降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★「最悪」の方がいいと思います。

2012年08月31日 | 新聞
一般紙・スポーツ紙問わず、新聞編集・整理部1面担当で、やっかいなのは、
翌朝刊、同じネタが出るとき!
例えば、スポーツ紙なら「阪神優勝!」(←例えば、ですよ)
一般紙なら、この日のような時――――翌朝、やったぜ!のときもあれば、しまったぜ!のときもある。
各紙同じデータ(記事)だから、レイアウト・見出しで「比べられちゃう→問答無用その差歴然→反省会トホホホホホ」。でも、当番デスクは直接の面担当じゃないから、我関せずなのだ。

8月30日付、首都圏一般紙朝刊トップ=写真。
▽朝日新聞「最悪32万人死亡/南海トラフ地震M9.1想定」
▽読売新聞あれ? 「首相問責決議を可決/国会事実上の休会」
▽毎日新聞「南海トラフ/死者32万人 最悪時1015平方キロ浸水」
▽日経新聞「死者最悪32万人/南海トラフ地震 政府被害想定」
▽産經新聞「死者最悪32万3000人/南海トラフ巨大地震被害想定公表」
▽東京新聞(中日新聞東京本社発行)「M9死者最大32万人/南海トラフ想定 7割津波犠牲」

ナンチャッテ紙面審査委員会としては、
「この場合は『最悪』32万人とすべきではないだろうか。さらに、見出しに『原発』も言及すべきではなかっただろうか。
インフォ・グラフィックスは、やはり朝日が抜きん出ていると言わざるを得ません」
とリポートせざるを得ないのであります。


/□☆□\

★PR誌は有料なの?無料なの?

2012年08月30日 | 新聞

僕は、新潮社PR誌『波』、角川書店『本の旅人』は有料年間定期購読(→つまり郵送)で、
文字が小さくて中高年には読みにくいなぁ系の、講談社『本』、筑摩書房『ちくま』は社に郵送されてくるものにパラパラ目を通し、
岩波書店『図書』、角川春樹事務所『ランティエ』、幻冬舎『星星峡』、朝日新聞社『一冊の本』は書店カウンター「ご自由にどうぞ」を(あれば)いただいて読んでいる。

巻頭特集によって、たまに集英社、小学館PR誌を読みたいこともあるのだが――。
神保町2誌は複雑。
集英社『青春と読書』、小学館『本の窓』はなぜか、
有料販売の書店と、無料配布の書店があるので、アレレなのだ。例えば『青春と読書』
▽東京・杉並区の書店は有料(90円)販売
▽同・中央区の書店は無料配布

――なぜ、同じ冊子で0円誌と90円誌があるのかしらん。知らないで持って帰ったら万引きになっちゃう。
――なぜ、神保町の出版社だけ2通りなのかしらん。

そのあたり、杉並区の書店員も分かっているらしく
「あ、あの~、この2誌、ウチは有料なんですぅ」
と恐縮していた。


σ( ̄∇ ̄)

★日本橋丸善は楽しい(^3^)

2012年08月29日 | 新聞
ウオッホン。
小生は毎夜、この稿を和装に着替へ、文机に座つて執筆して居る。
天下国家、波高し。憂へて居る。
「モンブラン萬年筆149」太軸を走らせ、伊東屋製原稿用紙にしたため書生に出稿を頼んで居る。
(←だはははははははははははは。大ウソ。
1度言ってみたかった、笑)
ところが先夜、家人は不在、書生と女中は遅き夏休暇とやらで帰郷中なため、
「おぉ不覚じゃ。萬年筆のインキが切れたではないか! 仕方なきゆえ、日本橋丸善へ購入に行かねば」

日本橋丸善(東京・中央区)=写真。
ハヤシライス発祥の地であり、多くの文豪・作家がペンなど所望に訪れている。
「なにごとも、まず形から入る」僕は、万年筆や本を買いにちょくちょく行くが、最近気づいた。

▽日本橋店のみの、別注ブラウン系ブックカバー
大日本印刷グループ(他にジュンク堂書店、ブック・オフも!)丸善は各地にあるが、本の包装紙はいずれも昔からの「白地に黄色イラスト」ブックカバー。
ところが、日本橋店のみ別注のブラウン系カバーなのだ。「ここは本店ですので、ウフフウフフ」と女性スタッフ。

▽地下1階万年筆売り場には「山田さん」がいる
モンブランのインクやリフィル取り扱いは特約店だけなので、インク壺からの吸入法などを教わりに行く。
ある日、何げなくみた『文具上手』(土橋正、東京書籍1575円)に、同店売り場でよく話を聞く方がいらっしゃった。
山田明治さん(70)。
ブルーブラックインク(モンブランではミッドナイト・ブラックと表示)の扱い、ペンの洗浄法など懇切丁寧に教えてくれた。
「粘度が高いボールペン用インクが多いですが、これはスラスラ書けますよ」と勧められ、
伊デルタ・ドルチェビータのリフィルをSTデュポン「イージーフロー」に替えてみた。
(大きな声では言えないが、日本のジェットストリームのほうがスラスラである。日本の157円ボールペンはSTデュポンを超えた!)

――というわけで(?)、日本橋丸善は上階(書籍)も地階(ステーショナリー)も楽しいのだ。


(^_^)/

★ゲンダイ見出しに絶句した。

2012年08月27日 | 新聞
極太G黒字のフロント・インデックス見出しを見て絶句した――
『石原伸晃 激ヤセ、薄毛』(8月25日付日刊ゲンダイ)=写真

薄毛――――。
ゲンダイだから、
「まあ、タブロイド夕刊紙だからなぁ」
ですまされるかも(?)だけど、一般紙がつけたらどうなるだろうか――。

朝刊1面インデックスに、上記見出しを入れたら、たぶんこうなる。
(1)ゲラを見た校閲部、すっとんで来る。
「ちょ、ちょっと、こりゃマズイよ。『激ヤセ』はいいとして『薄毛』デカデカは……整理デスクは許可したのぉ? 人の外見云々表現はしないほうがいいよ」

(2)確信犯の担当整理。
「フン、いけないかなぁ。ハゲとは書いてないし」

(3)校閲デスクのほか、校閲部長まですっとんで来る。
「だめだ、こんなあげつらう表現は! 問題だぞ、これは。おいっ、整理部長はどうなんだ!」

(4)騒ぎを聞きつけた整理デスクや整理部長は、上記見出しゲラを見て青い顔になる。
「こ、これは……党幹事長に対し、なんということを。だめだ、だめだ、薄毛なんて表現は! おいっ、そんな不快表現ぐらい分からないのか、キミ(担当整理)は!」

(5)共同通信チャイムが鳴りひびくなか、校閲部長、整理部長が面担整理を取り囲み、社内騒然。
整理部長「おいっ、キミ(担当整理)は外れろ! デスク、この版から面担を代えろ! おまえ(面担)は奥に来い!」
……となると思う。

日刊ゲンダイは常日ごろから
例えば「菅、仙谷、枝野…日本をダメにした3バカ大将」
なんてエトキ(キャプション)をつけているから、薄毛なんて問題にはならないのかもしれない(きっと)。


( ̄0 ̄)

★新聞切り抜きの謎を追え( 終)

2012年08月26日 | 新聞
【8月24、25日付の続きです】
京都のブック・オフ三条で買った旧赤版岩波新書に挟まれていた書評の新聞切り抜き=写真。
これ、ナニ新聞なのだ?

25日付で書いた「(5)『生きる場の哲学』地紋にカギ」があると思う。
この地紋、整理部が指定すると
「M(明朝)黒字/細ケイ囲み/上2分の1アラ網地紋」
になる。
この「ケイ囲み指定」と「アラ網地紋」スクリーンを当時よく使っていたのは、産経新聞(当時は「サンケイ新聞」)!

さらに、サンケイ裏付けになりそうなのが、この書評切り抜き裏の記事の組み方=写真右。
3段目小見出し「自由交易ゾーン構想」=同ピンク付箋の左。

普通、整理者(と大組み者)は、「小見出し2行どり指定」にするのだが、
「1行どり」で組むという、だらしなさが見える。

1981年当時のサンケイ新聞は活版。
「倍数組みで、だらしない組み方だったね」(僕の整理部先輩デスク)
聞くと、活版時代の新聞には
▽行数組み=最上段から最下段まで、行が崩れずに行がピシッとそろっている
 →朝日、読売、中日、日経
▽倍数組み=最上段と最下段までの行がめちゃくちゃ。
「記事が入ればいいじゃん型の、あたりかまわず倍数インテルをぶちこむ、だらしない組み方」(当時の活版大組み者談)
 →サンケイ、スポーツ新聞(いずれも活版組み当時のことですからね。現在のことではありません)

――というわけで、以上
「細ケイ囲み指定」「アラ網スクリーン地紋」
「小見出し1行どり」
手掛かりで、サンケイ新聞@大阪の切り抜きではないだろうか。
あるいは、地元インテリ層の支持が高い地元紙・京都新聞かもね(←3日もかかって『あるいは京都新聞かもね』かよ!)
――というわけで、
◎最有力=サンケイ新聞@大阪
○ 有力=京都新聞
が導きだされたけど、外れてもドンマイドンマイ。


(o・・o)

★謎の新聞切り抜きを追え(2)

2012年08月25日 | 新聞
【8月24日付の続きです】
京都・三条のブック・オフで買った旧赤版岩波新書(古本105円)に挟まれていた、几帳面に切り抜かれた新聞の「書評」=写真。
これは、ナニ新聞の切り抜きなのだろうか?

切り抜きから読み取れること――――
(1)かなり古い15字活字組みで、凹凸がある活版印刷である
(2)活字書体は、ハネと縦軸の細さからみて、読売でも毎日書体でもなさそう。
やや朝日、日経フォントに似ている気がする。
(3)横見出し余白に赤スタンプで几帳面に「MAR.16.1981」(1981年3月16日付)が捺されている
(4)京都あるいは大阪など、大阪本社エリアで発行された新聞らしい。
(5)「生きる場の哲学」という凸版のアミ地紋に注目したい。

以上から推理すると――
(1)(2)(4)この昭和56(1981)年当時、全国の新聞社は活版組み・凸輪印刷だった。
日本経済新聞、朝日新聞だけがCTS(コンピューター組み版)を始めていたが、移行したのはいずれも東京本社だけ。
京都をエリアとする朝日大阪本社のCTS化は1988年。大阪本社CTSネルソン稼働は、東京に遅れること8年後なのだ。
 【ゆえに】朝日書体に似ているが、朝日なら関西圏をエリアとする大阪本社は、当時まだ活版組みだったはず
 →→となると、朝日かもしれないね。

だが、ちょっと待った!(←ひとり突っ込み、笑)
書評などの特集もの編集は東京本社CTSが一括するはず(各本社には電送)。
 →→やはり、朝日ではなさそうだ。

(3)几帳面に捺された赤いスタンプのインクはシヤチハタのようだ。
また、紙片にはザク切り跡がなく、何の迷いもなくカッターで切り抜きをしてある――
この作業をしたX(エックス)さんは恐らくこんな人だろう。
「小さなことも決しておろそかにしない、なにごとも真面目に丁寧にコツコツと仕事をする」
京都勤務か在住の人ではないか。
 【ゆえに】チビた鉛筆も最後まで使いきり、定時5時帰りをするであろう(笑)Xさんの真面目さ・律儀さは紙片から読み取れるが、
肝心の、切り抜きもと新聞名は不明。
せっかく日付を記したXさんの、掲載記録不足がつくづく悔やまれる。
 【ゆえに】独特なスタンプ印字フォーマットを考慮すると、もしかしたらXさんは図書館関係の人ではないだろうか。

(5)この「地紋」こそが最大のヒントになる。

……ながくなったので、後日に続く(かも)。


(^_^)/

★古書に挟まっていた新聞切り抜きを追え。

2012年08月24日 | 新聞
古書の書き込みから「元の持ち主どんな人?」と探る「痕跡本」が人気だけど――――。

先日、京都・ブックオフ三条で買った岩波新書旧赤版『日記/十代から六十代までのメモリー』(五木寛之、1995年第1刷)は105円だった。
「探していたんだよねぇ、105円、超ラッキー!」
とパラパラめくったら、赤茶けた新聞切り抜きが挟まっていた=写真。
「生きる場の哲学/花崎皋平(岩波書店・三八〇円)」
「最先端の問題をさりげなく」
書評の切り抜きだ――さすが、京都どすえ、アカデミックやわぁ。

几帳面に切り抜かれた書評紙片を見た。
ワッ、活字が超小さい!
余白に「MAR.16.1981」と赤いスタンプが丁寧に捺されている。
つまり、1981(昭和56)年3月16日付の『生きる場の哲学』という本の書評を、
X(エックス)新聞からXさんが切り抜いたもの。
切り抜きは14字で組んであるけど、箱組みだろうから、1段15字組み時代のものだ。
――昔の人は、こんな小さな新聞活字を読んでいたのかぁとタメ息(昔といっても、たかだか31年前だけどね)。

では、ナニ新聞の切り抜きなのだ。
懐が広いフォントは朝日書体のように見える。記事に「ワリ」【注】が入っているから活版組みだ。

しかし、1980年9月には朝日新聞は全面CTS(コンピューター組み版)ネルソンに移行しているから、この活版組みはあり得ない。
朝日ではないのか? 
では、ナニ新聞なのだ。
う~む、深まる謎(←そんな大げさではないけど、やはり気になるし…笑)。
…………長くなるので、続く。
【注】ワリ=活版組み時代、活字の間に挟んだ小さな金属片。
行の頭に「、」「。」が来るのを避けるため、前行を1字少なくしてワリ片を入れて15字分にした。
1倍活字を三分にした「三分ワリ」が普通。CTS後は禁則処理で自動的にワラれるようになった。


( ̄0 ̄)

★パクりましょう、いいものは=一般紙編

2012年08月23日 | 新聞
【8月14日付の続きです】
新聞の紙面編集セクション・整理部は(大きな声では言えないし、自慢できることではないので言いたくないけど…笑)パクり合いである。

朝日新聞「天声人語」書きうつしノートが60万部以上売れたので、
読売、毎日新聞もそれぞれ同じ「1面下・名物コラム」書きうつしノートを発売
――ということは、さておき。

▽ホワイトスペースで紙面構成は朝日が先駆
「オワッ、罫を1本も使用せずレイアウトしている! ホワイトスペース(アキ=空白)を罫代わりにしている! こりゃスゲー!」
と、朝日夕刊文化面を見て若き日の僕は驚いた。
コンピューター組み版CTS「ネルソン」を稼働させた直後の1981年ごろ。
(以前にも書いたけど、1980年CTSネルソン開始直後の朝日新聞東京本社整理部はスゴかった。
イケイケドンドンだった。デザインセンス、見出しセンスよしの異才異能ぞろいの集団だったと思う)

1981年ごろ、ある日の朝日夕刊文化面10段(←当時は現在と違い、1ページ15段編成)。
左肩タタミは16字組み・段間16Uで、その右タタミは14字組み・段間12U、その下タタミは18字組み2折り(←例えば、です)
この3ボックス間を8~10倍ぐらいの「アキ=空白=ホワイトスペース」で区切る。
当時は「区切る=罫」が普通だったから、アキで区切るは衝撃だった。
 →今では、各紙生活面をはじめ、アキ=区切る、は当たり前ですね。

▽スクリーン地紋は要らないよ。
コレも朝日が先駆(だと思う)。
現在、メーン見出し(→いわゆる凸版見出し)は
「ベタ白ヌキ」「15%アミ地紋」「80%アミ地紋」か、黒字・字間ツメ見出し
の2~3種になった。
10年前の新聞メーン見出しは
タテ線・ヨコ線・斜線地紋、グラデーション地紋、渦巻き・日の出・花柄・竹柄・ボール柄(←球春、高校野球で使った)地紋……
など60スクリーン以上あったから、朝日の無駄スクリーン廃止は快挙だった(←産經のほうが不用地紋整理は早かったよ、という説あり)。
 →現在の新聞で、タテ線・ヨコ線地紋見出しなんて見たことないでしょ?


さらに、今では普通に新聞で見るアレも――――――――
長くなるので、後日に続く(かも)。


(^_^)/

★向田邦子さんが生きていれば…

2012年08月22日 | 新聞
きょう8月22日は、僕の「好きだった人」の命日――。
作家・向田邦子さん。
1981年、台湾旅行中に航空機事故で死去。享年51。戒名・芳草院釈清邦大姉。

「どこで命を終るのも運です。仲よく暮して下さい。お母さんを大切にして。私の分も長生きすること。」(妹の向田和子さんに宛てた「遺言状もどき」から。原文ママ)
向田邦子さん――。
昭和のテレビドラマ界を駆け抜けた脚本作家というより、
僕にとっては『思い出トランプ』で直木賞(1980年)を取り、さぁ作家稼業全開! の翌年、衝撃死した佳人薄命の女性。

生きていらっしゃれば、83歳。
直木賞選考委員をやられていた(委員は80歳前後で退任)と思うし、
愛用のパーカーでエッセイ・小説をまだ書かれていたはず。善キ人早ク逝ク――。

新書で読んだのか、新聞文化面で読んだのか、雑誌だったのか思い出せないのだけど、
向田さんを慕い、絶賛する関係者インタビューのなかで、「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」に出演した樹木希林さんのコメントが意外だった。

「私はこんな性格だから敢えて申し上げますが、私は(脚本の向田さんに)いい印象はございません。
『時間ですよ』の本編間に入るケンちゃん(堺正章さん)とのコントは、あの人は書きませんでした。悪くいえば、お任せ。ですから、私とケンちゃんで考えて演っていたんですよ、ずっと」

ハマさん・樹木希林(当時は悠木千帆)さんらしい発言。
確かに、いろいろな向田特集を見ても、「寺内貫太郎一家」に比べ、「時間ですよ」はあまり言及がないのが気になっていた。


20年間ともに走った盟友・久世光彦さん(2006年死去。享年70)は言っていた。
「三島由紀夫だって毎年別冊が出るわけじゃないのに、向田さんは8月になるたび雑誌の特集が組まれたり別冊が出る。すごいよなぁ」
…………本当だなぁ。


( ̄▽ ̄)

★中日か?毎日か?=京都・番外編

2012年08月20日 | 新聞

--新しい毎日新聞?
--新しい中日新聞?
京都・河原町を歩いていたら「フリーペーパー/ご自由どうぞ」とあったので1部いただいた。
よく見ると、中国語--だから「中日」なのか。

「中日新報」題字は、毎日新聞インテリジェント・ブルーと同じではないか=写真。
▽毎日新聞=刷り寸左右25倍×天地同34倍(55×74ミリ)
▽中日新報=同31×34倍(67×75ミリ/倍は新聞編集で使う単位。1倍は88ミルス=8U=約2.3ミリ)
以前の、毎日新聞題字の大きさだ。

さらに、フロント1面最上段に「インデックス」。
これは、まるで日経新聞のようだ。

中面には日本語版(写真)4ページがあるが、「です・ます」「だ・である」が混在。
デスクか誰かチェックしていないのかというレベルではなく、
明らかに、どこかから来たメールをそのまま流し込んだ形。
とほほほほほほほほ。

4段見出し「中国空母は年内に服役/名称に省名採用の可能性」--
服役? 
中国では、こういうのだろうか。
(ちなみに「空母は強国の象徴であり、強大な攻撃力を持っている。空母を保有する国は使用する決意と自信が必要だ」と記事。あ~、そうですかっ)。


(`・ω´・)