あらためて書きます。
【新聞社の整理部】編成部ともいう。出稿部から出た記事を読んで見出しをつけ、グラフィックや配信写真を取り込み15~20分で1ページに組むセクション。
約1時間30分ごとに
毎版組み替える若手中堅中心のニュース班
前出し特集班
の2部編成で、社によって違うが60人ぐらい在籍。
「いい整理記者は社の財産だよん」なんておだてられた時代もあったが(笑)今はその手にはのらない。
【ダイヤ】キヤノン製エディアンあるいはCTS(コンピューター組み版)で組み上げた大ゲラはプリンターから出力。
バイトくんたちが各部門に配り、短時間(5~15分)に校閲部&各デスク→整理部長がチェックする。
校閲面担からの「いいっすよ~」のあと、「降版OK」の指示で印刷部門に版下データがファイル送信され、各サテライト工場輪転部門に回される。
↑ここまでが編集整理部の責任範囲。
降版遅延は発送別会社に多額の損害を与えるため、かなり厳しく制作管理部によって時間設定されている。
【勤務時間】朝刊担当の場合、夕方4時(デスクは3時)から翌日深夜2時ぐらいまで。同5時30分ぐらいに紙面ミーティング(昔は、お立ち台とも)。
帰りは、各新聞社契約タクシーなどで乗り合い帰宅。ちなみに、編集局長クラスは黒塗りハイヤーでお一人様ご帰還。
立ち上げ初版から首都圏最終版まで3~4版を一人で担当。だから体力職場→20~30代が主力になる。
編集局長・社長など新聞社首脳クラスには絶対になれない(笑)なぜだろう?
組合&労組担当だと出世が早い(笑)なぜだろう?
いいたくないけど、
一般紙は「A東京本社」
スポーツ紙は「Nスポーツ東京本社」
が、かつてはレイアウトでリードしていたが……だけど、最近はねぇ。
というわけで、オジサン整理部デスクが4人集まってA(写真)について話した。
……長くなったので、次回にします(^-^)/