US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Midnight in Paris (2011)

2011-06-15 05:06:47 | cinema
ウディ・アレン監督の新作で、オーエン・ウィルソンが主演。
「それでも恋するバルセロナ」とか、しょうもない映画だなあって思ったので、ウディ・アレンの
映画はあまり好みじゃないのですが、今回とても評判が良いようなので見てみました。
今回も、ラブコメでウディ・アレン調はあるものの、なかなか微笑ましくてウィッティな良い映画
でした。オーエン・ウィルソンもとても良かったし。彼の、驚いたときの表情ってすごく可愛いよね。
日本でもそのうち公開になると思うので、ネタばれになるので内容は書きません。20世紀
初頭の文学や文化に興味のある人はさらに楽しめるかも。私は特に興味がなくて、
出てくる人たちの名前は知ってても作品の詳しいところはわからなかったけど、それでも
楽しめました。あと、パリが好きな人はこの映画必見ですね。
マリオン・コティヤールとかキャシー・ベイツとかの脇役も良かった。エイドリアン・ブロディも
ちょっとだけど出てきますよ。ダリの役(笑)。

Biutiful (2010)

2011-06-11 13:59:54 | cinema
日本でも今月公開。見逃していたのでDVDで見ました。
「アモーレス・ペレス」「バベル」等のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品。
ハビエル・バルデムが主演です。スペインが舞台。
DVDで見たため、あんまり集中して見てなかった私が悪いんだけど(スペイン語のため
英語字幕をずーっと読まなきゃいけないし・・・やっぱり映画は映画館で見る方がいい)
ちょっとわかりにくいところがあったけど、なかなか味のある、いい感じの作品だったと思います。
悲しい話なんだけど。ほんと、ちょっとわかりにくいので、べたべた悲しい感じには伝わってこない
んだけど、実は悲しい話なのね・・・。最後のほうで裏切られるところもやるせない。
2回出てくる、会ったことのない父親との場面が良かったです。
ちょっと長いので(2時間27分)、30分くらい短いともっと良かったな。

Somewhere (2010)

2011-06-10 20:06:53 | cinema
日本でも公開済み、見逃していたのでDVDで見ました。
ソフィア・コッポラ監督の映画。

んーーー、こんなのだったか。私にはちょっと期待はずれでした。
最初の方が、すごくつまらない・・・ただダラダラと、ある俳優の自堕落な
日常を描いてるだけで、途中でDVD止めちゃいました(笑)。
(続きも後で全部一応見たことは見たんですけど)
エル・ファニングは透明感があって良かったですけど、主人公にあまり
好感を持てませんでした。ていうか理解できなかった。
変な出張ストリップの場面とか、スケートのシーンとか、ギターのゲーム場面とか
映画全体がプロモビデオっぽい感じも。
ソフィア、映像のセンスはいいよね。
イタリアのテレビの賞の場面は、「ロスト・イン・トランスレーション」と同じっぽくて笑えた。
最後に、車でラスベガス方面(?)に向かって、車を降りて、どうしたんでしょうか?
謎だ。
前半をもうちょっと何とかして欲しかったです。