US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

シティ・オブ・ゴッド (2002)

2005-11-26 16:11:43 | cinema
"The Constant Gardener"が結構気に入ったので、今更だけど、
同じ監督の「シティ・オブ・ゴッド」を見てみた。タダ映画館で
やったので…。
いや~、これは世界中で評判になるのがわかる。力作ですね。
見る前に、日本のホームページを見つけて、じっくり読んで行った
ので、何となく着いていけたけど、登場人物がやたらといっぱい
いるし、どれが誰だか、なかなかわからん(笑)。すぐ死ぬし(笑)。
さっき復習してみたけど、日本のHPに載ってる名前と、英語字幕は
違ったりするし…。ブラジルだから、ポルトガル語なんでしょうが、
まーーったく、単語一つもわからんので、じーっと字幕を
追ってました。

街のギャングの抗争記、みたいな感じで、無法地帯で、やたらと
人が死ぬし、ひどい所があったもんだな~って感じ。一応本当に
60年代~70年代にリオデジャネイロのスラムであったことを元に作られた
映画です。
ちびっ子ギャングたちが、すごいんだ~。いやはや。まあ中心に
なってるギャングも、18歳とかそのくらいの年だったりするんですが。
皆が殺されていったり、悪に染まっていく中、また、そうなっても
当然と思われる環境の中で、唯一、語り手である主人公のみは、
まともな生き方を選びます。そして、一応この映画の終わりのところでは、
職を得て、前向きに生きて行こうというところで、終わっているのが、救い。
(これの続編があるらしいんだけど、その中ではどうなってたの
かな?)

すごいヘビーな作品だけど、ところどころ、笑えるところもあり、
話もなかなか面白いので、飽きることなく2時間10分見られます。
なんか、かなり現実離れした感じと、やたらとたくさん人が死ぬので、
やくざ映画とかそういうのを連想した…(笑)。
唯一気に食わないのは、鶏殺すところ。そういう場面が苦手なの
で、、、。個人的に、撃って殺される方が、ナイフで殺されるより
よっぽど良いと思うのだ…。刃物が生理的に嫌いなのだ…(涙)。
そういえば、映画の中に、やたら痩せて毛の抜けた犬が出てきた
けど、あの犬はどこから連れてきたのかしらん。

バス男 Napoleon Dynamaite (2004)

2005-11-22 13:16:54 | cinema
先日、kanakottonさんにNapoleon Dynamiteは邦題「バス男」
なんだよ、と教えて頂いて、そのときに初めて知った映画。
そういえば、このジャケットは見たことがあるような。でも
全然未チェックでした…。おばか映画っぽいし気になったので、
借りて見てみた。
「電車男」も見ていないけど、一応恋愛ものなんですよね~?
「バス男」は全然違うね(笑)。

おバカだけど、軽いおバカというか、これでもか~これでもか~
っていう爆笑シーンはあんまりない。何となくおかしいけど。
アイダホ州プレストンってところが舞台で、ド田舎~。いつも
晴れてる。(←それは羨ましい)
田舎の証拠に、ナポレオンの家、ラマ飼ってるし。
なぜか、親はいなくて、おばあちゃんとお兄さんと暮らしている。
お兄ちゃんは無職でネットのチャットルームにはまっている。
(お兄ちゃん、一見冴えないけど、実は後の方のシーンで、
メガネを取ると、結構かわいい顔だったりする。)

ナポレオンの友達のペドロは、高校生の癖に髭はやしてて。
おぃおぃ。ペドロとナポレオンの、男はskillがないとね、って
いう会話とか、笑えました。
ペドロ役のEfren Ramirez、imdbで見ると、このおじさん高校生
とは印象違って、カッコいい写真が載ってます。
これから、他の映画で見つけたら、実際はどんななのか、注目です(笑)。

途中で、お兄ちゃんとアンクル・リコがボーリングするところで、
レーンにレールがついてて、ガーターにならないようになって
いたんだけど、これって、本当にあるの?!
なんかそういう、ヘンテコなシーンが多い映画なのでした。

アンクル・リコの元に最後に自転車でやってくる、彼女は
一体何者だったんでしょう?ただのnew girlfriendってことで
良いんでしょうか。最後の結婚式にも出てたよね。

全編、流れる曲は懐メロポップが多かったのですが、特に、最後に
流れたWhen in Romeの"The Promise"って曲、当時結構好きでした。
思わず一緒に歌っちゃいました(笑)。でも歌詞が微妙に難しく
付いてて、ちゃんと歌えないんだけどね(笑)。調べてみたら、1988年の
シングルだそうです。古~

Good Night, and Good Luck (2005)

2005-11-19 08:16:29 | cinema
これ、気になっていたんだけど、やっと見てきたぞ。

あらすじ(よそのサイトから借りてきました。すんません):
1950年代、テレビがまだその幼年期にあった時代。マッカーシー
上院議員による "赤狩り" 旋風の中、敢然とこれに立ち向かった
ニュース・アンカー、エドワード・マロー(デビッド・ストラザーン)
と、彼を支えたプロデューサーのフレッド・フレンドリー
(ジョージ・クルーニー)らCBSニュース室スタッフの姿を全編
モノクロで描きます。

というもの。

ちなみに、ジョージ・クルーニーの監督2作目ということです。
彼の父親はニュースキャスターだったそうなので、この作品の
背景は、入り込みやすいものだったのかも。

これ、背景が飲み込めてないと、理解するのが難しいかも。
ジャーナリズムに興味のある人でないと、マローって知らない
だろうし(私は知らなかった)。
たった50年前でも、今と比べると、全然自由度が違うので…。
共産主義者とされると、何年も投獄されるようなことが、
実際起こってた時代だから…。
最初、難しくて、ありゃ、見に来たの失敗?って思ってたけど、
後半どんどん面白くなり、マローが勇気を出して、自分の考えを
テレビでしゃべるところとか、緊張感があって良かったです。

白黒の画面と、ときどき挿入されるジャズが雰囲気を盛り上げて
ました。マーローも、他のキャスターも、テレビに映るときまで、
煙草を吸ってるんだよ~。今の時代から見ると、ありえない。。。
あと、社内結婚は禁止だったとかね(笑)。まあ50年も前だから、
当たり前か…?
そうそう、CBSのCってコロンビアの略だったのね。知らんかったぜ(笑)。

ところでこれ、東北新社が共同制作かなにかでクレジットに
載ってた。結構日本のお金が外国映画に行ってることって多いよね。

そうそう、ジョージー・クルーニーの出てる、Syrianaっていう映画も、
楽しみにしてます。

話は変わるが、、始まる前に「Memoirs of Geisha」という映画の
予告編をやってたんだけど、正直「…げ」って(笑)。これが日本
だと思われたら困る、って感じ。多くの人は、それが「昔の話」だ
ってことが、理解できないだろうから。まだ下妻物語の方が良い
わよ(kamikaze girlsって題名は嫌だけど)。
この映画がヒットしないで、こっそりと闇に葬られることを期待します。

Kamikaze Girlsって~?!

2005-11-17 12:15:07 | etc
今日地元のタダ新聞の映画欄を見てたら、「Kamikaze Girls」
っていう映画の広告が。日本のもの??どっか見覚えがある
写真。これ、何だったっけ?と広告をまじまじ見ると、
「Shimotsuma Story Media Partners」とある。そうそう、
「下妻物語」という映画だったよね。映画自体は見てないけど
(あんまり邦画に興味がないのら、ごめん。でも面白そうだとは
思ったよ)、予告編をさんざん映画館で見たような気がします。
たまに、日本公開の際に、元の題と全然違う邦題がついてて、呆れる
ことがあるけど、これはそれの逆パターン?
"Kamikaze Girls"ってのも、ちょっと、、、?
いや、映画を見てないから、実際カミカゼっぽいのかも
しれませんが いまどきコスプレと暴走族なんていう、
突拍子のなさがカミカゼっぽいのか?(笑)。

Kamikaze Girlsのサイト♪

ところで、最近見た映画~「Jarhead」くらい…。
戦争もので、自分向きの映画じゃないので、感想とかは書きません~。

レジェンド・オブ・ゾロ (2005)

2005-11-07 15:01:10 | cinema
とっても大衆的な作品で、全然おたく日記じゃないけど、
一応書いとくね…。
これの前作に「マスク・オブ・ゾロ」っていうのがあるらしい。
私はそれの存在さえ知らなかったんですが・・・。
予告編を見たとき、面白そうだけど、何だか訛った英語でイヤだな~
って思ったんだけど、それもそのはず、この時カリフォルニアはまだ、
アメリカでもなかったのね。スペイン語を話す人が多かったのは
当たり前で。(ま、今もスペイン語を話す人アメリカには多いけど)
そういう歴史的背景が、ちょっと興味深かった。

アントニオ・バンデラスのゾロ役はなかなかお似合い。キャサリン・
ゼタは相変わらずきれいで、貫禄あるし。しかし特筆すべきは、
ゾロの息子、ホアキン役のAdrian Alonso君。めちゃくちゃかわいいっ!!
久々にかわいい子役見っけって感じですよ。育たないうちに、いろんな
映画に出て欲しいな。大人になっても、きっとカッコよくなるとは
思いますが…。
あと、悪者役のボス、見たことある役者だな~と思ってたのですが、
「マーサ・ミーツ・ボーイズ」「ダーク・シティ」などに出ていた、
英国人俳優、ルーファス・シーウェルでした。今回単なる悪者ですが。
映画自体は、冒険活劇って感じで、結構楽しめますよん。

The Weather Man (2005)

2005-11-05 11:12:20 | cinema
もっと軽く明るいタッチのコメディなのかなと思っていたけど、結構
シリアスものだった。いや、コメディはコメディなんだけども。
ニコラス・ケイジ演じる、中年お天気キャスターの悲哀を描いた
ものなのでした。
お天気キャスターはちょっとした有名人なので、道を歩いていると、
「へーイ、ウエザーマン!」とか言って、通りすがりの車から
シェイクやら、アップルパイやら、チキンナゲットやら、
いろんな食べ物を投げられる。なぜかいつもファーストフード。
そのたび、ムッとするデヴィッド(ニコラス)。

お父様役のマイケル・ケインが良かった。まさに「お父様」って
感じの役でした。
元妻役に、ホープ・デイビス。元夫婦が集団セラピーに行く場面
がなかなか面白かった。デブでやる気のない娘12歳(喫煙したりして
いる)、ホモになりかけ?の息子15歳、まあ難しい年頃だよね。
デヴィッドは元妻とやり直して、家族を守りたいと強く思っている
けど、他の家族はそう望んでない、ってところから、彼のイライラ
が発生してた、という感じの設定。それだけの話なので、物足りない
って感じもするけれど、主人公が情けない男の役をやらせたら、
天下一品のニコラス・ケイジだから、なかなか良い映画になっていたよ。

シカゴの冬、寒そうな場面が続いて、ぶるぶる~でした。