降版時間だ!原稿を早goo!

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「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★だから「羽生」はハニュウでハブなのか=4月京都編③止

2015年04月09日 | 新聞

(きのう4月8日付の続きです。
写真は、本文と直接関係ありません。「止」は、コレデ終ワリの意味です)

京都市内で、日刊ゲンダイ(大阪版・A版)は午前11時30分ごろコンビニ店頭に並んでいた。都内版と比べてかなり早いなぁ。
(東京版では早版は「AB統合版」だけど、大阪版は「A版」表示だった)

ということは、さておき。
同紙を見ていたら、
「そうだったのかぁ!」
「エウレカ!エウレカ!」(←古い?)
という記事があった。

連載「名字で見る有名人のルーツ」(『全国名字大辞典』著者・森岡浩さん)の
「羽生結弦が『はにゅう』で羽生善治が『はぶ』のワケ」
抜粋で書くと、
「羽生」は関東・信越・宮城・鹿児島の4カ所に多い名字で、
このうちハブと読むのは鹿児島と、東京都多摩地区の2カ所だけ。
残りの地域ではハニュウと読む。
従って、仙台出身の羽生結弦はハニュウ、八王子出身の羽生善治はハブと読む(敬称略)。

ポンッと膝を叩いてしまった。
僕は東京・多摩地区出身なので、
「羽生はハブでしょ⁈ 」
と読んでいたので、
「羽生結弦クンはハニュウと読むの?」
彼の記事を読むときは頭の中で
〝ハブ不可。ハニュウだぜ〟
と変換していた。

地元の学校の先生、同級生には「羽生」姓がかなりいらして、みなハブ読みだった。
となると、東京・多摩地区の人たちはスポーツ記事を読むとき
「おっと~、羽生結弦クンはハブではなく、ハニュウ読みだぜ」
と変換しているのでしょう。