US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

5x2 Cinq Fois Deux (2004) ネタバレあり

2005-02-21 12:17:52 | cinema
フランソワ・オゾン監督の作品、例の映画祭で上映していたので
見に行ってきました。
あるカップルの出会いから別れが、逆の順番で描かれる。5つの
時間帯かける2人ってことでタイトルが5x2なんだと思います。
なので最初はいきなり弁護士を交えての離婚の相談の場面から
はじまります。そして息詰まるセックスシーン。そして彼女が
やり直しはないわよって部屋を出て行く。そこが、本当は最後、
なのですが、そこから時間が戻っていく訳。

オゾン監督の映画は好き、とも言えないし、見逃しているのも
あるけれど、「焼け石に水」と「8人の女たち」「スイミング・プール」
は結構良かったと思うんです。
しかし、今回のは、はっきり言って駄作。最後に何かドンデン
でもあるのかなあなんて思っていたけど、それも起こらず、
ただ5つの時間が逆になってるだけで。それだけで見せるには、
内容がつまらないです。
「焼け石に水」にあったみたいな意味不明の歌って踊るシーンも
ないし(笑)、ただ、ときどき「フランスムード歌謡」みたいな
変な曲がかかるのが、オゾンっぽかったけど。
あと、他のオゾン作品と同じく、残酷です。今回も。

ところで、途中でアメリカ人が出てくる場面があるんですが、
なぜかそこで観客がどっと笑ってました。明日LAに帰るんだ、
とかそういう台詞で笑ってました。なぜじゃ~(笑)。急に英語に
なったからかな?そいえば、そいつの英語はちょっと怪しい
(下手な)英語だったような気もします。それでかも?

「5x2」で「Five Times Two」と読みます。会場に行く途中、
何て読むんだろう?「かける」って何だっけ?「by」だっけ?
などと考えていた(英語力のない)私です。しかし!会場について
列に並んでると「この列はFive BY Twoの列?」って聞いてた人が
いたぞ~(笑)。アメリカ人だったぞ~。みんなタイトルには
自身がない(うろ覚え)なのか、イエースって返事してたし(笑)。
そ、そっか。「かける」はtimesでしたね。byだと割るになっちゃ
うよね?というのは映画の最初に「Five TIMES Two」と出てきて
やっとわかったのでした(おバカ)。

「Millions」も9割くらいの入りだったんだけど、今日は週末
ということもあり、満員でした。私はそんなに早く行かなかったので、
最後の10席くらいのうちの1つにありついた感じ。最前列だったもん。
目が疲れた。アメリカ人はフランス映画なんか見に行かないだろうと
思ったら甘かったですね。見れたから良いけどさ。


New Order動き出したね

2005-02-18 08:22:57 | music
ロンドンのハマースミスパレスで行われたNME Awardでニュー・オーダーが演奏し、
GODLIKE GENIUSESていう賞をもらったらしいです。わーい、おめでとう~。
それにしても・・・うわー、フッキー太ってるー(笑)。あごが、あごが、、、。
その他、"Krafty"のよくわかんない(笑)ビデオも解禁になったし、BBCでKrafty
以外の曲もかかってたし、グラストにも出るらしいし、ついに動き出したぞニュー・
オーダー、って感じです。
このチャンスを逃すと次はまた4-5年先かもしれませんので、ライブとか
見れるチャンスのある方は今のうちにどうぞ!(笑)。
私はもうすっかりこの悠長なリズムに慣れちゃってるので、ふっふっふ(意味不明)。

ちなみにビデオの見れるサイトはこちら

NME awardの写真はこちら

BBC one worldで曲が聴けるのはこちら(放送は14日なので一週間限定で20日くらいまでしか聞けないかも)

Millions (2004)

2005-02-17 17:09:20 | cinema
地元で映画祭があるらしい、ということで、何をやるのかな~
とウェブサイトで確認してみた。未公開のヨーロッパ映画は
そんなに情報がないので、見て面白いものかどうかわからないし、
(本当はそんな中にこそお気に入りが眠っているのかもしれない
んだけど)結局、監督の知名度っていうか私の信頼度から見るものを
選ぶしかないし、日程的に1つの作品を1回か2回しかやらないので、
時間の制約もあり、結局今日見た"Millions"の他には1つしか
見ないかも。他、ドイツ映画で良さそうなのがあったけど、上映日に
都合が悪くて行けませんでした・・。

さて前置きはそのくらいにして、ダニー・ボイルの新作。イギリス
では去年公開されているんじゃないかな?
8歳と10歳の兄弟が大金を拾ったが(拾ったというか飛んできた、笑)、
ちょうどもうすぐ、ポンドからユーロに貨幣が変わろうとしている時だった。
クリスマスを過ぎると大金は無価値になってしまう。

ダニー・ボイルの前作「28日後」はSFだったけど、今回は
ファンタジーだけどSFではありません。
「お金」がテーマなので、ちょっと教訓的な感じもするけど、
映像も面白かったし、子供かわいいし、なかなか良いんじゃないでしょうか。
ちなみに舞台はリバプールです。ちなみにお父さん役の人は
「ラッキー・ブレイク」とかに出てる人です。

・・・・・だがしかし・・・・・
英語があんまり出来ない私だけど、今までこっちに来てから見た
映画で、わかんなさすぎて困るっていうことはあまりなかったんですが、
今回の聞き取り度は非常~に低い。だから、ちゃんとした感想は言えません。
(すみません)
もう、最初の方で全然聞き取れなかったので、この映画は映像だけ
楽しむことにしようか~なんて思ってしまったくらい(とほほ)。
結局、筋はわかるけど、細かい笑いに着いていけませんでした。
イギリス映画は好きだけど、イギリス英語は苦手なんだなあ~って
改めてわかってしまった。特に主人公の子の台詞が聞き取れなかったです。
あと、saintとかGodとか彼の想像の中に出てきます。そのへんの
背景も非キリスト教人にはわかりにくく。

あ、一つ面白かったところは先生が子供たちに「尊敬する人を挙げて
みて」て言うと、一人が「ロイ・キーン」もう一人が「ファン・
ニステルローイ」。先生が苦笑して「ユナイテッドの選手以外で・・」。
実際のイギリスの子供たちも「尊敬する人」って言ったら、そんな
感じかも。日本だと私の子供の頃だと「王」とか「長島」とかだった
みたいにね(笑)。アメリカだと誰なんだろう?

は~、字幕つきで見たかったよーん。

インターポール節を聞きに行く

2005-02-15 04:32:02 | music
Interpolのライブに行った。昨年秋にもアメリカツアーをやった
はずで、そのとき見逃してしまい残念に思っていたけど、間を空けず、
また来た。ラッキー?前回も売り切れだったはずだが、今回もまた満員御礼。
人気あるんだねぇ。

今回、前座はBlonde Redheadというバンド。ネットで調べたら、
インターポールと同じくNYCのバンドで、kazuさんという日本人が
メンバーにいるらしいよ。ネットで聞けたサンプルによると、いかにも
4ADらしい音。ちょっと遅めに行ったので、既に彼らの演奏途中
だったんだけど、Kazuはちょっとハスキーでかわいい声でアンニュイ、
色っぽい系の女性でした。日本人でこうやって海外でがんばってる人を
見ると、感心しちゃうね。

さてそのあとInterpol。後ろにいると見えなさそうなので、ちょっと
前の方へ。Interpolなら暴れる人はいないはず、ということで。
横の方の2列目まで結構簡単に行けた。入念なサウンドチェックの
後、彼ら登場。私はベースの人がよく見える位置でした。
彼らはFranz Ferdinandなんかと同じく、ちょっとファッション系の
バンドでもあるのかなあ?ベースの人は結構かっこつけてた(笑)。
あ、ちょっとアイドル?っぽくもあるのかも。すごく若い子は少なか
ったけど、メンバーに手を振ってキャーキャー言ってる子もいたし。
インターポール節と書いたのは、彼らの曲って、どれも曲調が似ていて、
同じっぽく聞こえるから。ファンにとってはそれが良いのかもしれない
けど、私としてはもうちょっといろいろ変化が付けられると、もっと
ファン層が広がるんじゃない?って思うよ。(既に大人気だれど)
私はやっぱり「Evil」と「Slow Hands」が好き。

MCは殆どなし。Thank you.とか、今のはxxでした。くらい。
他の多くのバンドと違って、観客とあんまりコミュニケートしてなかった
感じがした。そういえば観客の方も、全然ヤジ飛ばしたりしなかったし。
珍しいことだよね。

そういえば、ドラムの前あたりから煙が立っていた。また、お香?と
思ったけど(Lunaのときと同じく)、タバコの煙だったのかも。
ベースの人とボーカルが後でステージ上でタバコ吸っていたから。
これも彼らのスタイルの一環なのかしら?
それとも単にヘビースモーカーでステージの間も禁煙が出来ない?!

Mar Adentro 「海を飛ぶ夢」 (2004)

2005-02-12 16:03:32 | cinema
いやー、久々に映画でこんなに泣いてしまいました・・・。
ちと恥ずかしい。しかし8人くらいの観客の内、私を含め3人は
泣いてました。(すすり泣く声が聞こえてきた)

アレハンドロ・アメナーバル監督の「テシス」と「オープン・ユア・アイズ」
は私のかなりのお気に入り映画。この監督のは他には「アザーズ」を
見たけど、これもサスペンスなので、彼のそれ以外のジャンルの映画は
見たことがなかった。なので、今回「安楽死・尊厳死」をテーマ
とした映画、それもかなり評判になってる(アカデミー賞外国語映画賞候補作品)
ってことで、期待と不安が入り交じりながら、見に行ったんだけど。
結果、泣かされて帰ってきました(笑)。

ここまで、描いちゃって良いんだろうか、って思うくらい、主人公と
周りの人たちの心情が伝わってきて、かなりへヴィーでした。
賛否両論あるだろうけど、良い映画だったと思うよ、私は。

どこの場面で泣いたか、を書きたいけど、ネタバレになるので書きません。
とりあえず、機会があれば、見ることをお勧めします。(どよーんと
した気分になるけどね。でも事実から目をそむけないで、こういうことも
たまに考えてみるのも良いと思います。誰にも起こりうることだから。)

私としては、アメナーバル、サスペンスだけじゃないんだ!改めて
監督としての力量を確認し、今後どういう作品を作っていくのか
楽しみになった。

ところで、主人公がハビエル・バルデムなんだけども、若いときの彼は
いつもの彼に見えるんだけど、年とってからの彼もバルデムがやってる
んだよね~。ラストのクレジットまで、違う人がやってるんだ、と思って
いたんですが・・・。どう見ても、顔が違って見えるのがすごく不思議。
特殊メークなのかなあ????

さよなら、Luna :<

2005-02-11 17:27:16 | music
今年初めてのライブはLunaのさよならツアーになりました。
はじめて行った所だったんだけど、会場入ってびっくり。
映画館のように椅子が並んでいるではありませんか・・・。
えっ、こんなところでライブなの~?!と思いながらも、前から
5列目くらいの横の方に空席があったので腰掛けて待ってると、
程なく前座のMidnight Moviesがはじまりました。
彼らはLAのバンドらしく、曲調はルナに似てるけど、女性vo
兼ドラムスで、ちょっと感じは違う。ルナよりは重い感じで
すが、結構良かった。1曲だけ、聴いたことがある曲があり、
どこで聞いたのかわからなかったんだけど。ラジオかな?
それにしては、バンド名は今回まで全然知らなかった。

その後、さすがに、みんな席に座ってないで、前の方に
行きだしたので、私もすかさず前の方へ。結構良く見えた。
始まる前に、ドラムのところにお香を焚いてたの。匂いが
こっちまで流れてきたよ。ライブでこんなのは、ちょっと新鮮。
LeeとSeanが始まる前しばらく脇で待機してたのが見えたので、
反対側からだったから、じろじろ見てしまったよん。そのとき
Leeは写真でよく見る毛糸の帽子をかぶってたけど、ステージ
上では脱いでました。
私、Lunaを見るのはかなり久しぶりだったんだ。少なくとも
5年以上は見てなかったと思う。久々に生で見るDeanは、
正直、老けたなあ(笑)って思った。でも、かっこよさは
残ってて、ちょっと凄みのようなものを感じさせる外見になってた。
眼光が鋭いっていうか。知ってるおじさんで、60歳くらいと
思われるんだけど、眼光が鋭くてかっこいい人がいるんだけど、
ちょっとそんな感じ(笑、よくわかんない例えでしたね、ってか、
60歳くらいの人と一緒にするなってDeanに知れたら怒られそうだが、似てるのよ~)。
生Brittaを見たのは初めて。すっごくきれいな人でした。
Deanがそろそろ身を固めようと思った(?)のもわかる(笑)。

ああ、ずらずら書いてて、全然音楽の感想がないじゃん、、。
最新アルバムからの曲が多かったけど、しっかり過去の名曲たち
もやってたよ。私は"Pup Tent"が一番感動した。っていうか
今日やった中では一番お気に入り。
Galaxie 500時代の曲をやるのかなと思ったけど、なかったような
気がするぞ。
ミニアルバムとかは買ってないのもあるかもしれないけど、
フルアルバムは全部聞いてるはずなのですが、Lunaの曲って、
曲名とかしっかり覚える感じではないんだよね、私にとって。
でも、サビのギターとかボーカルの部分とかにいくと、ああ、この曲・・
良いよね、って思い出す感じ。
今日は生BrittaとDeanの"Bonnie & Clyde"も聞けたし(あれ
フランス語だよねぇ?)、"23 Minutes In Brussels"も良かったし。
つくづく解散してしまうっていうのは、惜しいのでした。
そうそう、Seanがヴォーカルの曲も一つあって、("Still at Home"
かな?)そういえば、アルバムの中でもDeanの作った曲と、そんなに
違和感がないんだよね~。やっぱり、今のメンバー4人あっての
Lunaだったんだ。解散したらDean&Brittaはこのまま続くだろう
けど、やっぱり感じが違うものになってしまうのが残念。
解散止めようよ。って言ってくれないかな。
Dean、後何回Showあるんだっけ?とか言って、観客に確認してたりして。
"I'm not brain damaged"とかって言って、そっか、やっぱ、ちょっと
Deanって物腰がやわらかっていうか、ちょっと変わってるっていうか。
アンコールの間に、変な音がキーン、と会場に流れていたんだけど、
それはDeanのギターからでした。アンコールで出てきたときに、
「僕だ、ごめん!」って謝ってたのがかわいかったです(笑)。

観客は平均年齢30代以上って感じだったかも。若い人は少なかった
です、さすがに。

だらだら感想垂れ流しだけど、まあいいの。自分のためのメモです。
読んでしまった人はゴメンね。

アンコールになると、私は「ああ、もう2度と会えないんだ」
(会うって、ライブ見るだけだけどさ~)とか思ったりした。
そんなにゴリゴリのファンじゃなくても、長く見守り続けてたバンド
の解散はとても寂しい。Thank you Luna, I'll be always with your songs.

Last FM のカスタマイズ具合

2005-02-08 15:29:38 | music
以前ここに書いた、Last FM、使用し始めて1ヶ月が経ちました。
試用期間終了まであとx日、って毎日出ていたから、それが過ぎると
もしかして使えなくなるの?って思ったのですが、過ぎちゃった今日も
今までと同じく、使えてるよ。本当はdonationをしなければいけない
はずなのだが・・。まあとりあえずこのまま使おう。

さて、カスタマイズ具合ですが、現在の"tracks played"、1732曲。
最近は自分専用モード(Personal radio)にして、わりと好みの曲が
流れてくるようになった。それにしても、局側が流してくるバンド
にはちょっと偏りがあって、私のプロフィールに載ってるバンドが、
必ずしも大好きなバンドという訳でもない。ちなみに、私のプロフの
"top artists"、まずダントツでPixies、以降Coldplay, The Beatles,
Pavement, My Bloody Valentine, Elliott Smith, Pulp, Beck,
Joy Division, Franz Ferdinand, Air...という順位になっています。
別に好きなバンドの順位で並んでる訳では決してないですね。
そう、なぜかピクシーズはよく流れてくる。嫌じゃないので、その
まま流すと、また次回流れてくる、という具合で。
まあそれにしても、最近は結構安心して(?)流して聞けるように
なってるので、カスタマイズには成功してると言えるでしょう。
しかし!!さっきいきなりヘビメタっぽい音が聞こえてきて、
何かと思って見たらホワイトスネイクだった(笑)。私はヘビメタは
苦手なので、即座に"BAN"ボタンを押したのだった(笑)。

他の人のプロフィールを見ていると、Joy Divisionが好きな14歳とかいて、
若~い!とか驚いたりして。
日本人のプロフも結構あります。私のプロフは場所も性別も年齢も入れて
いないので、ぱっと見、日本人とはわからなくなってるけれど。

Last FMはときどきサイトに繋がらなかったり、曲がちゃんと反映されて
なかったり、調子の悪いときもあるけど、それ以外は結構気に入ってます。
知らなかったアーティストとの出会いもあるし、懐かしいあの曲この曲との
再会もあるしね

冬のどん底シリーズ⑤ 24 Hour Party People (2002)

2005-02-04 14:24:27 | cinema
ウィンターボトム作品にはもっと傑作で、まだここで書きそびれてるのも
あるのだけど、個人的な思い入れ度が高いこちらの作品について書いてみよう。
ニュー・オーダーの新作ももうすぐ出ることだし♪

イギリス、マンチェスターの小さなレコード会社、ファクトリーの社長だった、
トニー・ウィルソンについて描かれたこの作品、トニー(スティーブ・クーガン)
がローカルTVのレポーターとしてハンググライダーに乗りながらレポートする
という印象的な場面から始まります。
さまざまなバンドとの出会い、レコード会社創業、妻との確執etc、ウィルソン
の個人的な物語とファクトリー所属のジョイ・ディヴィジョン(後にニュー・オーダー)、
ハッピー・マンデーズなどのバンドや音楽が絡まった、半分ドキュメンタリー
タッチに仕上がってます。
結局、アーティスト本位の経営をしていたおかげで、ファクトリーは1992年に
倒産してしまう。そして、ファクトリーの経営していたマンチェスターの
クラブ、ハシエンダの最後の夜。
毒舌で嫌味ったらしくて、決して性格が良くて皆から好かれてるっていうタイプ
ではないウィルソンだけど、彼がマンチェスター、ひいては世界のミュージック・
シーンに与えた影響は大でした。

個人的な思い入れとしては、当時はウィルソンがどういう人だなんて全然知らな
かったし、遠い日本にいた私にも、この映画で改めて当時のことがわかって
「へ~~」の続出だったこと。
撮影途上、ウインターボトムが映画の撮影でハシエンダを再生してるって
いうのを聞いて、行きたいー!と思っていた。本物のハシエンダには、
1回だけ行ったことがある(遠い目)。営業停止になっていることが多かったので、
1回だけでも行けた事はラッキーだったのかな。
ファクトリーから発売されるレコードやCDには、「FACxxx」って商品番号が
必ず付いてた。ハシエンダやバーにまで番号が付いてた。何番だか忘れちゃった
けど。
そういえば、はじめてマンチェスターに行ったとき、ファクトリーを訪ねて
その番地のところにも行ったんだった。Palatine roadっていうところにある。
別に外側から眺めて帰ってきただけだったけど。そこだという確証もなく。
まあ倒産後だったし、実際そこに会社があったのかどうかは、わかりません・・。

そのような、もろもろの思い入れがつまってる歴史の再構築だったので、私には
堪らない作品でしたが、そういう予備知識がなく見ると、もしかして、かなり
つまんない作品?!かなと思わないでもない。
まあ、ウィルソンの描写がかなり良かったし(スティーブ・クーガン、上手い)、
一応、この先どうなるのか?っていう感じで退屈せずに見れるとは思うけれど。

この作品を映画化してくれたのが、ウインターボトムで良かったなあって
思います。勿論、ウィルソンの自伝があったから、映画化されたのではある
けれども、他の人が作ってたら、何か違うものになっちゃった気がするので。
今、イアン・カーティスの奥さんの書いた本の映画化が話題になってますが、
本当に出来るのか、どんなものになるのか、不安だもん(笑)。
知られざる事実は知りたくはあるけれどね。

そうそう、バーニー役、ジョン・シムだよ!実物よりかっこいいかも?(笑)

そうそうそう、題名の「24 Hour Party People」とはハッピー・マンデーズの
名曲です。一部カラオケにも入ってたりするよ、かなり歌いにくいが(歌っていうか
わめいてるだけだもんね)、自信のある方は挑戦してみて。

まだ日本の公式サイトがあったので、貼っておきます。
24 Hour Party People 公式サイト

いいな~あ、Coachella Valley Festival @CA

2005-02-01 10:05:43 | music
New Orderが4/30-5/1に開催のCoachella Valley Festivalで5/1に出る
ことが決定しました。Coachella ValleyってカリフォルニアのLAと
San Diegoの近くの方みたいです。(近くっていってもだだっ広いアメリカ
のことだから、大分離れてるが)
ゴールデンウィーク時期だから、日本から来る人もいっぱいいるかもね。
ちょっと遠すぎて行けないなあ~。っていうか、車が運転できないと、
どうにもならなさそうな所だし。学校が休み期間なら旅行を兼ねて
行くかもしれないんだけど、残念ながらアメリカにはゴールデンウィークは
ないらしいのでのんびり出来ないし。
サンダンス映画祭のHPとか、もう一つ名前忘れたけどテキサスか
どこかであるイベントのHPを見て、アメリカのイベントってチケット
が高いんだな~って思っていたけど、このCoachellaはそうでもなく、
2日で150ドル。

ポスターに、でっかく、Bauhausってあるんですけど、これってあの
バウハウス?再結成したのかなあ?それにしても、何か結構不思議な順番
に並んでいるバンドたち。知らないバンドも結構あるけどいい面子だと
思う。へ~、NINって人気あるんだね~。

今Lamacqの番組を聞いてたら、LAからのレポートのところで、やっぱり
Coachellaのことを言ってました。Coachella valleyって砂漠らしいよ!
Coachella fesのホームページはこちら!

New Orderのアルバムの発売日は、アメリカは日本、UKなどに比べて
1ヶ月くらい遅く、4月26日になりました。何でそんなに遅いのだ~。