US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Hangover Part II (2011)

2011-05-31 06:36:39 | cinema
2009年の大ヒット映画、ハングオーバーの続編。
2は通常オリジナルより面白くないのが常ですけど、いや、なかなか面白かったよ。
前回はラスベガスでしたが、今回はタイのバンコクが舞台です。
タイ出身の女性と結婚することになったスチュ(エド・ヘルムス)の結婚式のために、
例のメンバー(ブラッドリー・クーパー、ザック・ガリファナキス、ジャスティン・バーサ)
はタイに向かいます。今回は新婦の弟のテディ(メイソン・リー)もメンバーに。
現地について、ちょっとビールを飲んでしまったら、また翌朝、大変な状況で目を覚ます
(スチュの顔にはタトゥーが。テディの指らしきものが発見されて行方不明。謎の
おちゃめなサルが部屋を飛び回っている。マフィアのチョー(ケン・ジョング)がいる。)、
ああこんなはずじゃなかったのにっていうのが起こります。
今回もいっぱい笑えたよー。おバカな映画が好きな方にはおすすめです。
前回も出てたマイク・タイソンが最後に下手な歌を披露してくれ、お約束の酔っ払って
しでかしたことたちの写真集もありますよ(笑)。

Rabbit Hole (2010)

2011-05-31 06:19:48 | cinema
小規模公開のため、映画館で見逃したので、DVD出るのを待ってた作品。
二コール・キッドマンが主演のドラマ。
子供を亡くした親のことを描いた話で、ちょっとお涙頂戴っぽくもある悲しい
ドラマだけど、嫌いじゃないです。
ラビット・ホールっていうのは、とある少年が描いてるマンガのテーマで、
パラレルワールドが存在する、「じゃあ今の私たちは悲しいバージョンの
私たちで、どこかに幸せな私もいるのよね」いう台詞とか、主人公と少年の
交流ぶりがいい感じだった。
あと、サンドラ・オーとアーロン・エッカートが駐車場の車の中でポットを
吸う場面。高校生みたいよね、っていう会話とか良かった。
ダイアン・ウィーストのお母さんとタミー・ブランチャードの妹のキャラも
良かったです。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」 (2011)

2011-05-22 09:47:34 | cinema
日本でも公開中ですね。
個人的には全然興味はないのだけど、付き合いで仕方なく見に行きました。
私の住む田舎の映画館のチケット売り場で、ジャック・スパロー風のコスプレ
してたティーンエージャーくらいの女の子がいたのにびっくり!
コスプレして映画見に行くのはハリーポッターとかスターウォーズくらい
かと思ってました(笑)。
どうせだから、って感じで3Dで見たけど、あまり意味なかったというか、
これから見る人、普通版をおすすめします。
ストーリーはまあねぇ、あまり興味ないので(笑)。長いので途中眠くなり
ました。ペネロペがあまり好きでないし…。

Bunny and the Bull (2009)

2011-05-19 06:44:28 | cinema
これも変な映画だけど、ツボにはまる人ははまるかもしれない、かわいらしい作品。
ステファン(Edward Hogg)はもう1年以上一人でアパートに引きこもり。
けど、今日は外に出ようとしている。1年前に親友バニー(Simon Farnaby)と
ヨーロッパへ旅に出たときの回想の映画。
イギリス作品なので、私はちょっと英語に抵抗があってはまり切れなかったけど、
イラストや紙細工が多用されて、ミシェル・ゴンドリーの映画を連想させるような、
手作り感のかわいらしさのある作品。そして、エドワード・ホッグってなかなか美青年
なので、見てて楽しい。着てるセーターとかも可愛かった。
大人しい主人公に対して、バニー(イギリス英語ってくぐもってるので私にはボニー・・・って
聞こえる。)は積極的な行動派。なぜこの2人が親友なのかって思うけど(笑)。
オフビートな感じなので、途中ちょっと変なギャグ(獣姦を想像させるようなのとか)あるけど、
最後はちょっとしんみりする、感じのいい終わり方になってました。

Dogtooth /Kynodontas (2009)

2011-05-19 06:09:51 | cinema
丸一日暇だったので、郵送レンタルのサイトで映画でも見るべと思って3本見ました。
どれも、ちょっと変な映画だった(笑)。

これは他の方のブログで見て、面白そうだなって思っていたのをサイトで見つけたので
見てみた。うわぁん、何とも気持ち悪い作品・・・。この気持ち悪さ、グロいっていう意味
ではなく、不条理、不快感って意味・・・ミヒャエル・ハネケの作品で感じるのと同じ。

郊外の高い塀に囲まれた大きな家に、夫婦が3人の子供(15-20歳くらい?)を
一切外に出さず、外界との接触を絶って育てている。テレビはビデオを見るためだけにあり、
そのビデオは自分たちが撮影したもののみ。電話はあるが、隠してあって母親しか使えない。
夫婦は子供たちに嘘の単語の意味を教える。猫を威嚇するために、四つんばいで犬の
ように吼える家族。長男の性処理のために、父親の会社の警備員の女性が雇われ、
目隠しをされて家に連れてこられる。この女性は長男とセックスするのみでなく、長女に
性器をなめさせることも教えてしまう。

ああ洗脳って恐ろしい。何だかとっても気持ち悪かった上、最後はどうなったかは観客に
想像させる感じの終わり方で、もやもやとした感じです。
誘拐された人や子供が長年にわたって監禁されるってことは実際にもあるので、こういう
家族がいても不思議じゃないけど、でも子供の頃病気とか怪我とかで病院に行かなきゃ
ならない状況にならなかったんでしょうか?
狂った両親に怒りを覚えてしまう、気持ちの悪い作品でした。
あ、ちなみにギリシャ映画。カンヌ映画祭で賞取ってるそうです。

Bridesmaids (2011)

2011-05-15 18:43:35 | cinema
クリステン・ウィッグ主演のコメディ。彼女は脚本も共同で手がけています。
ジャド・アパトーがプロデューサーの一人なので、アパトー系というか、サタデー・ナイト・ライブ系でもあり、ちょっと「ハングオーバー」の女性版でもあり。久々に、かなり笑えたコメディで、かなりおすすめです。

女性が中心の、結婚式の準備にまつわるゴタゴタなお話なので、一般的に女性の方に受けやすいかも。女同士のライバル心を描いたものでもあるし。
日本でも結婚式っていうと、すごーく力を入れる女性も多いようなので、日米で形式は多少違っても、基本的には同じというか・・・。まあ日本では友達はここまで式にかかわってこないかな?

クリステン・ウィッグ、面白いわー。多分彼女も日本ではそれほど知名度ないし、共演のマヤ・ルドルフ、Ellie Kemper(米版オフィスに出てる人、私も名前知らなかったわ)くらいしか、私も知ってる俳優さんは出てこないけど、映画自体はおバカで、かつ、ドツボにはまった主人公に同情とかもしたりして、とても面白かったです。

Fast Five (2011)

2011-05-13 06:47:16 | cinema
これは久々に1週目の興行収入が高かった映画で、評判良いようでしたので
見てきました。ヴィン・ディーゼルが主演のカーアクションムービー。

ん?やっぱりこの手の作品があまり好みじゃない私的にはイマイチだったかな。
リオデジャネイロが舞台で、景色的には良かったんだけど。
最初の列車から車を盗み出すところも面白かったけど。

もちろん映画だから、ってのはわかってますが、最後の派手なカーアクションで
何人の罪のない人たちが死んだり怪我したりしたかなー?って思うと主人公たち
グループは悪人としか思えないです。地獄行き。

すんませんネガティブな感想で。やっぱりアクション物苦手です・・・。

Genova/A Summer in Genoa (2008)

2011-05-08 17:00:03 | cinema
マイケル・ウィンターボトム監督の作品。すっかり忘れていた頃に、DVDが出たので見れました。
妻(ホープ・デイビス)を交通事故で亡くした大学教授ジョー(コリン・ファース)は娘2人を連れて、
1年間イタリアのジェノバの大学で教えることになる。自分が事故の原因だったことと、母恋しさ
に、母親の亡霊を見る次女、美しい少女で、すぐにイタリア人のボーイフレンドが出来て、
遊びまわっているが、どこか不満げな長女、ジョーの大学時代の友達でこの仕事を手配して
くれたバーバラ(キャサリン・キーナー)、ジョーに気がある学生ローザ(Margherita Romeo)
などが登場するお話。
亡くなった母はピアノ教授で、娘2人もピアノを練習してるので、最初からショパンの別れの曲で
はじまって、途中にそれのフランス語ボーカルバージョンが出てきたり、その他の音楽もなかなか
良い感じでした。この映画の批評を読むと、pointlessでつまんない映画って言ってるのが
多かったんだけど、家族を失った中の淡々とした日常の中の心の機微を描いてるし、どっちかと
いうと雰囲気を楽しむ映画なのです。夏のジェノバの迷路のような街並みと海が雰囲気良いです。
DVDなので、監督やキャストのインタビューが付いていて、ウィンターボトムの喋るのってもしかして
はじめて聞いたかも?き、聞き取りにくいっ!半分くらいしか言ってることがわからなかったです・・・(汗)。

Hall Pass (2011)

2011-05-01 16:10:02 | cinema
二番館で見ました。オーウェン・ウィルソンが主演のコメディ。
倦怠期の中年夫婦2組オーエン・ウィルソンxジェンナ・フィッシャー、ジェイソン・スデキシスxクリスティーナ・
アップルゲイトは結婚生活を1週間だけ解消する「ホール・パス」をすることに。これで浮気し放題!と
喜ぶ男性陣(+友達たち)だが、意外とうまくいかない。そして、弾けたのは女性陣・・・。
オーウェン・ウィルソンって最近老けたよねー?っていうのが一番の感想だったりして(笑)。ジェンナ・
フィッシャーもまだまだ若いって思っていたけど、この役は中年役だし。
映画自体はシモネタ満載だけど、笑えるし、面白く、中年以上の年代の人(含む自分)には考える
ところもある映画だと思う。
脇役のリチャード・ジェンキンスやStephen Merchant(この人、面白い!)がいい仕事
してました。

Winter's Bone (2010)

2011-05-01 16:08:29 | cinema
これは結構話題作だったようなんだけど、未見だったのでDVD借りて見ました。
山村地区に暮らす貧しい家庭の17歳女子が主人公。ドラッグディーラーで行方不明の父親が、
家族が暮らす家を担保に入れたため、父親が裁判の日に出廷しないと家が没収されてしまう。
父親を必死に探す娘のお話。
現代の話なんだけど、本当にこんな暮らししている人がアメリカにいるのかな?いるのかもしれないけど、
ちょっとびっくりな世界。
「生き残るために」8歳くらいの弟と5-6歳くらいの妹に銃の撃ち方を教える姉。森でリスを撃って、
皮をむいて、肉を食べる。うわぁん・・・。・゜・(ノД`)・゜・。
そして、大人はドラッグをやっていて。
訳のわからない、秩序、ルールみたいのがあって、主人公が女性たちに暴力ふるわれるところとか。

最後はちょっと訳わかんない、めでたしめでたしになるんだけど、これだけ暗い話なんだから、最後も
暗く終わった方が映画として良かったのではないのかな?