絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

美術史クイズ 79

2010-09-24 | 美術史クイズ
美術史クイズ 79



第1問 この絵は、誰が描きましたか?

第2問 この絵は、何という礼拝堂にありますか?

第3問 この絵のテーマは、何ですか?

第4問 この絵に描かれている凱旋門は、誰の凱旋門を見て描きましたか?

第5問 この絵のおかしいところは何ですか?

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絵と題名

2010-09-24 | 絵のこと
絵の題名について

私は絵を展覧会に出品する時やどこかに展示する時だけ題名を考える。

展覧会には、出品要項というものがあって、題名を記入するようになっているから、しかたなく題名を付けているような気がする。

しかし、真面目に考えると、題名は大事だと思う。
その作品がその作品である理由とでもいうのだろうか。
他の絵ではなく、その絵であるということである。

そもそも私たちは、皆、生まれて直ぐに名前を付けてもらう。
それは、他の誰でもなく、私であるという印である。
もし、名前が無かったら、私を呼ぶ時、みんなはどうするだろう。
やはり、何か呼び方を考えて、一言で呼べる名前の代わりを作るのではないだろうか?
あだ名というのもその一つだろう。

展覧会に行くと、無題という作品がある。
それは、題名は無いという意味だろう。しかし、無題という名前かもしれない。
そうすると、結構無題と付ける人が多いので、みんな同じ無題という名前になってしまうなあと感じたことがあった。

私も、抽象画を描いていた時、無題と付けようとしたこともある。それは、何か題名として言葉を添えることで、その作品のイメージが限定される危険性を感じたからである。
そのときは、その年の数字を使って、1990年NO.1などと、付けた気がする。
作品番号にすれば、今述べた危険は解除できると考えたからである。
そう言えば、ベートーベン交響曲5番などという言い方をする。音楽は抽象だから番号で言う方がいいのかなと思った。しかし、運命というのは、誰が付けたのだろうか?
ベートーベン本人だろうか?私は知らない。

場合に寄ると、本人ではない人が付けたケースもあるだろう。
絵の場合もそういうことがある。
レンブラントの「夜警」という題名は、本人がつけたものではないと聞いた。そもそも絵自体が夜ではなく、昼の場面だと聞いたから、とんでもない間違いなのか?
話が逸れそうだから、踏み外さないように、題名について、もう少し考えてみる。

ーーーー
私は、人間に名前が重要であるように、絵も名前は重要であると思う。
それは、他との区別という意味で重要と思うだけだが。

ただよくよく考えると名は体を表すというように、題名が作品を表す物であってほしい。
昨日描いた絵の制作意図と関連して、題名はそのテーマを表すものであってほしい気がする。その題名を聞いただけで、その絵が思い浮かぶものならいいと思う。

それは絵だけでなく、映画の題名も小説の題名もそうだろうと思うのだ。

ただあまりに分かりやすくストレート過ぎると、あからさまで下品だということもあるかもしれない。そうなると、やや捻った題名がいいかなと思ったりする。
それが、作品と結びついた時、なかなかいいねえと思える題名なら尚いいのだろう。

いろいろなものが描いてある静物画で、明らかに主役ではないものを題名にしているものがあった。それは、完全に脇役のナイフだった。そして、その題名はナイフのある静物という題名だった。それを見た時、かっこいいなあと感じた。
しかし、今もう一度考えてみると、それはそのことによって、そのナイフが意味を持ちすぎないだろうか?と気になる。
もしかすると、その絵はナイフに隠された意味があるのかもしれないと考えてしまうのである。だから題名によって、絵が別の意味を持ってしまうこともありうると今は感じている。

絵の題名について、思いつくままに書いてみました。






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高校生の絵 116

2010-09-24 | 高校生の絵
これは、上り坂を描きました。
県展入選作品です。

単純な構図ですが、上って行く感じがよく描けました。味のある色使いでした。

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