US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

(駄トピ)Mister Rogers' Neighborhood

2007-01-31 09:24:37 | etc
子供もいないのに、子供向け番組にばかりハマるのは何故なんだか?
Mister Rogers' Neighborhoodって、多分、バーニーより有名、
アメリカ人は皆知ってるみたいな子供番組なのです。
私の住んでいるところでは、バーニーの次にやっているので、
最初はたまたま見て、何だろこの古い、のんびりした番組は?と
思ってただけだったのですが、数回見るうちに、良さを発見して
しまいました…。
Mr.Rogers (Fred Rogers)は2003年に亡くなっていて、番組が
作られていたのは1968年から2001年なのだそう。でも、今も毎日
再放送されています。
Mr.Rogersが"It's a beautiful day in this neighborhood♪"って
歌いながら家に帰ってきて、背広からカーディガン、革靴から
スニーカーに着替えるところから、いつも番組が始まります。
そのまま家の中で何かしたり(シャボン玉を作ってみるとか)、
近所の友達を訪ねたり、お店や工場に見学に行ったり、その日に
よって内容が違います。
ストリートカーの模型がMr.Rogersの家からトンネルをくぐると、
そこはパペットたちの世界。(人間もいますが。)そのパペット
たちの声は全部、Mr.Rogersがやってるそう。
私は特に、Danielというトラ(最初ネコだと思った)のキャラが
何だか大好きです。Danielはシャイで、時計の中に住んでいます。
ときどき、30分全部、オペラ(とMr.Rogersは呼んでいるが、
歌付きの人形+人間の劇と言った方が正しいかな)の回があって、
まだオペラの回は2回くらいしか見たことがないけど、私はとても
大好き。何となくシュールで、変わってて、すごく面白いです。

ご興味の湧かれた方はこちらへ(そんな人はいないか)。
一応mixiのコミュもあったよ(登録者1ケタですが…)。
http://pbskids.org/rogers/
http://www.fci.org/index.asp

Smokin' Aces (2006)

2007-01-30 15:58:27 | cinema
ベン・アフレック、アリシア・キーズなど出演のアクション
もの。監督はNarcのジョー・カラナハン。Narcは見たと思うけど、
よく覚えてないや。

何とも、劇画チックな映画だなあ…。ちょっと、Kill Billとか
そんな感じの。Lock, Stock and Two Smoking Barrelsも引き合いに
出されてたけど、ちょっと違うような気がします。
かなりおバカ。おバカ映画のバカとはちょっと違うバカ。何と表現
したらいいのか、わかりませぬが…。かなり逝っちゃってる人が
たくさん出てきます。世界が殺し屋の世界だからね。
映像とか、MTV風(?)で、カッコいいと言えばカッコいいのかも
しれないけど、今更そんなの新鮮でもないよねぇ。
事前に読んだ評に、登場人物が多すぎて、ややこしいよとかって
書いてあったので、理解するのが難しいストーリーかと思ってたけど、
そうでもなかった。複数の殺し屋が一人の標的を狙って争うお話。
でも、そういう話なのかって納得いくまでに、ちょっと時間かかったかな?
正直、どれがどの殺し屋だったか、いちいち覚えてなかったけど、
別にわからなくても、いいやーって。
かなり暴力的なんだけど、これはこういう劇画風の作品なので、
いちいち真に受けなくてもいいや、って感じです。(真似したく
なる年頃の子供は見ないでおきましょう 笑)

舞台は、ラスベガスとLake Tahoeのリゾート&カジノホテル。
Las Vegasは何となくわかるけど、タホー湖(日本語で書くと変)
はああいう所なのか~、ふーん、と思いながら見てました。
なかなかきれいな所のようですな。

まあ、そこそこ面白かったと思います。私は聞き取りがイマイチ
だけど、たくさん笑える場面があったし。最後のオチもちょっと
意外だったし。意外なことに、週末興行成績2位。もっと下かと
思ってました。ちなみに1位は真性おバカ映画と思われる"Epic Movie"。
これの1位も、意外です。

Blood Diamond (2006)

2007-01-23 14:40:48 | cinema
公開されて大分経っているので、すでに縮小公開だけど、まあまあ
お客は入っていました。意外に、社会派っぽい内容で、結構事実を
反映してるようで、知らなかった私はちょっとショックだったかも。
(あ、ダイアモンドには縁がない…興味もないけどもぉ~ 笑)

1999年のシエラレオネ(アフリカ)、ダイアモンドの原石採取を
巡って紛争が起きている。多くの一般市民が巻き添えにされ、子供が
洗脳されて兵士にされたり、とにかく残酷。ベルギーの大手買い付け
元が全てのダイアモンド取引の「元締め」的な役割をして、値段を
吊り上げる。

主演はレオナルド・ディカプリオ、彼はアフリカ人の役なので、私も
ボラットも真っ青なヘンなアクセントの英語を喋ります。これはちょっと
最初違和感が。かなり練習したんだろうな~、ディカプリオ(笑)。

結構表現が残酷なシーンが多かったけど、これはこの映画の内容を
伝えるには欠かせないものだったと思うので、私はそれは減点しません。

この映画でヘンだったのは、なぜかラップ系の音楽が多用されてた
こと。あまり内容に関係がないような…気がしました。まあ、雰囲気
を盛り上げるのには役立ってたけど、アフリカ→黒人→ラップ、って
いう、単純な図式がちょっとね?


Eragon (2006)

2007-01-17 12:15:06 | cinema
少年がドラゴンに乗って戦うお話~。しゅ、趣味じゃないわ、
と思ってたんだけど、つい見てしまったので感想など。
見る前は知らなかったんですが、実はイギリス系の映画なのね。
出演者などの予備知識、ゼロでした。
映画の最初に出た字幕に、出演者Jeremy Irons、Rachel Weisz
とか出てきたし、中でしゃべられてる英語もイギリスなまりだった。
レイチェルはどこに出てくるのかと思ったら、ドラゴンの声の
役でした(笑)。
そして、悪役のダーザ、ロバート・カーライルさんに良く似ている?
と思ったけど、メークしてる役(人間じゃないからね)なので、確信は持てず。
でも、見れば見るほど似てる。映画の後半は、ダーザがカーライル
さんかどうか、確認する作業に費やされました(笑)。
映画の最後まで、確信は持てなかったんだけど、最後のCastで
確認。やっぱりカーライルさんだったんだ…。

映画の終わりは、いかにも、続編が作られますよ!って感じの
終わり方でした。そういえば、どこかへ行ってしまった、主人公
そっくりの兄弟(いとこかな?)は最後まで出てこなかったし、
続編には出てくるのかな、って感じです。
映画としては…こういうファンタジーが趣味の方、カーライルさん
のファンの方にはおすすめ。あんまり、一般向けではないかな。

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ところで。昨日、imdbのサイトを見たら、ゴールデン・グローブ賞の
結果が載ってて、まだ中継やってるかな?と思ったら、まだやって
いたので、途中からだけど見ました。(生放送ではないみたいで)
次々出てくる人たちが豪華だね~。ずいぶん集めたな、みたいな。
プリンスまでいたよ!
そんな中、今年の断然の注目株はBoratというか、Sacha Baron Cohen
だったと思います。賞ももらってたし。

ところで、この会場にもいたけど、最近テレビでよく見る顔が、
Zach Braff。どこかで見た顔だなあと思ったら、"Garden State"に
出てた人なのね…。彼の"Scrubs"は何か病院ものって苦手な気がして、
一度も見たことがないんだけど、面白いんでしょうか?何となく
面白そうでは、ある。30分もののようなので、今度試しに見てみようかな。

そういえば、結構人気みたいだけど、"Ugly Betty"も一回も見たこと
ない。この主演の女優さん?America Ferreraって人、Betty役の
写真とは違って見えた。肝っ玉母ちゃん風?皆さん、絶対、知り合いに
1人、こういう感じの人がいるんじゃないかな、という感じ(?笑)

やっぱり、会場にいた、Tony Shalhoubの"Monk"は最近、数回見ました。
結構面白いんだけど、1時間ものなのよね。1時間テレビぼーっと
見てると、どーも時間のムダなような気がしてならない、貧乏性な
私である。

"The Office"はそういう意味でも、30分なので好きなのだ…。
今シーズンはやたらと人の入れ替わりが激しいけど、面白さは
相変わらずです。(祈)Dwightカムバーック!

以上ちょっぴり、人気のテレビドラマの雑談でした。

The Good Shepherd (2006)

2007-01-10 10:05:28 | cinema
この映画、私には難しい映画だったので、良かったとかイマイチだった
とかいう評価は避けます。
マット・デイモンが主演で、CIAエージェントの成功とともに、犠牲に
してきたものの尊さとかが主題なんだけど…時間が行ったり来たりする
ので、ストーリーを理解するのが私には難しかったのだ(涙)。
キューバ侵攻とかCold Warとかよくわかんないしー(バカ)。
その辺の歴史に詳しい人か、リアルで覚えている50歳~の人には面白い
かもしれません。

ちなみにロバート・デ・ニーロ監督で、本人も出てます。
一番後の時代設定では、マット・デイモンの息子が結婚することに
なるのですが(だから少なくとも45~50歳くらいの役?)、彼は童顔
なので、そんな大きな息子がいる役はちょっと無理があるのよ~~。
ちなみに奥さん役のアンジェリーナ・ジョリーは上手く老けてましたが。
あと、この映画、すごく長かったです。2時間40分くらい。まだあるの~?
とか思っちゃいました…。

「トゥモロー・ワールド」 (2006)

2007-01-10 10:03:24 | cinema
これ、去年の秋から予告編を度々見せられ、「天国の口、終わりの楽園」の
アルフォンソ・キュアロン監督作品ってことで、すごーーーく期待して
待ってました。期待しすぎると、外れるのが普通ですが…。
日本では去年公開済みらしいこと、この邦題は先程検索して知りました。

こちら、週末の興行成績3位に入ってて、かなりヒット中。
私の見た回も、平日の昼間だというのに、25人から30人近く入ってて
(早く入ったので、何となく数えてみた 笑)、これはかなりの大入りです。

でも、結果、やっぱりちょっとハズレだったかな…。
2027年のロンドン、なぜか世界中で赤ちゃんが生まれなくなって10数年、
世界の各都市は破壊され(なぜ?その辺がよくわからないし)
イギリスではテロだか内戦だか、何だか皆戦っています。
不法移民は国外追放されるんだけど、どこへ?
何だか設定がイマイチわからないので、説得力がありません。
他の人のブログにも書いてあったけど、"28 Days Later"(ダニー・ボイル)
を思い起こさせる設定で、あんまりオリジナリティも感じられず…。

そんな中、マイケル・ケインはお茶目なヒッピー活動家じいちゃん役(?)
でがんばってたと思います。
ジュリアン・ムーアもわりと好きなので、期待してたけど、早い時点で
いなくなって、あれれ?って思いました(ネタバレだ)。

映画の中のニュースがBBCそっくりのロゴでBCCになってたのが笑えた。

やっぱ、SFは成功させるの難しいね。ハリウッドに任せておいた方が
いいかもしれません。キュアロン監督には、「天国の口、終わりの楽園」
的なものをまた作ってもらいたいです。

Night at a Museum (2006)

2007-01-02 10:50:35 | cinema
ベン・スティラー主演のコメディです。ちょい子供向け?と
思ってあまり期待はしていなかったけど、ベン・スティラーは
好きなので、見逃せない。
定職がなくて、別居中の息子にも、良い顔が出来ず困っていた
ラリー(スティラー)。博物館の夜警として雇われましたが、
これが実は大変な仕事だった。夜になると、博物館の展示物が
命を吹き返し、大騒ぎになるのだ…。
というストーリーは子供向けだけど、結構笑えて、楽しいの。

ベン・スティラーの他にも、スティーブ・クーガンとかオーウェン・
ウィルソンとか出てきます。この対抗し合ってるコンビが笑えます。
他の脇役の人たちも、いろいろ楽しい。サルのdexterも含め(笑)。
あ、博物館の展示物に、Apocalyptoに出てきたマヤ族の死刑台が
あったよ(怖)。マヤ族たち、一斉に攻撃してくるけど、なんせ、
展示物で小さいので攻撃の力が届きません…(笑)。

子供から大人まで、世代を越えて楽しめるから、ホリデー・
ムービーにはうってつけで、今公開2週目くらいだけど、売り上げ
1位になってます。
日本では3月公開だそう。結構おすすめかな。

The Pursuit for Happyness (2006)

2007-01-02 10:49:55 | cinema
映画館行って驚いた。結構お客いっぱい入っているんだけど、
中年~年配者率がすごーーく高い!ちらほら、若い人もいるんだけど、
圧倒的に50代以上。大晦日だからってのもあったのだろうけど、
こんなに観客の年齢層が高いのは「ナイロビの蜂」以来だわ~。
予告編を見た限りでは、そんなに高齢者向けとも思わなかった
んだけどな?
主演はウィル・スミス。息子役で本当の彼の息子が出てます
(アフロヘアがかわいい)。
お話はルービック・キューブが流行った時代、80年代頃か?、
主人公はセールスの仕事も上手く行かず、お金がなくて
妻は出てくし、アパートは追い出されるし、息子を抱えて、
ホームレス施設にお世話になったりしながらも、証券トレーダー
のインターンの座を得て、成功をつかむために頑張る、
っていうお話です。
主人公の行動が、ときどき行き過ぎていて、えーそれってどうよ?
と思ってしまったりしたんだけど、まあ映画だからねぇ…。
ま、tearjerker(お涙頂戴)だね、って。実際、この映画で
泣く人はあまりいないだろうけど、まあ、そんな感じです。
誰もが多かれ少なかれ、人生の中で苦労してるだろうから、
共感できるところが、多少はあるんじゃないかな?
そう思うと、やっぱり若者より年配者向けかもしれません。納得(笑)。

★書き足し:日本語タイトル「幸せのちから」ていうらしく、
今月公開らしいです。