「あ、ついにやったな……」と思った。
朝日新聞7月30日付オピニオン面「主筆若宮啓文が迫る」は、クレジットなしのソフトバンク全面広告ではないか。
「本紙編集長が□□社長に聞く!」は、業界紙がよくやる手法。あからさまな広告は読まれないことがあるが、記事扱いなら読まれる。
健康もの、高齢者マンション、旅行もの全面広告が多い朝日新聞。
記事広告には、左肩・右肩に「広告」という四角囲みの、ある一定の大きさのクレジットを入れないとならない(あるいは「企画編集=新聞社広告局」)。
でも、同じ効果を得る『対談』という形なら分からない。
かなり手が込んでいる。
「若宮 孫さんは3・11の直後に建設株を大量に売買して、100億円を大きく上回る利益を得たといううわさがありますが?」
「若宮 自治体が土地提供などで協力しても、発電事業の収益は9割以上をソフトバンクがとるそうで……」
「若宮 自民党の谷垣総裁が、日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)を買収した孫さんに持続的な経営を約束してもらったのに売り抜けられたと不信を語っていました(中略)
……今度もうまくいかなかったら、さっさと引き揚げちゃうんじゃないかと言う人もいます」
必ず、マイナスの質問を投げ、社長に否定させるパターン。
いやらしい。
記事のゲラ校正やりとりは多かった気がする(笑)
8月から、ソフトバンク広告の出稿に注目。
あるいは定期購読増か。
(;¬_¬)