US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

ロスト・イン・トランスレーション (2003)

2006-01-30 14:20:56 | cinema
これは結構好きな映画。前に日本で見たけど、学校のタダ映画館で
やってたので、再見してきました。

日本の描き方が嫌、バカにしてるって、この映画嫌い
と言ってる人が結構いますが、私はあんまり嫌な感じは
持ってない。バカっぽいテレビ番組とか、ほんとにあんな感じ
だよな~って(笑)。LとRの発音が出来ないとか。そりゃ~
私だけか。はい、出来ません(涙)。
でも、一ヶ所だけ気になった場面が。前見たときは
気付かなかったけど。バーのマスターかなんかが、客と喧嘩に
なって、おもちゃの銃か空気銃か何かしらないけど、通りまで
追いかけて、撃つところ。こりゃ~、誇張というよりありえない。

でもこの映画、日本人以外の人が見て面白いのかしら?
日本語でいろいろ言ってるところには一切字幕なんか付いてない
し、観客もlost in translationして楽しむってことなのか。

カラオケやクラブとかゲームセンターに行く場面とか、楽しげだし。
食事の場面とかも面白いし。東京の楽しい部分がよく表現出来て
たと思う。ほとんど危険もないし、ちょっとの間来て、遊ぶには
楽しい街なんだろうと思う。

それにしても1週間ぐらいの滞在で、よく遊ぶよね~この人
たち。京都行ったりゴルフ行ったり、夜も殆ど寝てないくせに。

しゃぶしゃぶ屋で、肉だけ2つ頼んでるから、肉だけ来るのかな?
と思ったら、ちゃんと野菜も来てました。そういうものなんだっけ?
それとも、気を利かして野菜も出してくれたんでしょうか?
しゃぶしゃぶ屋なんて、人生で1、2回しか行った事がない
から、日本人の私でもわかんないや(笑)。
ほんと、メニュー読めないと、注文したりするの大変だよねぇ。

音楽がほんとに私のツボ…合わせて、主人公の孤独感というか、
喧騒の街、東京で感じる孤独がわかるので、うるうる~っと
来そうになるが、ここで泣いてはホームシックと思われるぽ?
と思ったし、泣かなかったけど(笑)。実際、ホームシックと
いうより、いずれまた、東京に住まなければいけないんだろうけど、
正直、嫌だな、と思っているので、愛憎共にある、って
感じでしょうか(意味不明?ひとりごとです)。
そんな気持ちに、しっくりはまる映画でした。

Grandaddy解散 &Last FMのこと

2006-01-28 09:54:45 | music
最近、Last FMを聴いていて、良い曲だな~誰の曲だろ?
と確認すると、Grandaddyである確率が非常に高い。
Last FMはちょっと偏っているので、やたらと同じアーティスト
がたくさんかかるんだけど。(以前Decemberistsを好きに
なったのも、やたらと何回もかかって覚えたから…)
Grandaddy、昔アルバムを持ってたな~、でもライブとか
見たことないな~、どんなバンドなんだろう?と思って、
検索したら、ちょうど、解散を発表したところだった。
(NMEのサイトによる)
オフィシャルのサイトにはまだなにも書いていないみたい
だけど。
http://www.grandaddylandscape.com/
ガーン。ライブ見てみたかったな。

Grandaddyの曲、Mercury Revに似ていると思う。
はっ、そうか、Last FMで、私がMercury Revって入力すると、
似た音のバンドの中にGrandaddyが入っているんだよね。
きっと。
最近の私のLast FMの聴き方は、バンドの名前を5~6個
入れて、「Play Music Like These Artists」で聴いてます。
こうすると、かなーり自分の好みの音ばかり、流れてきます。
最近結構Pandoraが話題なので、そっちもやってみたけど、
Last FMに比べて、ソフトが賢いとは思えなかったので、
やっぱりLast FMに戻りました。
パンドラ、Underworldって入れるとやたらとBorn Slippyばかり
かかるんだもん(笑)。あと、ビヨークばっかりかかるんだもん(笑)。
頭悪ーい…(それは私もだけど…)。
Last FMの方が、優秀。一個だけ文句があるとしたら、なぜか
David Bowieが流れてくる率が高いこと。嫌いじゃないけど、
特に今更聴きたいとは思ってないので…

追加:そういえば最近、ベルセバもよくかかります。Last FMプッシュ中なのかな。

「ニュー・ワールド」The New World (2005)

2006-01-22 17:43:22 | cinema
もうちょっと、何かないんか?と思うこのタイトルは
いただけないけど、映画は見ごたえがあったかも。ちと長いが。
幻想的な演出と音楽がなかなか良かった。
私はこの元の話というか、実際の歴史を全然知らなかった
ので、えー、そうくるかい?ってストーリーを楽しめたけど、
その辺、感じ方はポカホンタスとか知ってる人は違うかも。
ストーリーもわかっちゃってるかも…。

主演でインディアンの娘役を演じるQ'Orianka Kilcherって
子はimdbによるとまだ15歳なのね。それにしては存在感が
あったよ。この子のコスチュームがちょっとエッチ(笑)。
コリン・ファレルとクリスチャン・ベールに惚れられると
いうおいしい役です。んーまあ、この2人がカッコ良い
ので、この映画が成り立つのかな。もし、あまりいけてない
俳優さんだったら、見てる方は退屈しちゃってたと思う。
そのほか、シューリスさんが出てたりするんだけど、
出番も少ないし、さえない役だった…。

日本のホームページ
http://www.thenewworld.jp/

=====
ところでこの映画に関係ないけど、24日にコーチェラの
映画??かドキュメンタリーかなんかそういうのが
1夜限りで上映されます。どんな内容なんだろ~。
見たいけど行けないよ~(悲)。


「ブロークバック・マウンテン」(2005)

2006-01-06 17:13:45 | cinema
賞を取ったりしたからか、巷で大変話題のこの映画、
そんなに興味はなかったんだけど、とりあえず見ておくか
ということで、見てきました。
平日昼間なのに、30人くらいはお客がいたよ。しかも、
1時間おきくらいに上映してるという人気ぶり。

メロドラマーーー。ネタバレするので書きませんが、
話は「それってどうよ?」と突っ込みたくなるところ
満載…。まあ全体的に、ホモセクシャル(てか、バイ
だよね、この2人は)をカミングアウト出来ない、
禁じられた愛を描いてて、山の風景も素晴らしいって
ことで、文学調作品になってるから、人気なのかな?
センセーショナルな映画だ!って話題のようなんだけど、
同性愛自体がそんなに新鮮な題材とは思えないよねぇ。
しかし、メジャー作品で取り上げられるのはまだまだ
少ないからなのかな~。ゲイ、バイも多いけど、結構
ゲイ嫌いが多い、ここアメリカ。

主人公2人は、羊飼いの仕事で、山の中で2人で生活
をするんだけど、その様子が過酷で過酷で。本人たち、
そんなに大変と思ってないんだけど、私のような、
キャンプ生活なんかに慣れてない都会人から見ると、
信じられないような、すごい生活なのでした。
でも自然は美しい。

英語の聞き取り惨敗~!特にヒース・レジャーの台詞が
聞き取れない。元々無口な男の役なんだけど、それなり
に喋るんだけど、喋るときに、口が開いてないんだもん。
なんか、もごもご(笑)。私には非常に聞き取りづら
かったさ。字幕くれ~って思ってたもん(笑)。

この感想は、聞き取りが完全じゃない、私が書いていい
もんかわからないけど、純愛っていうよりも、肉欲(笑)
じゃないか、あれは、と思ったのは私だけなんだろうか?
ま、肉欲=愛だ、という説もあるけれど(笑)。
まあ結構面白いので、一見の価値はあると思います。