価値なかったです。
いろんなとこにテレポート出来るのは面白いけど、ただ、それだけ。
すごく軽い話で、お話としては全然内容がないし。単純で子供っぽいし。
10歳以下の子が見るのにはいいのかな。

主役はヘイデン・クリステンセン、ジャンパー仲間のイギリス人役に
ジェイミー・ベル、へえ、この人ってビリー・エリオットだったんだ!
imdbを見るまで気付きませんでした・・・。子供のときと、印象
違う~。かっこいい青年になってますね。
この辺の俳優さんたちのファンの方には、良いと思うけど、それ以外の
大人の方には、この映画あんまりお勧めしません・・・日本でも大々的
に宣伝してるみたいだけど

今更だけど、去年の映画ベストテン

2008-02-11 11:41:13 | cinema
ずっと、2007年に見た映画で、自分が気に入ったものを挙げておこう
って思ってたんですけど、今頃になってやっと・・・。

1. Control
もうこれは、私にとって別格なので・・・。

2. Superbad
一見、「アメパイ」的な、高校生のおバカ映画だけど、この映画は一人
一人のキャラの描き方が、すごく良いので、他のおバカ映画とは、一線を
画す、愛すべき作品だと私は思います。メインのキャラ5人(高校生3人&
警官2人)が、すごーく好き!(笑)
日本でもDVD出てるので(「スーパーバッド 童貞ウォーズ」って題ですが 笑)
ぜひぜひ皆さん見てね。

以下は順不同です。

Blades of Glory 「俺たちフィギュアスケーター」
これは文句なく面白かった!去年、2回、映画館に見に行ったのはこの
映画だけ(笑)

Sicko「シッコ」
国民皆が頼れる、健康保険がないなんて、ほーんと、変な国なアメリカ。
マイケル・ムーアの描き方はユーモラスでドキュメンタリーだけど、笑える、
だけど、しっかり問題は浮き彫りになってた、なかなか優秀な映画です。

Hot Fuzz
イギリス系コメディは私には理解できないことも多いけど(モンティ・パイソン
とかは・・・X)、これは面白かった。

Music & Lyrics 「ラブソングができるまで」
80年代を知らない人にはあんまり面白くないかも?私の世代の人には
あのヒュー・グラントのビデオシーンは受けただろ~。

Wild Hogs「団塊ボーイズ」
これも、若い人には面白くないかな~?ミッドライフ・クライシスと戦う
おじさんたちの、ロードムービーでなかなか楽しいお話でした。

The Darjeeling Limited 「ダージリン急行」
カラフルだし、主演3人の絶妙な取り合わせとノリが何とも面白かった。

Lars & the Real Girl
これは良い映画!日本公開されてないみたいだけど、残念。
今の時代、バーチャルな物(人)に思い入れたり、私みたいにぬいぐるみ
に名前付けて話しかけてたりする人(笑)は多いはず!きっと皆、共感する
ところがある、かわいらしい作品でした。

Into the Wild
実話である、主人公の生き方を見せ付けられ、良い悪い、好き嫌い、を
飛び越えて、心にズーンと響くものがありました。必見です。

今年も10個挙げられるほど、気に入る映画に出会えますように…

Fool's Gold (2008)

2008-02-11 10:30:22 | cinema
imdbでは今のとこ評価が4.6とかなり低いですが、今週末の
興行成績はトップだったようです。
マシュー・マコノヒーとケイト・ハドソンがメインキャラの冒険宝探し&
コメディ&ラブストーリー。マシュー・マコノへーって、最近人気だけど、
どこが良いのか、わかんないのよね・・・。(ファンの方ごめん)
オーエン・ウィルソンとかぶるし。

この映画は予告見て、まあ、退屈はしない程度には楽しめる
だろうって思ったのですが、まさにその通りでした。
私的に良かったのは、出てるの知らなかった、ユアン・ブレナー(
トレインスポッティングのスパッド)とレイ・ウィンストンが出てたこと。
あと、富豪(ドナルド・サザーランド)のバカ娘を演じる、アレクシス・
ジェンナが面白かったです。
日本公開は夏頃、決まっているようです。

エバン・オールマイティ Evan Almighty (2007)

2008-02-10 12:55:18 | cinema
日本では公開されずに、DVDが出てるそう。
私は去年公開時に、まあ見なくても良いかな~って感じで、
でもDVDは借りてみました。(スティーブ・カレル関係では、
”Dan in Real Life"も見逃してる。これもDVD借ります。)

神様系映画ってちょっとね?って思ったんですが、"Superbad"
等のジョナ・ヒルも出てるらしいことを知ったのが、DVD借りた
きっかけ(笑)。"Superbad"じゃ高校生の彼ですが、この映画
じゃ大人じゃん!彼のことを認識したのって、Superbadが最初
だけど、「40歳の童貞男」にも出てたし、面白くて好きです~。

ちなみにこれの前編(?)「ブルース・オールマイティ」は見てないです。
テレビでやってたのをちらっと見たけど。
ストーリーは、いまいちピンと来ないというか、神様を登場させて
いいの~?とか思ったけど。(モーガン・フリーマンの神様役は良かった
けどね。)で、コメディなんだか、ドラマなんだか、はっきりしないし。
船が流れていくところは、話が盛り上がったけど。
一番良かったのは、最後のシーン(皆がダンスしてるとこ)で、
あーこれはコメディだったのね、と思いました(笑)。

”Strange Wilderness" (2007)

2008-02-04 05:37:24 | cinema
スティーブ・ザーン主演のおバカコメディ。もー、ものすごく、お下劣で
バカバカで、おもろいです。残念ながら、公開初週、トップテンに入って
ないみたい。あまりにバカなので、アメリカ人でも引いちゃったのかも(笑)。
サタデーナイト・ライブ関係の人が作ったらしく、その他の出演者に、
ジョナ・ヒル(Superbadのセス)、ジャスティン・ロングなど。
あらすじ:父親がホストを務めていた、人気野生動物TV番組の後を受けて
ホストになったピーター(スティーブ・ザーン)ですが、下品で行き過ぎた
番組ばかり作っていたので、視聴率が落ち込み、番組は打ち切られる
寸前。打開作戦として、ビッグフット(伝説の巨大な猿人)を探しに
行くことに。
とにかく、バカ。徹底したバカ具合で、私はかなり笑えて、楽しめました。
この手の映画は、日本での公開は、無理だろうな~(笑)。でも、バカ映画
がお好きで、お下劣なのも大丈夫な方には、かなりおすすめですよ~。

オフィシャルサイトhttp://www.strangewildernessmovie.com/#intro

「Once ダブリンの街角で」 (2006)

2008-02-04 02:42:26 | cinema
これは去年あたりかなり評判で、日本公開も結構評判よかったよう
だけど、私はあまり興味を持てなかったので、見てなかったの。でも
まあ一応見てみるかってことで、借りてみた。
うーん、まあ、いいんじゃない?変わった、低予算映画ではあるよね。
私は主人公2人のキャラが、あまり好きになれず、でも、音楽は結構
良かったので私は星3つ半ってとこでしょうか。
男、(そいえば、名前がないよね)、別れた(逃げた)彼女の映像を
PCでずーっと見ている、み、未練たらしい・・・。その場面は、まるで
プロモビデオのようだったけど。この映画自体が、このバンドていうか
ユニットのプロモビデオのようだよね。
女(こいつも名前がない)、何かと図々しすぎ!掃除機を持ってきて、
修理してくれとか、おやじが怒るから嫌だって言ってるのに、バイク運転
させて~とか。
とかとか、話自体は、あんまり好きではないけど、音楽とそのかもし出す
雰囲気はとっても良かったので、まあ見る価値はあったと思う。
そうそう、スタジオで最初で最後のこのバンドの録音をするところは、最高。
ちなみにこのミュージシャンたち、全然知りませんでした。もともと、主人
公役はキリアン・マーフィーがやるはずだったとか。彼の歌唱力がどの
程度なのか知りませんが、とにかくかなり違う映画になっていただろうね。

Employee of the Month (2006)

2008-02-03 13:34:01 | cinema
同名のタイトルの映画が他にもあるみたいだけど・・・これは一昨年ごろ
公開してて、見逃したやつ。
ナポレオン・ダイナマイト(バス男)のペドロ役、エフレン・ラミレスが出てたし、
ちょっと面白そうと思ったんだけど、見逃してしまいました。
主演はデーン・クック、その他ジェシカ・シンプソン、ダックス・シェパードなど。
あんまり私は他で見たことのない俳優さんばかりだった。
お話は、Costcoみたいなスーパーで(もろ、撮影にコスコ使ってて、商品
もKirkland印のが結構出てきちゃってた)、月間最優秀従業員賞(?)
に選ばれて、新人カワイコちゃんエイミー(ジェシカ・シンプソン)の感心を
勝ち取るために、スター店員のヴィンス(Dax Shepard)に対抗する
落ちこぼれ店員の主人公ザック(Dane Cook)。というコメディ。
エフレン・ラミレス、やっぱ、いいよぉ~。独特の味があります。
飄々としてるよね。何となく、関西お笑い人みたいな、味がある。
Costcoの棚の2階部分にザックたちだけの、隠し部屋が作ってあったり
するあたりが面白かったし、ボックスボーイ(レジで箱に商品を詰める人)
が一番店員の中でランクが下で、レジ打つ人はランクが上、なんてこと
全然知らなかったので、そのへんは勉強になりました。
ちょこちょこっと出てくる、ゲイネタ(笑い)もなかなか面白かったし、軽く
レンタルして時間つぶし程度に見るのには、結構楽しめる映画でした。