シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

コロナ環境だからだろうか、歩行者・市民は、ランナーを、「暖かく見守る」なんて、ないと思い知った。

2020-08-21 11:59:03 | マラソン

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コロナ禍で猛暑日のランは、やはり大変。

暑さも辛いが、「変な人」に出会うと気分が滅入る。

8/8のこと。15:00~16:00頃。千葉市内。
晴れ、気温33℃、暑い。
思い切って、14㎞ラン。もちろん単独。

歩行者と、すれ違った時のこと。

その1 1㎞地点

走りはじめは、風がここちよかった。
初めて、65歳ぐらいのらんなーとすれちがった。
シルバーはマスクなし、相手もマスクなし。
「今日は、すずしいですね」
「ん、そうだね」

その2 2.5㎞地点

細い道路から、市道の4m幅の歩道に出たとたんに、
自転車の全員マスクなし女子中学生6人がおついてきて、囲まれた。

「自転車は、歩道だめなんだよ」

「・・・・」

むっとした顔で、上級生らしい、かわゆいマスクなし中学生に、にらまれた。

その3 5㎞地点

風が止み、蒸し暑くなった。
同じ4m幅の歩道で、
ぶらぶら歩きの70歳ぐらいの、マスクなしのランニングシャツの、ジッコに追いついた。
いつもは、人から4m離れて追い越すため、車道に飛び降りてランする。
この日は、忘れて、このジッコの横をマスクなしで追い抜いた。

追い抜くとき、
「今日は暖かいですね」
「知らねーな、知らねーのに、話しかけるな」
「・・・・」

「走ってるから、偉いと思ってんだろう」
「そんなことはないですよ」

シルバーは、のろいとはいえ、ランだから、10mは先をラン続行。

「えらいと思ってんだろう、ばかやろう」
「・・・・・ばかやろう、ばかやろう」

「ばかやろう」の連呼が背中に、まとわりついた。

この、「イベント」のあと、さらに9㎞ラン続行。

 

 

マスクなしランナーにたいして、伊藤四朗俳優が、文化放送のスタジオで、
「マスクなしランナーに、しぶきをかけられ、きわめて不快」としゃべった。
と聞いた。

このジッコも、この俳優と、同一線上にいる。

一般市民から見ると、ランナーは、不快な人間なのだ。
市民は、ランナーを、「暖かく見守る」、・・・・なんてないのだ。

シルバーは、ずっと、考えながら、残り9㎞をランし続けた。

今後は、歩行者を追い抜くときは、4m離れて追い抜く原則をわすれない。
知らない人には、「はなしかけない」。

後味の悪いランをした。

 

 

 

 

 

 

 

 


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