●阿呆首相と言われても仕方ない(笑)！

【写真は本文と関係ありません】
「阿呆首相」「あウソ太郎」とはウマイね、サンデー毎日。さすがの日刊ゲンダイも、ここまでは言えなかった？

一国の首相が母国漢字を読めないのは「赤面すべき恥ずかしいこと」。
もっと恥ずかしいのは
「ん？　単なる読み間違いだなぁ」
と開き直ることで、物笑いの収拾を図ろうとしたこと←事態収拾どころか、もっと笑われたけど(笑)。

で、話は戻って、と。
阿呆首相ＫＹ語録の2008歳末総決算－－
▽低迷＝ていまい（普通は、ていめい）
▽物見遊山＝ものみゆうざん（普通は「ゆさん」）
▽参画＝さんが（普通は、さんかく）
▽踏襲＝ふしゅう（普通は、とうしゅう）
▽有無＝ゆうむ（普通は、うむ）↓だから、下も読めない…。
▽未曾有＝みぞゆう（普通は、みぞう）
▽措置＝しょち（普通は、そち）←これは朝日新聞記者の聞き間違いかもしれない…肩もつわけじゃないけど。
▽煩雑＝ひんぱん（普通は、はんざつ）←これは参院本会議で言ったけど、老眼なので見間違いかも。
▽前場＝まえば（東証では、ぜんば）何が「経済の麻生」だ！
▽偽装請負＝ぎそううけあい（普通は、うけおい）

タハッ、すごいバカ丸出し。
さらに、経済財政諮問会議では
首相「たらたら食べて、飲んで、何も（健康管理を）しない人の分の医療費を、何で私が払うんだ？」
保険料は皆で支え合う制度でしょう。

●京もみじの穴場！瑠璃光院＝僕の百寺巡礼第25 番。

僕の「百寺巡礼」第25番。
京都の上の上にある、天皇家を支える「八瀬の童子」の八瀬大原の里にひっそりおはしますは「瑠璃光院」（るりこういん）。
京の人にもあまり知られていない（らしい）穴場的もみじの寺だった――いやぁ、ここは素晴らしい！　言葉が出ないほど美しい紅葉が見られましたぁ＝写真は書院２階から11月24日。

知らなかったけど、テレビで何回か取り上げられたらしい。瑠璃光院は年に２回だけ限定一般公開（←日本人は『限定』に弱いよね）されるという。知人とタクシー運転手に勧められ、初めて行った。京都市内から車で30分ぐらいほど。

小さな山門を入り、見上げると、オレンジ、赤、茶、緑、深紅、黄の紅葉が幾重にも重なり、美山を燃えあがらせていた。
絶句。ビューティフル。
昔の人の自然へのアートディレクションに拍手パチパチなのだ。

数寄屋造りの書院から見た庭園「瑠璃の庭」も素晴らしい。ビロードのような苔庭に、散りもみじ。円窓に切り取られた赤・オレンジ・茶色の楓の競演。
こぢんまりした書院と合わせ、ここの紅葉は僕が見てきた中でも最高でした！　来年も訪れよう――ホテルを予約しなきゃ。
【瑠璃光院】最寄り駅は叡山電鉄八瀬比叡山口。特別公開は新緑・紅葉の季節２回だけ。本願寺の歴代門跡がたびたび訪れたという。

●僕の「新聞支局巡礼」←五木寛之さんのパクり。

五木寛之さん(76)が百寺巡礼なら、僕は「新聞社支局巡礼」にしようっと。
で、１回目は伝統ある「毎日新聞元京都支局」。

このセンスいい「1928」ビル(写真)は毎日新聞元京都支局。1928年に建てられたアールデコ調のビルで、バルコニーや、大阪毎日社章の★マーク跡が残る。

三条通りのランドマーク的ビルで現在は、こ洒落たブティックやカフェが入っている。元支局ビルをこのまま活用したオーナーのセンスの良さに脱帽してしまう。さすがぁ京都。

で、毎日新聞京都支局は現在、烏丸通り丸太町上ルのビルに移転。
それにしても、歴史を感じさせるセンスいい建造物で、日本の新聞社支局で一番ではないか、と思う。

●京もみじ、よろしおすえ←11月24日現在

今年も見ることができたぁ－－京都のもみじ。
若いときは全然関心なかったけど、最近は枯れゆくものや散るものに、心動かされてしまう。
順調に加齢している証拠でございます。ホ、ホ、ホ。

写真は、京都・岡崎疎水。今が盛り(？)の紅葉で、名所旧跡に行かなくても、町なかのもみじもよろしおますなぁ←ニセ京言葉、えらい堪忍おすえ。

ちょうど紅葉のピークがドンピシャ３連休に当たり、特に嵯峨野・嵐山は大混雑で、「行ったらあきまへん。そう簡単には市内に戻れまへんで」と、タクシー運転手が言っていた。

紅葉が終わると、京都の街は南座から師走の準備が始まる。
－－ところで、紅白歌合戦の司会者はなぜこんなに発表が遅れているのだ？ ←といったら突然発表された。

●アパ代表を、あの佐藤優氏が絶賛←新刊オビに書いてある…。

いま、小松基地や空自で人気の(笑)情報発信マガジン「月刊Apple Town」と『報道されない近現代史／戦後歴史は核を廻るせめぎ合い』を、アパホテルで入手！
って、当たり前。アパグループ代表・元谷外志雄氏の本だもん。あれ？ 以前は代表だったのに、C.E.Oになっている。なぜ、英語？

『報道されない近現代史』は産経新聞出版が刊行＝写真。興味深い関係だけど、自費出版だね。
あの作家・佐藤優氏が大絶賛(←オビにそう書いてある)し
「異能の実業家・元谷外志雄氏が描くグローバリゼーション後の帝国主義的国家対立の姿に戦慄した」
という。う～む、戦慄したのか。
おまけに「客室用／ご自由に閲覧ください。フロントにて発売中。税込み1575円」で商魂たくましなのだ。

「月刊Apple Town」12月号はズバリあのクーデター論文が掲載されていて、その他にも
「ビッグトーク／真実の歴史を教えることで、日本を誇りと自信の持てる国に」
があり、愛国満載を強調している。
なんだか情報マガジンよりはオピニオン誌（月刊で発行部数は55000部）だけど、いろいろな意味で面白いから全部読んでしまったのだ。

●それでも投資を勧める日経新聞はエライ？

今がチャンスです！ 株や投資を、100年に一度のバーゲンセールのうちに購入すべきです！
まるで証券会社営業マンのような記事が散見される日経新聞、日経ウ゛ェリタス＝写真。
経済紙の鑑(かがみ)だね。

トヨタ自動車でさえ株価3000円、７割減益という恐怖のリセッションのなか、さらに「日本経済全治３年」といわれるなか、「貯蓄より投資でっせ！」路線は読者目線なのか、と考えてしまう。
だけど、ある意味では好機到来でイエスなのかも。楽観視あふれる経済紙なのだから当然か。

日経新聞は年収500万円以下は相手にしませ～ん――と以前聞いたけど本当なのだね。

●評判悪いょトヨタ相談役←株主だから言わせてもらいます。

【11月19日の続きです＝写真は本文と関係ありません】

……言い忘れましたけど、僕は御社（トヨタ自動車＝東証7203）の株主です。ですから、奥田相談役の「メディア脅し発言」は、株価が6000→3000円台よりも残念です。

今回の奥田発言のポイントは次のとおり。
▼スポンサーを降りて、マスコミに報復してやろうか発言＝19日付でも書きましたが、1000億円広告費をタテにマスコミを脅すのは、とても経済界トップの発言とは思えない、品の悪さと悪意を感じます。

▼（厚労省バッシングをしているワイドショーは）中小企業やパチンコが（スポンサーを）やっている発言＝懸命に生産活動する他企業を見下すのはいかがなものでしょうか。
確かに、御社トヨタは日本最大の製造業ですが、他社を蔑視する発言は看過できません。
例え、厚労省バッシングに怒り心頭でも、です。問題は厚労省の業務システムと懇談会の無意味さではないでしょうか。

僕が何より怖れるのは、御社トヨタの通期営業利益74％減よりも、経営トップの余裕の無さと品性の悪化です。驕りが怖いのです。100年に一度の大津波のいまだからこそ、手腕の見せどころのはずですが。

このところのトヨタ、いったい、どうしたんだ……。日本経済の先行きが、さらに心配になったＯ(≧▽≦)Ｏ
次期株主総会はいったいどうなるのか懸念します。

●青のピカソに逢った。

ピカソはあまり好きじゃなかったけど、「本ピカ」に遇ったら好きになった。やはり違うなぁ、迫力。

六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催中の「魂のポートレート／ピカソ展」に行った＝写真。
近くの国立新美術館でもジョイント開催で、こちらサントリー美術館の方がミッドタウン内だから(？)楽しめるかも。帰りは六本木で遊べるしぃ。

いつも思うんだけど、絵の前50センチぐらいにまで接近する年配者が多くて困る。オバサンの背中を見に来たんじゃないし…。

ミッドタウン内ではさまざまな国産デザイン商品やオブジェがあり、ピカソアートとは違う現代アートが見られるのも楽しい。

で、ピカソ。
青の時代の「自画像」の、青が好きだ。明るくもないし、ネガティブでもないし。
新聞カラー指定なら、シアン75％、マゼンタ25％、ＢＬ25％かくらい？ なんて、絵を見て考えたの僕ぐらい？

●トヨタ相談役「脅し」発言、中日系新聞は１段扱い←当然だよね。

【写真は本文と関係ありません】
これも、トヨタ・ショック。
11月14日の、奥田碩トヨタ相談役の
「(懇談会座長を務めている)厚労省バッシングは目に余る。ワイドショーで連日２～３人がワアワア言っているが、国民が毎日見ていれば洗脳されてしまう。スポンサー降板でマスコミに報復してやろうか」
発言にはビックリした。「やろうか」なんて言葉遣いもすごい。
世界同時恐慌→収益大幅悪化で、精神的余裕もなくなったのか、日本最大超優良企業のウルトラトップ。

確かに、トヨタは既に広告費を昨年の1083億円から三割減を発表しているが、「番組構成によってはさらに、やるからな」的発言はかつての貫禄＆余裕も感じられない。
日本最大の広告費1000億円をタテに、メディアを脅しにかかるなんて、トヨタどうしたんだ？

で、この「奥田発言」を朝日新聞（東京版）は３段見出し＆外部コメント付きで大きく扱ったけど、地元・中日新聞の東京新聞は１段扱い…当然です。

●オバマ次期大統領はタグ・ホイヤーなんだね。

【写真は本文と関係ありません】
ニュース映像をなにげなく見ていたら、オバマ次期大統領がはめていた腕時計はタグ・ホイヤーだった！　意外。パワーエリートだからOMEGA(安倍元首相がしていた)、オーデマ・ピゲあたりかと思ったら。

タグ・ホイヤー。タイガー・ウッズがイメキャラでおなじみのルイ・ヴィトングループの腕時計ブランド。
安くはないけど、もうすぐボーナスだし～まあいいか、と買いに行った。

でも、一瞬のニュース映像だけで買いに行く自分が怖い……だから早く定額給付金12000円くれ。