降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★タバコが戻ってきた!

2011年04月29日 | 新聞
【写真は本文と関係ありません】

いま、ムダな消費こそ必要なのだ。

僕は全国2400万人分の1の喫煙者。
大震災の影響で、生産中止を余儀なくされた国産タバコ(マイルドセブン系)がようやく販売再開された(^-^)

久しぶり見た、マイルドセブンスーパーライト(ソフト)。
コンビニやキオスクで見られるようになり、
「1人2個までの制限販売ですか?」
「いえ、制限は来てませんので、どうぞお好きなだけ(笑)」とスタッフ。
大人だから、常識ある範囲の5個買いました。
次いつ会えるかわからないもんね。


「国産ものは葉ブレンドだから、JT他工場でフル生産しても通常販売は6月下旬」
という記事を見たけど、
まあ、いいか(^o^ゞ

京都の知人から「関西にはマイルドセブン系が意外とあるよ」
というメールが来たので、買い出しGW旅行にしようとしたけど、
まあ、いいか(^-^)/



いま、ムダな消費こそ必要なのだ。


( ̄0 ̄)/

★東京新聞は機敏というか過敏というか。

2011年04月28日 | 新聞

福島第一原発「レベル7」事故、直撃。
東京新聞(中日新聞東京本社発行)夕刊のコラム「放射線」が急きょ
「紙つぶて」
に名称変更。
……う~む。
過敏といえばいいのか、機敏といえばいいのか。


それなら、同紙夕刊の文壇ブッタ斬り名物コラム
「大波小波」
は変更しないのかしらん?


( ̄人 ̄)


★なぜ朝日・読売だけなのだ?

2011年04月27日 | 新聞
【写真は本文と関係ありません】

政府と書かずに「菅政権は」「菅政権は」と何度も書かれると、
なんか含むところでもあるのか?
と思ってしまう。
「首相批判もいいが」の社説(26日付)を読むと、
やはり朝日新聞は菅政権に優しいね~
と感じる。

朝日は、高成田享氏(仙台大学教授、元論説委員)を、
復興構想会議(議長・五百旗頭真防衛大校長)に出しているから、
増税批判の「撃ち方ヤメ~」。

読売も、ナベツネ会長の番頭・橋本五郎特別編集委員を出しているから、親菅路線。


スッカラ菅の品性の下劣さが見える。
本来なら、茨城新聞、河北新報などの地元紙から委員お願い、が筋だろう。
大手新聞委員「二本釣り」で、メディアの口封じ→増税しましょうってことなんだろう。


部数400万部以下、
キャンキャンうるさいだけの日経、毎日、産經新聞はどうでもいいやぁがスゴい(←声は掛けられたけど、蹴った社もあります)。



(▼皿▼)


★朝日がゲンダイを倒した。

2011年04月26日 | 新聞
【写真は本文と関係ありません】

日本を代表する自称・高級紙か、
日本を代表する(笑)タブロイド紙の雄か、注目の一戦!
朝日新聞元記者が、日刊ゲンダイ元記者に勝った。
完勝(?)の12330票差。

東京・小金井市にはまったく関係ない、僕がひそかに(笑)注目していた同市長選挙=4月19日付。

新ごみ処理施設問題などを争点に、
現職(66=自公推薦)に挑んだ、
朝日新聞政治部出身の佐藤和雄さん(53=無)が、
日刊ゲンダイ元記者の橋詰雅博さん(60=共産支持=!)を破り、新市長に。



終われば、ノーサイド。
僕も「ふ~ん、まあ、やっぱりなあ」
さあ、気迫の見開き新聞広告を出している週刊ポストでも買いに行こうかな、と。今は、消費こそ大事だし……。



( ̄▽ ̄)


★上海之新聞多々日本広告。

2011年04月25日 | 新聞
「ル童手当、10月廃止
日本政府12日表示、現在給中学生以下ル童、毎月13000日元的扶助、由干大地震后火区百廃待光等原因……」
児童手当、10月廃止
ということなんだろうか?

新宿を歩いていたら、
「ご自由にどうぞ」
と書かれたタブロイド紙(写真)があった。
僕は、新聞(行政広報紙も!)何でもいただきます!読みます派だから手にしたけど、意味が分かるようで分からない上海の新聞だった。


「日中商報 商情/商机/商道」。
月2回発刊、発行は「日中商報駐中国上海朕烙処/地址:上海市安元路梅山大楼」(←変換できない文字ありますm(__)m)。
よく見ると、東京・新宿西新宿が「地址」で、定価450円/部。

オールカラーだけど、紙質がよくないせいか、印刷が悪いせいか(まさか凸輪?)何となく黒く全体がくすんで見える。
日本で印刷したのかしらん。

広告は日本のものばかりで、「お色気」系もある。
『華僑美髪中心@池袋』
また、事務所や飲食関係不動産ものも
『厨房新品、中古器具歓迎』
03番号もあるが、
ほとんどの連絡先が「090、080」携帯番号。


大震災の記事と原発放射能ダダ漏れ記事ばかりというのが、つらい。
今の日本のニュースはこれしかないのか。


(ToT)

★BOOK・OFF の買い取りがまた下がった(>_<)

2011年04月22日 | 新聞
【写真は本文と関係ありません】

地震のとき、横揺れで本が吹っ飛び、雪崩のように崩れた。
これはいけないと、たまった本をすこしでも少なくしようと、BOOK・OFFに持っていった。

このご時世か、1カ月前と比べ、買い取り価格(注)が下がっていた……2カ月連続。

▽村上春樹『1Q84』全3巻含む単行本は、
一冊155円(以前は@200~180円だったのに)
ただし『村上春樹/雑文集』(新潮社)は高価買い取りだって(笑)
村上本、BOOK・OFFでも強し!

▽『老後に本当はいくら必要か』など新刊書店で販売中の新書は、
一冊40円!(同80円)
どははははは←笑うっきゃない。

▽『運命の人』全4巻含む文庫は、
一冊30円(同50円)
どははははははははは。

大日本印刷グループに入ってから、
BOOK・OFF買い取りはかなり厳しくなっている気がした。
まあ、部屋が片付いてコーヒーが飲めたからいいけど(>_<)

(注)地域や店舗により、買い取り価格は異なるそうです。



★赤塚不二夫を読んだのだ。

2011年04月21日 | 新聞/小説

漫画家のあだち充さんは、僕の同級生の親戚だった。
だから、なんの関係もないのだ(笑)
秋田書店の壁村耐三編集長は、僕の持ち込み漫画を『月刊漫画王』に掲載してくれた。
「面白いね。また持ってきなさい」
その人が、漫画の神様・手塚治虫さんの原稿を
「今ごろ書き上げても遅いんだよ! もう印刷に間に合わねーんだよ!」
と破り捨てた「大」編集者とは知らなかった。

この『赤塚不二夫のことを書いたのだ!』(武居俊樹、文春文庫=写真)を読むまでは。

映画化されるが、予告編を観る限りでは同書とはまったく別物(と思う)。
武居本は、小学館・少年サンデー側から見た赤塚不二夫像であり、
出版社を舞台にした、昭和の漫画誌青春期&漫画家群像を描いている。

▽赤塚さんは、実は絵が古くさく、ほとんどのキャラクターは○○さんが描いていた!
▽赤塚さんは、古谷三敏さんらをアシスタントのボスにして、漫画制作に分業制を確立したプロデューサーだった!
▽赤塚さんは、石井いさみさんや芳谷圭児さんらの面倒もみていた!(←絵がうまい人が好きだった)
▽「天才バカボン」が、講談社・少年マガジンに電撃移籍し、再びサンデーになぜ戻ったかの真相
(↑サンデー側から見ているから、分かったようで分からないのだけど)
……などが、昔漫画少年だった僕にはウン十年目の驚きであり、懐かしかった。

◆昭和の漫画誌勃興期を描いた本=講談社編集側から見た本には、光文社新書『マガジンとサンデー』があり、
集英社・少年ジャンプ側からみた記録には、名編集長・長野規さんの『さらば、少年ジャンプ』(幻冬舎文庫・絶版)がある。
あとは、少年画報社と秋田書店か……。


( ̄0 ̄)/


★朝日vs日刊ゲンダイ一騎打ち。

2011年04月19日 | 新聞

【写真は本文と関係ありません】
4月24日(日)は統一地方選の後半戦。
何にも関係ないけど、
僕がひそかに注目している市長選がある。

東京・小金井市。
現職(66)に挑むのが、
朝日新聞元記者のS氏(53)
日刊ゲンダイ元記者のH氏(60)で、記者対決。
朝日vsゲンダイ、相手にとってともに不足なし! 
どはははははは。

ちなみに、朝日新聞地方版の「展望」記事では、ともに15行(←当たり前。過不足あるとウルサイからね。選挙妨害だと怒鳴り込まれることもあるし・笑)


日曜日夜、個人的に注目の一戦なのだ( ̄0 ̄)/



★ポートフィノ日本1号だ。

2011年04月18日 | 新聞
すこしだけど
ほんのわずかだけど
カネを回さないとならない! 日本経済のために。

大震災前にオーダーしていたIWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)の新作ポートフィノが届いた。
「正規輸入日本1号ですよ」と時計店スタッフ。
本当かなあ。

一新された2011年新作ポートフィノ・クロノグラフ。
デイデイト、インダイヤルからわずかに覗くローマ数字、ハンマー形プッシュボタンが古典的。
オンでもオフでも使える、IWCらしい端正なフェースがいい(^-^)


「あちらからの輸入は通常通りなんですけど、日本から本社に持っていく修理品のチェックが厳しいと言ってました」
……放射能の影響かぁ。


(>_<)

★3.11は本震じゃない?

2011年04月16日 | 新聞
遺体があった。目を覆うばかりの悲惨があった--。
新聞社系の自己規制された震災臨時号とは全く違う、
記録として緊急出版された「FOCUS」と「FRIDAY」を読んでいる。
ありのままの被災地、原発現場写真と、懐かしいFOCUS文体。
やるじゃん、新潮社&講談社。


その中の、思わず震えた記事--。
福島浜通りを震源に依然続く余震、
福島→茨城北部→千葉東方沖→東京湾と南下してくる「巨大余震」。

「大震災以後、日本全国の地震活動が極めて活発化しているのは言をまたない。震度6~7程度の余震は、これからも起こるでしょう。
東日本大震災の方が『本震』ではなく、今後起こりうる巨大余震の『前震』だったということもありうるのです」
(東大地震研究所の古村孝志氏『FRIDAY』4.29日号=写真右)



ほかにも、
なぜかauしか通じない原発作業棟、決死の現場作業員に対する東電の傲慢ぶり、あの大倉乾吾カメラマン復活とか、写真誌の面目躍如。
「FOCUS」「FRIDAY」は買うべきだ!


(>_<)