降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★『村上海賊の娘』は380円だった。

2014年06月07日 | 新聞/小説

断捨離と直下型地震対策で、読み終えた本や雑誌を、近所のブックオフに持っていった=写真
小説などの単行本、新書、文庫、雑誌の買い取り価格は下記のとおり。
ブックオフ買い取り強化作家・東野圭吾さん最新刊『虚ろな十字架』は、なんと................!
◆お断り=地域や店舗の特性で、ブックオフの買い取り価格は多少異なるそーです。
また、僕が持っていった本・雑誌は、いずれもページ折れナシ、書き込みナシ、カバー汚れナシの3ナシ美本( のつもり )。

▼単行本=都内とあるブックオフ買い取り価格@380~120円
『虚ろな十字架』東野圭吾さん( 光文社、税別1,500円 )→380円
池井戸潤さんとともに「買い取り強化中」作家の東野さん。
「死刑は無力だ」は分かるのだけど、僕には合わなかった。
いつも感じるのは、光文社のジャケットデザインはインパクトがなくて、食指が動かない。
買い取り強化ながら、380円というほうがミステリー。
『村上海賊の娘・上下』和田竜さん( 新潮社、税別1,600円)→各巻380円
本屋大賞2014受賞作品。
大坂本願寺から始まり、僕的には掴みはOKだったけど、時代ものが苦手なのだった.........。
『豆の上で眠る』湊かなえさん( 新潮社、税別1,400円 )→290円
湊さんの本は、ハードカバーより文庫本で読むほうがいいのでは...........。

▼新書=同@70円
岩波新書『近代秀歌』永田和宏さん( 税別820円 )
講談社現代新書『プロ野球/名人たちの証言』二宮清純さん( 税別850円 )
ほか。
アカデミックだろうが、話題作だろうが関係ナシ、一律70円!

▼文庫本=同@50~20円
ハルキ文庫『密売人』佐々木譲さん( 税別629円 )→50円
ネオ警察小説。角川春樹さんを信奉されているからか、ハルキ文庫の佐々木譲さん作品は、いずれも読み応えがあると思う。気合いれているのかしらん。
新潮文庫『よなかの散歩』角田光代さん( 税別490円 )→50円
書評・エッセイ・小説、角田さんファンなんです私。
集英社文庫漱石コレクション『彼岸過迄』夏目漱石( 税別540円 )→20円
解説=三浦雅士さん、鑑賞=島田雅彦さん。
ブックオフに持っていったことを後悔している私........ (>_

▼雑誌=発売中の号@50~30円

「LEON」は50円、「オール讀物」渡辺淳一さん追悼号は30円。
「LEONのようなファッション誌は発売中か、1カ月前までが買い取り対象ですね。
それ以外の古い号は、ちょっと......」( スタッフ )
うーむ、これらの雑誌、いくらで店頭販売するのか見てみたい。


メビウス・スーパーライト2箱が買え、ケーキセットの珈琲も飲めたから、まあいいかぁでございます。