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コロナ禍で猛暑日のランは、やはり大変。
暑さも辛いが、「変な人」に出会うと気分が滅入る。
8/8のこと。15:00~16:00頃。千葉市内。
晴れ、気温33℃、暑い。
思い切って、14㎞ラン。もちろん単独。
歩行者と、すれ違った時のこと。
その1 1㎞地点
走りはじめは、風がここちよかった。
初めて、65歳ぐらいのらんなーとすれちがった。
シルバーはマスクなし、相手もマスクなし。
「今日は、すずしいですね」
「ん、そうだね」
その2 2.5㎞地点
細い道路から、市道の4m幅の歩道に出たとたんに、
自転車の全員マスクなし女子中学生6人がおついてきて、囲まれた。
「自転車は、歩道だめなんだよ」
「・・・・」
むっとした顔で、上級生らしい、かわゆいマスクなし中学生に、にらまれた。
その3 5㎞地点
風が止み、蒸し暑くなった。
同じ4m幅の歩道で、
ぶらぶら歩きの70歳ぐらいの、マスクなしのランニングシャツの、ジッコに追いついた。
いつもは、人から4m離れて追い越すため、車道に飛び降りてランする。
この日は、忘れて、このジッコの横をマスクなしで追い抜いた。
追い抜くとき、
「今日は暖かいですね」
「知らねーな、知らねーのに、話しかけるな」
「・・・・」
「走ってるから、偉いと思ってんだろう」
「そんなことはないですよ」
シルバーは、のろいとはいえ、ランだから、10mは先をラン続行。
「えらいと思ってんだろう、ばかやろう」
「・・・・・ばかやろう、ばかやろう」
「ばかやろう」の連呼が背中に、まとわりついた。
この、「イベント」のあと、さらに9㎞ラン続行。
マスクなしランナーにたいして、伊藤四朗俳優が、文化放送のスタジオで、
「マスクなしランナーに、しぶきをかけられ、きわめて不快」としゃべった。
と聞いた。
このジッコも、この俳優と、同一線上にいる。
一般市民から見ると、ランナーは、不快な人間なのだ。
市民は、ランナーを、「暖かく見守る」、・・・・なんてないのだ。
シルバーは、ずっと、考えながら、残り9㎞をランし続けた。
今後は、歩行者を追い抜くときは、4m離れて追い抜く原則をわすれない。
知らない人には、「はなしかけない」。
後味の悪いランをした。
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