US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

83回アカデミー賞メモ

2011-02-28 06:26:38 | cinema
今週は新作映画を見に行かなかったし、昨日見たアカデミー賞の感想でもだらだら書いとくか(笑)。
今年は(も)ゴールデングローブ賞もグラミー賞も何も見なかったけど、毎年一応アカデミー賞
だけは見るのです。今年は前評判で「英国王のスピーチ」が独占だろうってことだったので、
あまり面白みに欠けてたんですが、見ました。
司会がジェームス・フランコとアン・ハザウェイ。ジェームスはあまりにも自然体、アンはわざとらし
い感じで、二人を足して2で割るとちょうどいいのになって思いました。客席にいたジェームスの
おばあちゃんにスポットが当たって、I just saw Marky Mark!って言ったのが
面白かった。
作品賞が今年は10個ノミネートされていて(去年まで5個だったよね?)、私はそのうち6個
しか見てないので、公平な感想は書けません。結果、予想通り作品賞を取った「英国王の
スピーチ」はそれほど興味が持てないので、見てません。イギリス王室もの(興味なし・・・イギリス
だったら庶民ものが好き)、苦手なヘレナ・ボナム・カーターが出ているってことで。
監督賞もこの作品が取っちゃったけど、この部門は他の人にあげて欲しかったです・・・見てな
いのに言うなって感じだけど、(ノミネートさえなぜかされてないけど)インセプションのクリストファー・
ノーランかソーシャル・ネットワークのデヴィッド・フィンチャーかブラック・スワンのアーノフスキーの
いずれかにあげて欲しかったな。その3つは作品的に優れてたと思うので。
主演男優はコリン・ファースが取ったけど、これは映画を見てない私でも、きっと彼は良かったん
だろうってことはわかるので(去年ノミネートされてた「シングル・マン」での演技とか良かったし)
順当なところ。個人的にはジェシー・アイゼンバーグのあの役のはまり具合はすごいって思いますが、
彼はまだ若いし今後の成長に期待。癖のある彼ですが、似合う役がまた回ってきますよう。
主演女優賞のナタリー・ポートマンも順当。
助演はクリスチャン・ベールとメリッサ・レオのファイター陣が取りました。この映画、まだ見てない
のよね。見たいんですけど(じゃあ見に行けよ!)はい、そのうち見ます。
あーそうそう、プレゼンターで出てきたミラ・クニスのドレスの胸元が、レースだったんだろうけど、
タトゥーみたいに見えて、目が釘付け(笑)。
音楽でトレント・レズナーが受賞したけど、スピーチしてた彼は普通のおっさんにしか見えなかった。

Exit Through the Gift Shop (2010)

2011-02-20 18:24:05 | cinema
リス・エヴァンスといえば、ナニー・マクフィーよりこっちの方が面白かった。
郵送レンタルのサイトで、インスタントウォッチで見ました。リスがナレーションをしてるってことで
見たけど、なかなか内容が面白いドキュメンタリー。
ストリートアーティスト(落書きか、芸術か?って感じの)のドキュメンタリーで、アーティストを
取材してたはずの一般人ティエリーがhypeっぽく自らアーティストになっちゃったり、それに
利用されたバンクシーという有名アーティストが(話の展開上は私にはそう見えたのよ)、
実はこの映画の製作者だったり、ってなかなか込み入った人間模様が面白いのです。
別にストリートアートに何の興味もなくても(私はない)、一見の価値はある映画です。

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ Nanny McPhee Returns(2010)

2011-02-20 18:23:17 | cinema
この映画はリス・エヴァンスが出てるっていうので見ようと思ったんだけど、内容的に全然興味が
わかない物だったので、先日やっとDVDで見ました。
うん、それで正解。何とか全編見れたけど、基本的に子供向け。
リスの役は自分の借金を返すために、義姉(マギー・ギレンホール)から農場を売るサインを
取り付けようとやっきになる役。コミカルで面白かったけど。
好きな俳優には、自分の好きなタイプの映画に出てもらいたいなあって思うのですが、
なかなかそうもいかないよね・・・。

Just Go with It (2011)

2011-02-20 18:22:34 | cinema
アダム・サンドラーとジェニファー・アニストン主演のコメディ。どう考えても、適当に面白い
コメディで、大傑作ではありえないし、そんなに駄作でもないだろうって感じなので、私的には
見ても見なくてもどっちでも良かったんですが、連れが見たいというので見に行きました。
やっぱり、その通り。結構笑えます。暇つぶし程度には最適。
びっくりしたのは、共演で二コール・キッドマンそっくりな人が出てるなあ。誰だろう?って思って
家に帰って確認したら、本人だったのね。大女優なのに、あんなバカっぽい役をやるんだ・・・
って、ちょっとびっくりしたのでした。
そして、二コールの夫役で出てくる人は、デイブ・マシューズ。あれ、バンドの人?役者も
やるんだ?曲は聴いたことがあるけど、特に興味がないのでどんな人か知らなかったよ。

The Mechanic (2011)

2011-02-13 17:56:53 | cinema
1972年のチャールズ・ブロンソン主演の同名映画のリメイク。今回はジェイソン・
ステイサムが主演です。共演がベン・フォスター(この俳優さん私は知らなかった・・・。)
アーサー(ステイサム)はある組織の命を受けて行動する暗殺者。ある日、メンター
であり、親しくしていたハリー(ドナルド・サザーランド)を殺せとの命令を受ける・・・。
アクションものがそんなに好きじゃない私でも、飽きずに見れました。結構笑える場面
があって。
(冒頭の溺れ死なせた人を泳いでるように見せかける場面とか、ゲイ系の場面とか、
ガーベージ・ディスポーザルの場面とか、教祖様の場面とか・・・こわ面白いというか・・・
見てもらうとわかるけど)
ジェイソン・ステイサムは渋かっこいい!

Blue Valentine (2010)

2011-02-05 20:40:17 | cinema
そういう訳で(前の日記を読んでね)、楽しみにしていたBlue Valentineついに見ましたよ!
うぅーん、何と言うか、いい作品だけど、悲しいお話だった・・・。
崩壊しかかってるカップルの、現在と過去が代わる代わるに出てきます。(なので、この画面はいつなのか、
わかりにくい所もあった。そんなにややこしくはないけど)過去は、ラブラブ(出会い、結婚にいたる過程とか)
現在は別れかかってる(主にシンディー=ミシェル・ウィリアムスの方が、ディーン=ライアン・ゴズリングに愛想が
尽きた感じ)、その対比が・・・。観客に、感情移入させるのは、主演二人の演技力もあると思います。
顔のクローズアップの場面が多いのは、ちょっと独特だと思った。

アメリカにもラブホテルみたいなのってあるんだ(笑)。二人の行く、「未来の部屋」のキッチュさが笑えた。

予告編のタップ踊る場面、あれは幸せな場面の象徴で、崩壊を描く場面のほうが多いので、ちょっと
どよんとします。現在ご自分の恋愛関係が危機にあるっていう人は見ないほうが良いかも。泣いちゃうかも
しれません。

Voy a explotar (2008)

2011-02-04 20:17:24 | cinema
この前借りたDVDの予告編に入ってて、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが
プロデューサーってことと、題名からして面白そうだったので借りてみました。
(英語題はI'm gonna explode)
いやぁ、青春映画!かなり、青臭い(笑)。けど悪くなかった。
メキシコの、結構田舎っぽいところが舞台で、わりと金持ち層(親が議員)の15歳の
ちょっと不良のお坊ちゃまと、ちょっと変わった女の子が家出するお話。家出するって
言っても、実は家の屋根の上に隠れていて、お屋敷なので見つからないっていう・・・。
最後は悲劇っぽく(でもその分ロマンティック)終わるところがメキシコの映画っぽいかも。
主人公ロマン役の男の子がキムタクに似ていて、女の子のマル(マルちゃん・・・って名前
は一般的なのか?!)はかわいいのかぶさいくなのか、微妙なところが可愛かったです。