降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★来年は明るい?五木寛之さん。

2010年12月30日 | 新聞
どこの社もそうだけど、
どうせ10日前ぐらいに仕込んだんだよなぁ、おせち新聞
……と知りつつ、今年も買ってしまった夕刊紙「新春特別号」=写真は日刊ゲンダイ。

52ページ建て、1部250円。
安藤忠雄さんはいいとして、高田純次さんがなぜ「日本復活へ提言」しているのか分からないけど、まあ、いいか。

で、年末最終号に必ず登場するのが、五木寛之さん。
今年の寄稿は「下山の春を楽しもう」。

「私たちの国は、いま、下山の季節に入っている。それは穏かで、実りある時代なのだ。」

昨年と比べ、少し「明るさ」が感じられる(笑)(ちなみに、毎年カラーページ扱いだったけど、今回はモノクロ面)

とにかく、元日からの新連載新聞小説「親鸞/第二部」を楽しみにしようっと。

( ̄0 ̄)/

★3D朝日新聞、何だか楽しみ(^-^)

2010年12月29日 | 新聞
ここまでやるか、と思った。
朝日新聞が
ついに? いよいよ?
3D紙面。

元日付第5部(別刷り)から開始。
専用メガネを無料配布して、まあ楽しみといえば楽しみ。

となると、次は……
流行りの「特別付録」に違いない! きっと(笑)
「月刊野性時代」だって角川文庫の特別付録を付けるんだし、
宝島社的に、段ボール梱包コラボ付録つき新聞か?

▽映画「相棒」公開記念特別付録・杉下右京手帳か?
▽東京都とタイアップの築地市場ガイドブックか?
▽どっかのブランドとコラボの新聞整理袋(笑)か?
▽提携紙の日刊スポーツか?
▽週刊AERAと週刊朝日(写真)か?
……付き朝日新聞かもしれない。


……………………来年、あり得る気がする。


( ̄0 ̄)/


★ホンダ株価がトヨタを上回っている。

2010年12月28日 | 新聞
ホンダ(東証7267=27日3295円)が、またトヨタ(7203=同3230円)株価を抜いた。
……ってニュースが以前はベタ記事になったけど、今はならないねぇ。
トヨタは北米重視が裏目だし、リコール問題の民事制裁金が重荷になっている。

9月にホンダとトヨタの株価が逆転、10~11月はトヨタが勝ち、今月に入り再びホンダが逆転した。
行け行け! ホンダ。
株主の僕は嬉しいぞ(←何で?)

それだけではない(*^-')
利益でもホンダは3期連続(08、09、10年度)トヨタを上回っている!


思い出したくない。
米公聴会で英語が話せず、社員の前で涙ぐんだトヨタ社長を見て、
「こりゃ、あかん。留学してたのに英語もしゃべれないのか……(←公聴会なので正確な表現を求められたため、通訳を立てたってことは分かるけど)」
ってトヨタ株を見切って、正解?



( ̄∇ ̄ )

★あの銭湯で転んだ( 笑)

2010年12月27日 | 新聞
小池徹平クンのドラマや、
休湯日には風呂ロックを行っている、
JR中央線の名物銭湯・弁天湯(東京都武蔵野市吉祥寺本町)に行った=写真。
で、記念に(?)風呂場で転倒した(笑)おもいっきり。


あられもない局部丸出し。カランッ、カラカラカラ~ン!(プラスチック洗面器が滑る音)
客は年配客5人ほどだったけど、チラと見ただけ。さすが人生の先輩は小さなコトには動じない。
腰をしたたかに打ったので慌てて脱衣場に戻った……痛痛痛痛痛。

少し休んで番台を通り、下足箱に出ると
ポスターの小池徹平クンが裸で笑っていた……(銭湯内に、今も番台に上がるおかみさんとの2ショット写真多数)。

※ 東京都の銭湯入浴料は450円(回数券10枚つづり4300円)。関西は安かったから入浴料って各地で異なるんだね。

★朝日「7歳の『孤立無援』」に泣いた。

2010年12月24日 | 新聞
【写真は本文と少し関係あります】

朝日新聞22日付歳末企画
「7歳の『孤立無援』/2010警視庁 取材メモから」(東京本社・武蔵野版)
には泣けた。
的を射た見出し、記事もお涙ちょうだいにならないように抑制をきかせている。

今年1月、都内。
両親(31の養父、23の実母)に竹刀で暴行を受け、わずか7歳で虐待死した少年の周囲を追跡取材したもの。


ケースは違うが、
先日、取材である16歳の高校生に話を聞いた。
貧困、酒乱、家庭内暴力、虐待、親権放棄の末母親失踪……
不幸と悲運のマイナス・スパイラルに、わずか16年しか生きていない高校生は茫然自失だった。


「父親は大嫌いです。憎んでいます」
酒乱で小さいころから暴力を振るわれ、40代母親と兄、小学生の弟とともに逃げたという。だが、今度は母親が生活苦から失踪。
「母さんは悪くない。仕方ないんです。母さんは守ってくれました」
母親は最後まで無償の愛を子どもたちに与えるが、
ある日、限界が来たのだろうか。
……それを受け入れる子。


普通の16歳なら、コミックやケータイや友人らと遊びたい盛りだろうに、
今日の、
今夜の、
明日の、
生活すら危うく、必死の子がいる。
「……なぜ、こんな目に遭わなきゃなんないんだ……ガッコ行きてー、戻りたい」
と、うつむきながら小さな声で言った。


話を聞いたお礼に、食事をおごった。
「ありがとうございました。オレンジジュース、すごく久しぶりに飲みました」
きちんと礼をし、パーカーを着て、小雨降るクリスマス前の街に消えていった。



……ごめんな。君に、何もできなかった。



★auスマフォIS03に困った( ̄0 ̄)

2010年12月22日 | 新聞
スマフォで出遅れたauの逆襲となる(かな…)AndroidスマートフォンIS03は――


バッテリー消耗が早すぎる!
iPhoneやdocomoのスマフォと比べて、1日もたない気がする(←使用してみての実感)。
それで、早期予約者に
「予備バッテリー1個プレゼント!」
なんてキャンペーンをやっていた理由が分かった。


もちろん、バックライトを落としたり、Wi-FiやGPSをオフにしたけど、普通に使っていたら
朝100%→昼すぎには「残量50%」
にダウンしてしまう(←お知らせ小窓に出ます)。
う~ん、スマフォが1日危ういのは、かなり怖い。


で、IS03のいい点は、
・シャープ製だから、かなりケータイメニューに近い。auケータイよりは処理は速いし、操作性は良好(ただ、タッチパネルは感度良すぎかも)。
・auカラーのオレンジボディは斬新で、ラウンドフォルムも持ちやすい。
・高性能9.6メガのカメラ機能は扱いやすい。

……ただ、
自慢のおサイフケータイ機能で、Suica、Edyなど主力が「今後対応」ってのはいかがなものか? そりゃ、パンフの小さな活字を読み落としたのもいけないんだけどぉ……。

【Android(au)IS03は買いか?=★★★☆☆】
祖父は言っていました。「家電や乗用車の初代のものは慌てて買わない方がいい」→なるほど。


( ̄▽ ̄)

★五木寛之さん(78) はダンディーだった。

2010年12月21日 | 新聞
【写真は本文と関係ありません。ドリームジャンボに大行列の銀座売り場】

五木寛之さん(78)の講演会に行った(龍谷大学主催)。
聴衆の方々は高齢で、四半世紀以上に及ぶ五木ファンも順調に加齢しているなぁ
……ってことはさておき、元日から中日新聞など有力地方紙で「親鸞/第2部」がスタートする。
一時体調を崩されたようだけど、顔色もよく、黒のタートルネック、ツイードのジャケット、イタリアの靴は相変わらずのダンディー老人作家。
入稿、順調そうですね(^-^)/


演題は「仏教とシルクロード/シルクロードの幻想」。
五木さんは第一次休筆前、『燃える秋』取材で見城徹(現・幻冬舎社長、当時は角川書店編集者)さんらとイラン取材旅行に行かれた。
自身の見られたイラン→ガンダーラ→半島→奈良正倉院→京都祇園祭にわたる壮大な(?)見聞記を披露。


っとことはもう一度さておき、
来年はいよいよ浄土真宗グループ挙げての「親鸞聖人750回大御遠忌(ごおんき)法要記念」イヤー。
それに合わせ、西本願寺は「龍谷ミュージアム」を4月オープンさせる。
ときの政府をはるかにしのぐ財力を持っていた真宗の大谷探検隊や多彩な仏教美術品を一堂に集めたという。


……門徒2500万人が動く「聖人特需」で、少しでも景気回復につながればいいなあ、と。


( ̄▽ ̄)

★恥ずかしいぞ、木村太郎さん。

2010年12月20日 | 新聞
【写真は本文と関係ありません】

こういう「はい一丁あがり~」的署名コラムを見ると、新聞社も読者もばかにしている気がする。

東京新聞12月19日付「太郎の国際通信」。
社説面の真ん中だから、それなりの扱いなんだけど、コラム中身は
……スカスカ、手抜き。

クリスマスのプレゼント話で、なにかいい話でもあるかいな? と読むと、
ネットのサイトを書き抜き&切り張り&行数稼ぎ。

最後は
「このホームページを参考に、思いやりを贈ってみてはいかが。」
切り張りのあとは、このワンパターン締め。
……トホホ。情けない。


肩書の「木村太郎、ジャーナリスト」って何? 
こういうのを、手抜き原稿というのだ。
後輩の池上彰さんにコラムの書き方おしえてもらいなさい。



(▼皿▼)



★やはり新聞は斜陽産業なのか……=パリ編(終)

2010年12月17日 | 新聞
パリ&海外視察で気づいたこと。

▽老人以外買わない新聞
ライター、タバコ、雑誌、土産もの、ガム、キャンディー、なぜか国旗……パリ市内で見かけた新聞スタンド(写真)には何でもあった。
スタンドというよりボックスで、かなり重厚。
タブロイド紙がメーンで、老人以外買うのを見なかった(←日本と同じだけど、無料紙が充実しているからか)。
カフェでもiPhoneをいじる人は見かけても、新聞を読んでいる人は見なかった(泣)……紙の新聞は世界的に衰退産業なのだなぁ。

▽悪名チップはさほどうるさくない
タクシーのメーター表示が「4ユーロ」でも、最低「6ユーロ」は支払わないとダメ。何のためのメーターか分からないけど、最低料金6ユーロはルールらしい(日本の基本料金と同じ)。
ちなみに、ホテルのメーク係には2ユーロコイン1枚を置いておけばいいが、置かなくても問題ないみたい。置けば、アフリカ系スタッフが笑顔を見せて挨拶する程度(笑)

▽日本の高税にびっくり
セブンスターが1カートン(10個入り)が羽田空港国際線免税店で2900円!
国内では4000円以上だから、いかに税金が高いか分かった……。
ちなみに、同免税店街にはロレックス、オメガ、エルメスなど有名ブランドが出店しているが、
国内価格と比べ、どこも驚くほど安かった!(←円高もあるけど)だいたい国内価格の15%オフ!
羽田空港国際線は日本だけど、日本でないのが残念(-_☆)


( ̄0 ̄)


★大塚HD(東証4578)2140 円かよ……

2010年12月16日 | 新聞
【写真は本文と関係ありません。ダ・ヴィンチコードでおなじみの、パリ・ルーブル美術館ガラスのピラミッド】

2010年最後の大物(?)大塚ホールディングス(東証4578)が15日、上場した。
公開価格は2100円。

朝方につけた初値2170円があれよあれよと2153円まで下がった、売り優勢の終値2140円は先行き心もとないなあ。
社業発展、今後ともヨロシクお願いしますね(^3^)


主幹事は野村證券。
一部情報では「11月25日上場」だったが、延びていたのが気になる。
第一生命の二の舞にならなきゃいいけど……。


(▼皿▼)