絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

美術史クイズ 79 解答と解説

2010-09-25 | 美術史クイズ
美術史クイズ 79

解答

第1問 ボッチチェリー

第2問 システィーナ礼拝堂

第3問 モーゼの生涯

第4問 コンスタンチヌス帝

第5問 モーゼは、BC1000年くらいの人です。コンスタンチヌス帝は、AD300年ごろの人ですから、この凱旋門はモーゼの時代にはありません。また、モーゼは、ローマに来たこともありませんから、地理的にもおかしいですね。

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解説

この絵は、システィーナ礼拝堂のサイドの壁に描かれました。後にミケランジェロがこの礼拝堂で、天井画や最後の審判を描いた場所です。ボッチチェリーの他13名の画家たちが選ばれて十数枚の絵を描きました。その内、ボッチチェリーは、この絵の他にもう一枚モーゼの生涯を描き、反対側の壁にキリストの生涯を一枚描きました。
ボッチチェリーは、父親が亡くなったため、一年でこの場を去りましたが、他の画家たちは二年掛かりで、絵を仕上げたそうです。
ラファエロの先生のペルジーノもこの中にいました。レオナルドは絵を完成させないという評判があり、メンバーに選ばれなかったそうです。

これがシスティーナ礼拝堂です。



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ルパン

2010-09-25 | 読書
アルセーヌ・ルパンを読み始めました。

シャーロック・ホームズを読んでいたら、8巻まで行って、ホームズが死んでしまいました。あれ??です。
コナンドイルは、ここで終わりにするつもりだったようです。そうしたら、読者から殺さないでくれとクレームがたくさん入ったとのこと。それで本当は死んでなかったということで、続きを描いたようです。いま、9巻目に入りました。
コナンドイルは、8巻が描き終わって、8年間の空白期間をおいて、またホームズを書き始めたと解説がありました。

解説を読んでいたら、イギリスではホームズで、フランスではそれに匹敵するものが、ルパンだと知りました。どの話がどこの国の話かなどを意識したことがなかったので、こう説明されると、それでは比べてみようかなという興味がわきました。

それで、ルパンを読み始めました。
ルパンと言えば、私は漫画のルパン3世しか知りません。確かに漫画を読んでいたときに、3世というからには、1世からいるはずだとは想像ができました。しかし、その1世について全く知りません。

図書館にあるアルセーヌ・ルパンは、全部で10巻ですが、大きな文字で読みやすいため、1巻が一日で読めてしまいます。だから、これは、全部読んでみたいなと思いました。

ルパンと言えば、泥棒ですよね。
ところが、見方を変えると、名探偵でもあるというのです。
だから、ホームズに匹敵するといわれるのかもしれません。

高価なお宝が、何者かによって盗まれた。その事件を警察よりも早く見抜いて、結果的には事件を解明してしまう。そして、そのお宝を最後は自分のものにしてしまう。というのがルパンの展開です。解明してお宝をゲットして、そこで警察にそれを渡せば、名探偵としてホームズと同じ扱いを受けるのでしょう。しかし、ルパンはそれを自分のものにしてしまうので、泥棒なのですね。

まだ、読み始めたばかりなので、ルパン3世を想像しながら書いていますから、勝手な想像で言っています。さあ、どんな内容なのか、楽しみです。

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高校生の絵 117

2010-09-25 | 高校生の絵
水彩画の60ごうです。
静かな世界を感じます。



学校の近くを流れる備前堀を描きました。
コメント (2)
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