US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

「アイランド 」(2005) ネタバレあり

2005-07-25 13:18:07 | cinema
この映画、結構気に入ったかも。
何が良かったっていうと、映像がなかなか美しかったと思う。
すごくお金がかかってるんだろうなあ~、とも思ったけど。

数千人のクローンたちがいる、外から隔絶された白い世界。
私は映画の内容をよく知らなかったので、それがどういう
位置づけにあるのか、ストーリーがそこまで進むまでわからなか
ったし。本当に「アイランド」はあるのか?

途中でクローンの1人が出産して、殺される場面があるんだ
けど、ふと思ったのは、ここまで洗脳して生かしてきたんだから、
最期まで夢を見させてあげれば良いのに…?それくらい簡単
なはずなのに。
でも、ま、そうしたら、クローンvs管理者側っていう図式が
うまくいかなくなっちゃうのか(笑)。

ユアン・マクレガーの1人二役の場面が結構面白かった。
ユアンの映画を見るのは久しぶり?スターウォーズとかは
見てないので…。すっかり大人(おじさま?)風になったよね。
特にメガネをかけると。
スティーブ・ブシェミも結構笑いを取っていた。
(この映画、SFのわりに結構笑える場面が多かったと思うんですが…。
やっぱ、ハリウッド映画はエンターテイメントだもんね…?笑わせてナンボ?)
あと、名前がわかんないけど、ユアンのクローン仲間の
小柄なおじさん、彼も良かった。

ユアンとスカーレットが逃げて本物のリンカーンと入れ替わった
ところで終わりなのかと思ったら、まだ続きがあって、
ちょっと長いなあ~とは思ったけど、最後に小柄なおじさん
含む、クローンたちが外の世界に出て行くところは感動でした。
ここでもクローンたちの服装が白なのが、すごく効果的だった。

結局、大金払わされた、クローンのオーナーたちはどうなって
しまうんだよ、とか思うけど(多くは死の危機に瀕している?)、
まあSFって辻褄が合わないのが当たり前なので、気にしないで
おきましょう(笑)。

Last Days (2005)

2005-07-23 14:34:17 | cinema
カート・コバーンの最期からインスピレーションを得たという、
話題の作品。どんなものなのか、好奇心が募ったので見てきた。
監督のガス・ヴァン・サントはこちらの地元で活動してる、と
いうことになっている。前作の「エレファント」もこちらで
撮られた映画だったし。今回もシアトルだから、近い。
映画館は初日金曜7時の回、結構いっぱい。かと言っても東京
で映画がいっぱい=満席立ち見、だったけど、さすがにこちらは
田舎なので、まだまだたくさん空席ありですが(空席の方が多い)。

ちょっとわかってないところがあるままに、書いちゃうのは
どうかとも思うけど、私はこの映画、あんまり好きじゃなかった。
延々、主人公がぶつぶつ言ってる場面が続き、ストーリーという
ものが殆ど存在しない。特に最初の15分くらい、かなり退屈。
あと、カートからヒントを得たフィクション、って言っても、
皆はカートとして見てる訳だし、こんなへヴィーなことを描いちゃって、
死者に失礼じゃないかなあ~ファンにも失礼じゃないかな~って
思った…。それに参加しちゃってるサーストンとキム・ゴードンって
何だかなあ~って思っちゃった。

カート及びニルヴァーナに関しては、私は特にファンではなかった
し、実際自殺した頃のカートがどんなだったかなんて知らないし。
当時はUK音楽しか興味なかったし(といいつつPavementのファンに
なったのもその頃だが)。
ただ、カートは同世代(年ばれる…)だったし、死んじゃった
当時はかなりショックな事件ではありました。
命日が巡ってくるたびに、カートはいつまでも27歳なのに、わしは…
ずるい~!って思う(笑)。そういえば、映画の中のキム姐さんは
しっかりおばさん化していて、残されたものは確実に年を取るねえ、
って思ったのでした(笑)。
当時はコートニーが悪い!って思っていたけれど、本当のところは
誰にもわからないし。周りの誰も救ってあげられなかった訳だから。

実際ドラッグが出てくる訳ではないけど(あ、1箇所出てきたかな)
サーストンの音楽もあり、ドラッグは止めましょう。って思わせる
ような。こんな精神状態には絶対なりたくないぞ(笑)。
あと、歴史的背景もあり、アメリカには銃がたくさんあり過ぎる
けど、やっぱりこれもいけないことなのじゃないかなあと、
私は思う。あくまで外国人としての意見だけど。

そうそう、日本人としては、この場面、はっきり聞き取れてないん
だけど、「東京にツアーで行ったときにきれーな女の子がいてさあ~、
寝ちゃったんだよね~、その後も連絡が来るけど会ってない
んだよね~」というような、グルーピーのことを言ってるのか?
っていう台詞が引っかかった。別に日本人の女の子とは言ってなかった
と思うけど多分そうだろうし。日本のグルーピーはガス・ヴァン・サント
の耳にまで入っているのね~(笑)。
ちなみにその寝ちゃったのはカート役の人ではありません、念のため。
ていうか、どちらにしてもフィクションだとは思うけど。

あと、やっぱゲイのガス・ヴァン・サント、女性同士、男性同士の
ラブシーンが出てきます。これもフィクションだと思う…。

あ、主演のマイケル・ピットはあんまりカートに似ていません。

その後のLast.FM

2005-07-14 13:10:21 | music
ライブに行く予定もとんと、なくなってしまったし、映画も特に
見たいと思ってるのもないので(調べてもない)、当分ネタなしです。
ということで、再びLast FMのことでも書いてみようかと。
自分以外のどなた様にも興味のないことだと思いますので、ムシして
下さい(苦笑)。

今年の始め頃かなあ、Last FMをはじめたのは。
最近他にもいろんな音楽サイトを見つけたので、あんまり聞かなく
なっていて、有料メンバーの期間も過ぎてしまって、Personal Radio
が聞けなくなっていたんだけど、、ソフトの不具合も少なくなって
きたようだし、再びお金を払ってみました。っつっても1ヶ月1ドル(笑)。

カスタマイズ具合ですが~、微妙~です。
ちなみに私のTop Artistsとして並んでいるのが:
1. Pixes    98
2. Pavement 79
3. Elliott Smith 76
4. Radiohead 75
5. Yo La Tengo 64
6. Air 62
7. Blur 58
8. David Bowie 56
8. Beck 56
8. The Beatles 56
以下The Smith, My Bloody Valentine, Wilco, Mogwai, Nick Drake, Coldplay,
The Decemberists, Bjork, Pulp, Built to Spill, Joy Division, Modest Mouse,
The Magnetic Fields, Eels, New Order, Depeche Mode, The Velvet Underground,
Nirvana, The Unicorns, Sonic Youth, Nick Cave and the Bad Seeds,
Franz Ferdinand, The White Stripes, Bob Dylan, U2, Massive Attack, Talking
Heads, Neil Young, The Beta Band, The Streets, Cat Power, Portishead,
Beastie Boys, Aphex Twin, Boards of Canada, The Kinks, Death Cab for Cutie,
The Shins, The Cure, Jeff Buckley....はあはあ、これで全50アーティストです。
ちなみに50位のJeff Buckleyが今までに28回かかったことになってます。

何が言いたいかというと、じぇーんじぇん、知らんバンドも入っている
ということ!・・・Magnetic Fieldsって? Cat Powerって?
正直、Last FMを始めるまで、Wilcoも知りませんでした。(勿論Decemberists
もね)Wilcoとかはここで聞いて、なかなか良いな~と思うようになった。
しかし、未だに知らないバンドがあるっていうことは、知らないうちに
聞かされているんだよねえ・・・何十回も。
Last FMは、嫌な曲が流れてきたら、本当はリアルタイムにソフト自体に
「拒否」を覚えさせられるようになっている。
しかし、ソフトがのろいし、ちゃんと表示されないので、あんまりその
サインを送れません。Windows media playerを止めれば良いから、嫌な曲は
聞かなくても済むことは済むんだけど。面倒くさいから止めないことが
殆どです。だから結構ラップとか、ヘビメタとか、ジャズとか、クラシックとかも
流れてきます。

でも基本的に、さすがに上のリストに入っているのは、ファンではないに
しても、私が拒否反応を起こさないようなアーティストが並んでます。
多少文句を付けたくなるのもあるけど・・・White Stripesの曲なんて
全然好きじゃないし・・・Radiohead上位だけどファンじゃないし・・・。

ちなみにTop Songsというのもあって、そちらはもっと妙。1位になって
いる3曲、Ed Harcourt- Watching the Sun Come Upは前にここにも
書いた大好きな曲だけど、あとの2曲はまーーーったく知らん。
Dykehouse - Last track, Pumpernikkel - No Questions Asked 。。。
プンパニッケル?パンかい・・・。dykehouseってのもオランダの香りが
するバンド名ですなあ・・・。何者じゃい。
でも各々8回ずつ聞いているはずだから、聞けばこの曲!ってわかるの
かも知れませんね。(気になるからちょっとネットで調べてみよう)

ちなみに私のLast FMのプロフィールはこちら

New Orderサイン会だって

2005-07-11 14:43:52 | music
勝手にワーナーミュージックジャパンのHPからコピペ

=================================================
緊急告知!急遽決定!!NEW ORDER奇跡のサイン会

場所:HMV渋谷店 6Fイベントスペース
日時:7月30日(土) 19:00 START
=================================================

だそうです~。へ~~~~~~~~~~。
日本にいなくて良かったな~。
だって行けなかったら悔しいだろうし、まして本物の彼らに「サイン会」
なんかで会えたら、とても平静ではいられないもん…。
行ってきた方の報告を読むだけで十分でしゅ。

それにしても、ファンサービス良くなったね、奴ら。(ぼそっ)

「ファンタスティック・フォー」(2005)

2005-07-10 16:11:19 | cinema
予告編も見たことなかったし、何の予備知識もなく見に行った
んだけど、意外と面白かったので書いちゃいます。日本では
話題になっているのかな?予備知識がなかったのは単に私が
テレビとか見ないからで、結構こちらでは人気らしく、今まで
行った中で一番かも?と思うくらい、映画館に人が入ってました。
それも、子供が多い多い。ドラえもん映画かと思うくらい、
子供が多かった(笑)。日本でも子供がいっぱい見に行くのかなあ?
勧善懲悪でわかりやすいから、子供向けって言えばそうなのかも
しれない。透明人間が出てきたりもしてヴィジュアル的に楽しいし。

私の英語力不足でイマイチ把握できてない部分もあるのですが、
何かのエネルギーが地球に向かってやってきて、それを収める
に向かった、社長のビクターと4人のチームが乗った宇宙船が、
そのエネルギーを浴びてしまう。5人は地球に無事戻ったが、
それぞれ違う超人的な力を持ってしまっていた。1人は容姿が
岩のようになってしまい、1人はふと気付くと透明になってた
り、、、。結局、悪人ビクター対他の4人の対決になる。

あんまり見たことない俳優さんばかりで、主人公とかも地味な
中で(それはそれで好感持てるんだけど)、弟役のクリス・エヴァンスが
バカっぽくてかわいかった(笑)。
(クリス・エヴァンスってUKのDJで同名の人がいるけれど、
違う人だよね?)
あとビクターと、ビクターの付き人のキャラとかも面白かった。
最後、その2、を作るんだろうな~って終わり方でした。
以上、ネタバレしない程度に書いてみました。

Maximo Park /The Blood Arm /Troubled Hubble ライブ

2005-07-05 18:37:25 | music
またこの手の?バンド(ネオパンク系??)ですが、どうも
好きなのでつい行ってしまいました。@わりと小さなライブハウス

Troubled Hubble http://www.troubledhubble.com/
インディーポップ系の、なかなか良い曲をやってたと思うの
ですが、ちょっと印象薄く。というか、次のBlood Armが
すごすぎた・・・。ステージに飾られた電飾がかわいかった
ことしか覚えてないや・・・。

The Blood Arm http://www.thebloodarm.com/
行く前にホームページを見て、レディング・フェスなどに出る
ことになってたので、当然イギリスのバンドなのかなあと思って
たら、ロサンゼルスのバンドなのだそうで。
ホームページで曲が聞けるので、聞いてみたら、"Do I Have
Your Attention?"って曲は結構流行っている?っていうか、
Steve Lamacqの番組周辺でだけかもしんないけど、とにかく、
聞いたことのある、なかなか良い曲。
HPで写真見たけど、良く覚えてなかった。始まる前の
セッティングで楽器の調子を見たりするときに、それぞれメンバーが
出てきちゃったので、ふうん、こういう人たちなんだって
始まる前からわかっちゃったのですが、ギター、ドラムは普通に
カッコいいおにいさんたち。キーボードは赤い派手なドレスの
おねえちゃん。そして最後に出てきた、ボーカル・・・あれ、
ちっちゃい・・・そして、何人?って感じのお顔。あの人が
ボーカルなのかなあ??と思ってたら、そうだった。
このボーカル、最初の曲は、くねくねと踊りながらもステージ上
に留まっていましたが、2曲目からステージを飛び出し、
観客のあたりに行って、テーブルに乗っちゃったり、
はたまたステージに戻ってドラムの上に乗っちゃったり・・・
(ドラムに乗る人は初めて見たよ・・・)
とにかく飛び回っていました。知らずに見に行くと、ちょっと
怖いよ(笑)。幸い私のいたテーブルは、マイクのコードが
届かないので、机に乗られることはなくて良かったけど~。
テーブルに乗ってるキャンドルを勝手に他のところに移動して
みたり、椅子を動かしちゃったり、何かとにかく暴れてたよ・・・。
そして、言うことが気障というか、本気で言ってるのか知らない
けど、相当ナルシストさんです。
私はあっけに取られて、ただただ見ていたんだけど、このライブ
ハウスって妙に照明が暗くて、あんまり良く見えないんだよね。
ボーカル(ナサニエルっていう名前らしい)がステージ上
からいなくなっても、他の3人は淡々と演奏を続けていました。
ステージ上を見てると、ボーカルはどこかにいなくなっちゃってて、
良く見ると観客席内の横の方向にいたりとか、客席も暗いから
良く見えないんだよ(笑)。
後半終わり近くに"Do I Have Your Attention?"をやって、
私はかなり盛り上がったけど(気分が)、でももしかして、この会場で
この曲知ってるの私だけなのかも?って思った。
なんかとっても面白い物を見たって感じでした。
ちなみにホームページにビデオもあって、ナサニエル君、同じ
ようなことをビデオでも展開してるよ。まさにこんな感じでした(笑)。

Maximo Park http://www.maximopark.com/
小さいライブハウスで、Steve MalkmusにここはダメってHPで
書かれてたところなんだけど(確か)、その理由がわかったよ。
メインのMaximo Parkが始まっても、誰もステージ前に行かない
んだもん。それって、後ろにテーブルがあるから、前に行くと
邪魔になるからっていうのもある。
Maximoのボーカルが2曲終わったあとに、「無理強いはしないけど、
良かったらもっと近くに来て」って言ったので、皆やっと近くへ。
私も、このまま座って見るのは嫌じゃ~って思っていたので、
これ幸いと前の方へ行きました。
Maximo Park、やっぱり好き。特に"Coast is Always Changing"
とか。(これが座って見た2曲目だったんだけどさ~涙)
キーボードの入り方とかも好みだし。
最後の方に、僕たちのデビューアルバムは40分しかないからね~、
次のは新曲だよ~って言ってやった曲もなかなか良かったです。
これからも良い曲を作って、この手のバンド乱立の中、生き残れる
といいね。
Maximoのボーカルも、ちょっとナヨ系だけど、ナサニエルには
負ける。っていうか、ナサニエルよりはずっと普通っぽい。
とにかくね~、ステージが暗くて、近くで見たのに、写真も撮れず、
でした。
ちなみにMaximoがこちらに来たのは始めてだったそうで。
すでに日本でもギグをしていて、今度フジロックにも出るのにね。
とりあえずおまけ(前座)も楽しかったし、見に行ってみて良かったな。